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面接での「病院」の言い方を教えてください。

今度、志望している病院の面接を受ける予定の学生です。面接対策をしながらふと思ったのですが、面接の場で病院のことを指すとき、「御社」「貴社」のように適切な呼び方があるのでしょうか?

友達と話すときのように「この病院」や「そちらの病院」と言うのは失礼な気がしています。

いくつか病院のホームページを見ましたが、法人名や施設名が複雑で、どう呼ぶのが一番丁寧なのか迷っています。面接で、自分が応募している病院を指すときに使う、正しい言葉遣いや言い方について、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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面接での病院の呼び方は? 「御院・貴院」を使おう!

相手の病院を指す言葉としては「御院(おんいん)」もしくは「貴院(きいん)」を使うのが一般的です。

やや耳慣れない言葉だと思いますが、医療関係業界においては普通に使用されていると思われます。

使い分けとしては、「御社・貴社」と同じように、対面の場合で話すときは「御院」、書類に書くような場合は「貴院」を使用するようにします。

どちらも普段の生活では使用しない言葉だと思いますので、面接などの場でスッと「御院」という言葉が出てくるまで、練習を繰り返してください。

ただ、会話の流れだったら「こちらの病院では~」という言葉を使用しても、そこまで失礼にはならないでしょう。

病院に就職なら「御院」で統一するよう気をつけよう!

志望先が病院でなく、病院などを取りまとめる福祉法人の事務局などだったら「貴法人」や「御法人」とするべきです。

ただし、病院のメンバーである看護師としての就職を希望しているのであれば、その病院が所属している「〇〇社会福祉法人」「▲▲会」などの名称でなく、御院という言葉で統一するべきだと考えます。

また、どこか志望先と別の病院を指す言葉が必要であれば、「〇〇病院さん」が良いでしょう。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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面接で病院を指すときは「貴院」「御院」を使うのが正しい

病院面接で呼び方に迷うのは自然なことです。医療機関は企業と異なる文化があり、就活本では詳しい説明がないことも多いため、不安になるのも当然です。

病院を指すとき、最も丁寧で無難な表現は「貴院(きいん)」ですが、これは書き言葉に使われる敬称です。企業の「御社」、「貴社」に相当し、履歴書や志望動機など文書で使います。

文書と口頭で敬称を使い分ける意識を持つ

一方、電話や面接など口頭での場面では「御院(おんいん)」と呼ぶのが一般的で、より自然で丁寧に聞こえます。「この病院」や「そちらの病院」はカジュアルな言い方になるため、面接では避けたほうが安心です。

社会福祉法人や医療法人が母体の施設でも、実際に働くのが病院であれば「貴院」、「御院」と施設名に対して敬称を使うのが正しい対応です。

たとえば、「貴院の理念に共感し志望しました」など文書での使用や、「御院の〇〇科での実習経験から患者様への対応に魅力を感じました」といった面接での口頭表現が好印象です。

もし、病院のホームページ(HP)に複数施設の名前があるため迷った場合は、正式名称をそのまま使うのも丁寧な方法です。「医療法人〇〇会△△病院を志望した理由は…」と正確に伝えましょう。

さらに、面接官が話のなかで「当院」という言葉を使うことがありますが、これは病院側が自分たちを指す表現なので、自分から使う必要はありません。

ただし相手の言葉に合わせて「当院」を使うことも失礼には当たりません。施設の種類によって敬称は異なります。

病院なら「貴院」、「御院」、診療所やクリニックの場合は「貴施設」、「御施設」、社会福祉法人の場合は「貴法人」、「御法人」が適当です。

これらは文書では「貴~」、口頭では「御~」と使い分けます。面接においては、この使い分けを理解して正しく使うことで礼儀が伝わり、良い印象を与えられます。

したがって、面接の場面で迷ったら口頭では「御院」、文書では「貴院」を使うのが基本です。言い方に気を配る姿勢は評価されるため、自信を持って対応してください。

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