Q
大学3年生
女性
就活で企業からの電話に出る際、フルネームを名乗るべきですか?
就職活動が本格化し、企業からの電話を受ける機会が増えてきました。ただ、電話に出るときに「はい、〇〇です」と苗字だけを名乗るのがいいのか、それとも「はい、〇〇 〇〇です」とフルネームで名乗るべきなのか迷っています。
採用担当者からの電話は大切な場面なので、できるだけ失礼のない対応をしたいと考えています。
また、「もしもし」と最初に言うのはビジネスマナー的にどうなのか、さらに電話に出られなかったときの折り返し連絡の仕方や、印象を良くする言葉遣いのポイントも知りたいです。
就活中の電話対応で、好印象を残すための名乗り方やマナーについて教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
所属と名字を名乗ろう! 「もしもし」は禁物
私が気をつけているのは「所属と名前(苗字)」を確実に答えるという点です。フルネームである必要は必ずしもありません。
大学生であれば、電話に出るときには「はい、▲▲大学の◯◯(苗字)でございます。」と答えるのが最も丁寧で一般的です。
特に、相手企業の連絡先をアドレス帳に登録しており、着信時に相手が誰かわかる場合もあります。このようなときに最初に「もしもし」と言うのは禁物です。
非通知設定や見知らぬ番号であった場合も、「はい、◯◯(苗字)です。」とだけ伝えるようにしてください。
すぐに電話に出られなかったときの言い方をマスターしよう
そのほか、電話にしばらく気が付かなかった(取るのに3コール以上かかった)場合は「大変お待たせいたしました」と冒頭に述べましょう。
また、電話に出られなかった際は、相手の営業時間中になるべく早く折り返しの電話をかけてください。「先ほど◯時頃にお電話を頂戴いたしました◯◯です。採用担当の▲▲さまはお手すきでしょうか? 」と、丁寧に伝えることを徹底しましょう。
電話応対は、毎回改善点を意識しているうちにどんどん上手になっていきます。なんとなく電話を受け答えするのでなく、すべては社会人になる前の練習だという意識を持って対応しましょう。
就活中に電話に出るときはフルネームで名乗ろう
就活で企業からの電話に出る際は、「はい、山田太郎です」とフルネームで名乗るのが最も丁寧で好印象です。
フルネームは誠実さと礼儀を示すマナーとして評価されます。
苗字だけでも失礼ではありませんが、就活中は丁寧すぎるくらいでちょうど良いと考えると安心です。
一方、「もしもし~」「あ、どうも」「誰ですか? 」などのカジュアルすぎる対応は避けるべきです。
また、電話に出られない時間帯はサイレントモードにし、不在着信が来た場合は当日~翌営業日の午前中に折り返すのがマナーです。
折り返し時には礼儀正しく! 事前にメモを用意するとなお良い
折り返しの例としては、「先ほどお電話をいただきました、応募中の山田太郎と申します。折り返しご連絡いたしました。お時間いただいてもよろしいでしょうか? 」という簡潔で礼儀正しい言い方が理想といえます。
電話中のポイントは、語尾を伸ばさずはっきり話すこと、相手の言葉を復唱して確認すること、聞き返す際は「恐れ入りますが~」を使うことです。
また、メモを用意して日時、場所、持ち物をその場で正確に控えることで、社会人としての信頼感が高まります。
電話対応一つをとっても、あなたの社会人としての基礎力が試されています。
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