Q

大学3年生
男性

面接したいことをメールで伝える際の書き方を教えてください。

書類選考を通過し、企業から「面接希望日」を聞くメールが来ました。できれば早く面接を受けたいのですが、面接したいという気持ちを失礼がないようにメールで伝えるにはどうしたら良いでしょうか?

正直、提示された日程が自分の都合と合わない場合や、逆に自分の希望日時を複数提案する場合に、採用担当者に「配慮がない」と思われないかとても不安です。

「メールは24時間以内に返信する」など、基本的なマナーは知っているつもりですが、特に日程調整で企業の都合を優先していることが伝わるような書き方や、この企業への熱意をさりげなく表現するコツがあれば知りたいです。

面接のチャンスを逃さないためのメール作成の具体的なポイントや、例文を交えたアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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シンプルで前向きな返信を心掛けよう

採用担当として学生のメールを数多く見てきましたが、熱意が伝わるけれど配慮もある書き方は意外とシンプルです。

共通点は返信の速さ、企業側の都合を優先する姿勢、前向きなトーンの3つだといえます。

返信は早く! 日程調整は日時を提示して相手の負担を減らそう

まず、返信はできるだけ早くします。そのうえで、提示された候補日時に参加できる場合は、「ぜひ面接の機会を頂きたく存じます」の一文を添えるだけでも好印象です。

一方、日程が合わない場合は、断るのではなく企業側の負担を増やさない形で提案しましょう。たとえば、以下のような書き方が自然です。

「ご提示いただいた候補日時につきまして、あいにく都合がつかず申し訳ございません。もし可能でしたら、下記いずれかの日時で調整いただくことは可能でしょうか。貴社のご都合を最優先いただいて構いませんので、改めてご指定いただけましたら幸いです。」

また、「面接を心待ちにしております」「直接お話しできることを楽しみにしております」といった前向きな一文を添えると、過度にならず熱意が伝わります。

メールは選考の一部ですが、丁寧さと前向きさがあれば十分に想いは届きます。必要以上に緊張せず、誠実に、簡潔にを意識して臨んでくださいね。

国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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企業への返信メールは迅速・丁寧・簡潔を意識しよう

面接日程の調整メールでは、迅速・丁寧・簡潔の3つが重要です。

選考では日程調整のメールも含めてビジネスマナー、コミュニケーション力、誠意が伝わることになります。

返信を24時間以内におこなう、結論を明確に書く、相手の都合を優先している姿勢を明確にする、ということを心掛けて対応していきましょう。

熱意は前向きさで表現! クッション言葉で配慮が伝わる

また「早く面接したい」という熱意は、直接的な表現よりも、前向きさとして表現するほうが自然で好印象です。

たとえば、「ぜひお話を伺いたく、可能であれば早めの日程を希望しております」といった婉曲表現で十分伝わります。

もし提示された日程に合わない場合は、配慮と誠実さを示すために「大変恐れ入りますが~」「もしご調整可能でしたら~」といったクッション言葉を使いましょう。

実際のメール例を知って不安を解消させよう!

例文としては、こんな感じです。

件名 面接日程のご連絡(氏名)
本文
このたびは書類選考通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
面接日程につきまして、〇日・〇日のいずれも対応可能でございます。
ぜひお話を伺いたく存じますので、ご都合の良い日時をご指定いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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