Q

その他
回答しない

自分のやりたいことがわからず追い詰められています。

21歳のフリーターです。現在カラオケのアルバイトをしながら転職活動をしていますが、なかなか転職活動が難航しているので両親がお金を出してくれて、医療事務の通学講座に通っています。

一度公務員の専門学校にも通わせてもらったのですが、どうも魅力を感じずやりたくないなという気持ちばかり募り家出をしてしまったり学校を頻繁に休み精神科に通うようになったりしました。

今もカラオケバイトを休みがちになり、郵便局のバイトをやってみようなどと思っているのですがまた休んでしまうのではないか、また辞めてしまうのではないか、医療事務の資格を取って転職活動が上手く行ったとしてもまた短期間で辞めてしまうのではないかと不安です。

ほかに興味がある職業はあるのですが、本当にやりたいことかもわからず、職場を転々とする訳にもいかず不安でどうしたらいいかわかりません。

両親にも、大学卒業する人と渡り合える最後のチャンスなんだからもう無駄にするなと言われててなおさらストレスで追い詰められています。

長々と書きましたが、何から手を着けたら良いのかアドバイスをお願いしたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

プロフィールを見る

両親と距離を置いて自分でキャリアについて考える時間を作ろう

質問者さんへのアドバイスは「親の言うことから一旦距離を取りましょう」です。

質問内容に書かれていることからの推測ですが、これまで質問者さんが自分自身で進路を決めたというより、ご両親の影響が大きいように思えます。現在、転職活動がうまくいかないということで、医療事務の通信講座に通わせてくれているのですよね。その前は公務員の専門学校にも通わせてくれている。どちらも親からのアドバイスなどがあり、質問者さん自身も「そうかな」と感じて始めたのではないかと想像してしまいます。

医療事務も公務員も「安定した収入を得るため」という視点で選んでいませんか。もちろんそれ自体が悪いわけではありません。しかし質問者さんの場合、勉強しているうちに意味が見出せなくなり、続かなくなってしまったということは、その目的では気持ちが続かないのだと思います。

さらに今の状況について両親から「大学卒業する人と渡り合える最後のチャンス」という言葉があり、それがなおさらストレスになっているとのこと。ご両親の言葉には、質問者さん自身の自己理解を促す意識はあまり見受けられず、世間一般的に考えてこうするのが良いだろうという価値観でのアドバイスです。

ここはいったん両親へ「自分で考えて決めるから」といったことを伝え、両親から心理的に距離を置いてみてはどうでしょうか。そのうえで改めて自分自身と向き合う時間を持ちましょう。この作業をしっかりしないでいると、再び両親の価値観から来るアドバイスで、質問者さん自身の気持ちが明確でないままの選択が繰り返される気がします。

自分の将来を考えるときは自分の得意なことを主軸に置くのがおすすめ

キャリア構築において自分自身を理解するときのコツは「得意なことは何だろう」という視点で考えてみることです。「やりたいこと」は変化することがよくあります。しかし「得意なこと」は小さい頃から培われてきたものなので、大きく変わりません。また「得意なこと」に携わっていると楽しいですし、成果も出やすくなります。成果が出るとその分野に興味が出てくることもよくあります。

本格的に何をするか決まるまでは今のアルバイトを続けるでも良し、興味のあることをしてみるのでもいいでしょう。また、行き詰ったときはキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。全国にキャリア形成リスキリング支援センターというところがあり、厚生労働省からの委託で運営されており、無料でキャリアコンサルティングを受けることができるのです。専門家からの客観的な意見やアドバイスを受けると視野が広がることもあるので、ぜひ利用を検討してみてください。

得意なことがはっきりすると自分に合った仕事も見つけやすくなります。もし得意なことが見つからない場合には、こちらの記事もチェックしてみてみましょう。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

プロフィールを見る

将来への不安を解消するためにさまざまな角度から自己理解を深めよう

あなたが抱えている不安について、いくつかのポイントでアドバイスさせていただきます。

まず、現在の医療事務の資格取得に向けた取り組みは、将来のキャリアにおいて有望な選択肢となりえます。日本では、医療や介護といった分野は高齢化社会に伴い成長していて、安定した雇用が期待できる分野の一つです。しかし、資格取得や転職活動が成功しても、仕事を続けることへの不安がある場合には、自分が大切にしたい価値観や適性を知るためにも自己理解を深めることが重要です。

次に、自分が本当に何を求めているのかを明確にするためにもキャリアコンサルタントに相談依頼をすることをおすすめします。キャリアコンサルタントは、自分の強みや興味を客観的に見つめ直し、適切なキャリア選択を導き出す手助けをしてくれます。

また、必要であれば、心の健康を保つために精神科のサポートを継続的に受けることもひとつの方法です。

自分の力でキャリアを築いていくための行動が必要

最後に、親の期待や社会のプレッシャーに対するストレスを軽減する方法として、短期的な目標を設定し、それを一つずつ達成していくことができれば、自信を持つことができます。社会全体の変化に対応しつつ、自分自身にとって最も適したキャリアパスを見つけることが、今後の人生においては重要です。

焦らず、少しずつでも前進していくことが、未来への信頼を取り戻す第一歩となるでしょう。

自分のやりたいことが見つからないと悩む人は少なくありません。就職など、将来を考えるタイミングで自分の本心がわからない状態だと不安になりますよね。こちらの記事では納得のいく将来設計のためのコツを解説しているので、ぜひ目を通してください。

こちらのQ&Aでもやりたいことがなく仕事選びに悩んでいる人に向けて、キャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて確認してみましょう。

自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。

そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「自己分析ツール」がオススメ
診断スタート(無料)

こんな人に「自己分析ツール」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア