Q

大学3年生
男性

就活における中小企業の探し方を教えてください。

現在、就職活動中の大学3年生です。これまで大手企業を中心にインターンシップや説明会に参加してきましたが、競争率が高く、なかなか結果につながらず焦りを感じています。

最近は「中小企業も視野に入れたほうが良い」とよく耳にしますが、実際に探そうとすると数が多く、どこから見れば良いのかわからず困っています。検索しても企業サイトや求人情報が大量に出てきて、取捨選択ができません。

「安定していて、ある程度の給与がもらえる会社が良いな」と漠然と考えているのですが、この考え方は甘いでしょうか?

中小企業を効率的・効果的に探すための具体的な方法や、企業選びの際に持っておくべき視点について、キャリアコンサルタントの方に教えていただきたいです。おすすめのサイトやツール、大手志向の就活生が中小企業を見るときに注意すべき点などもあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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中小企業探しは基準が大事! まず安定と給与の解像度を上げよう

中小企業を検索しても数が多すぎて選べないという悩みは、実は「見つからない」のではなく、選ぶための「基準(解像度)」が少し粗いことが原因かもしれません。

「安定していて、ある程度の給与が欲しい」という考え自体は決して甘いものではありませんが、検索条件として使うには具体的ではありません。まずは「何をもって安定とするか」を数字で定義することが、効率的な企業探しの第一歩です。

企業の実態を知るための基本データは、人間でいう身長や体重のようなもので、「従業員数」「資本金」「創業年数」「売上」の4つとなります。

特に「安定」を見極める指標として非常に有効なのが「創業年数」です。企業の生存競争は非常に厳しく、創業から30年以上生き残る企業は全体のわずか数%しかありません。

創業年数に注目! 優良企業を見極める指標を持とう

つまり、もし「従業員35名、創業40年」という会社を見つけた場合、それを「地味で小さな会社」ととらえるのは間違いです。データの裏側にある生存率を考えれば、それは激動の時代を生き抜いてきた「超優良な安定企業」であると言えます。

実は日本企業の約75%は従業員10人以下の規模です。ですから、従業員が30名以上いて、創業から30年以上続いているというだけで、それはすでに上位数%に入る素晴らしい実績を持った会社となります。

このように「創業30年以上」「従業員数◯◯名以上」といった具体的な数字の基準を持って検索をかけてみてください。そうすれば、膨大なリストの中から、あなたに合った隠れた優良企業がきっと見えてくるはずです。

国家資格キャリアコンサルタント/交流分析士インストラクタ―

小山 亜矢子

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中小企業探しはハローワークやエージェントを活用しよう!

中小企業を探すのであれば、新卒応援ハローワークや、民間の新卒用エージェントのなかでも中小企業を取り扱っているようなところを探すと良いでしょう。

安定してある程度の給与がもらえる会社が良いという考えは、決して甘いものではありません。それがあなたが大事にしている価値観であれば、まったく問題ないです。

しかし、中小企業は大企業とは異なる部分もありますので、事前にしっかりと理解したうえで就職活動に臨みましょう。たとえば、大企業に比べて福利厚生が整っていない場合があることを頭に入れておく必要があります。

ギャップを防ぐために企業研究と財務状況の確認をしよう!

また、大企業に比べて仕事内容が幅広くなる傾向にあるため、入社した後に仕事内容でのギャップが起こりやすいことも考えられます。そのため、説明会やOB・OG訪問で入社後の業務内容について確認をしておきましょう。

特に安定性という面でいうと売上の安定性も重要になります。決算書などが公開されているかなど、財務状況も確認できると安心です。

会社規模だけで判断するのではなく、企業理念や事業内容に共感できるか、そして自身の価値観と合うかを多角的に見て判断することが、後悔のない選択につながるでしょう。

あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

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