Q
大学4年生
男性
2次面接で聞かれることは何ですか?
今度、志望企業の2次面接を受けることになりました。1次面接は無事に通過したものの、2次面接は「深掘りされる」「より会社のことを理解しているか問われる」と聞いて、とても緊張しています。
2次面接では、具体的にどのような質問をされることが多いのでしょうか? 特に、1次面接で聞かれた志望動機や自己PRを、より深いレベルでどのように準備し直せば良いか悩んでいます。
また、面接官の役職が変わることで、回答に求められる視点も変わってくると思いますが、どのような点に注意して臨むべきでしょうか?
2次面接ならではの質問の傾向と対策、そして心構えについて具体的なアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
2次面接=実務適性のチェック! 過去と未来を深掘りしよう
2次面接では、1次面接よりもさらに深いレベルで質問される傾向があります。
質問の例
・志望動機の深掘り:「他社ではなく当社でなければならない理由は?」
・長所・短所の具体化:「あなたの強みは職場でどう役立つと思うか」「短所をどう克服してきたか」
・学生時代の経験・強み、入社後のビジョン:「10年後どんなキャリアを描いているか」
逆質問の時間も絶対に設けられるので、志望度や準備度を確認されることを意識しましょう。
面接官の役職を意識して貢献と協調性をアピール!
志望動機や自己PRの準備としては、エントリーシート(ES)や1次面接で話した内容と矛盾しないよう一貫性を意識することが最も重要です。
また、具体的なエピソード(数字や成果を交えて)を準備し、逆質問では業務内容やキャリアパスに関する質問で入社意欲を示すことが求められます。
面接官の役職が変わることで、回答に求められる視点も変わってきます。
1次面接が人事担当者で人柄や基本的なコミュニケーション力をみるのに対し、2次面接は現場の管理職や部門長が担当し、実務適性・チームでの働き方・成果を出す力を見ています。
学生時代の経験を仕事にどう活かせるかで具体的に語り、協働力や課題解決力を強調すると良いでしょう。
2次面接では本気度と入社後の再現性を深く見られる
2次面接は、企業から見て本気度と入社後に活躍できるか(再現性)をチェックする重要な場です。
1次面接があなたを知るための初歩的な場であるのに対し、2次面接はあなたが企業に合うか、リスクがないかを確かめる場といえます。
このことから準備をしっかりおこなえば大きなチャンスになる一方で、緊張するのも当然です。2次面接で特徴的なのは、1次面接で話した内容の深掘りが多くなることです。
一次面接の回答がどこまで掘り下げられるかが鍵になる
たとえば、「その経験で主体的におこなったことは?」、「なぜその選択をしたのか」、「その強みをどう活かせるのか」といった、理由の理由を詳しく尋ねる質問が増えます。
このため、自己PRや志望動機は結論→理由→具体例→学び→活かし方といった段階的に深掘りできるよう整理しておくのが有効です。
また、企業理解や志望度が強く問われます。
たとえば「他社の選考状況は?」、「最終的に当社を選ぶ決め手は?」、「当社のどこに成長できる可能性を感じるか?」などです。
企業側は応募者が本当に会社で働くイメージを持ち、企業の価値観と合っているかを重視しています。
そのため、企業研究は会社の理念や事業内容だけでなく、自分と企業の相性まで語れるレベルに高めましょう。
さらに、面接官の役職によって評価視点は変わります。1次面接が現場社員中心で人柄や協働力を重視するのに対し、2次面接は中間管理職や人事担当者が多く継続的に成果を出せるか、考え方の一貫性を見ます。
特に役職者は矛盾を見抜くスキルが高いため、自分の価値観を軸にした誠実な回答が求められます。
心構えとして、2次面接は落とすためではなく、会社に合うかを最終確認する場と理解してください。
過去の経験や価値観を自分の言葉で丁寧に語れば、必ず企業に伝わります。準備の精度を高めつつリラックスして臨むことが合格への重要なポイントです。以上の点を踏まえてしっかり準備して臨みましょう。
二次面接で深掘りされる質問や落ちてしまう人の特徴などは以下の記事で解説しています。突破して次の面接につなげるためにも以下の記事を確認して入念な対策に取り組みましょう。
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