Q
大学3年生
男性
作業療法士の就職活動を成功させるコツは何ですか?
現在、作業療法士(OT)になるための就職活動を進めています。病院や施設によって働き方や求められるスキルが違うため、どこに応募すべきか迷っています。
特に、実習でお世話になった病院にそのまま就職するべきか、それともほかの病院や施設を積極的に探すべきか、判断できずに焦っています。
作業療法士の就職活動に特化した情報が少なく、一般的な就活ノウハウがそのまま使えるのか不安です。ほかの学生がどんな対策をしているのかも気になります。
作業療法士の就職活動を成功させるために特に重要なポイントは何でしょうか? 応募先選びの基準や、面接で専門職としてアピールすべきことなども教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
軸が重要! 貢献したいビジョンを明確に示そう!
作業療法士の就職活動を成功させるコツは、どの領域で、どんな対象の人に、どんな作業療法を提供していきたいかを明確にし、その一貫性を応募先選びと面接で示すことです。
作業療法士は職場によって求められる役割が大きく異なる専門職です。
これまでの支援経験からも、企業側は幅広く応募する学生よりも、環境を理解したうえで自分の強みと志向が合う学生を評価する傾向がありました。
応募先選びでは、対象疾患や回復期・維持期などのフェーズ、作業療法観や介入方針との相性、教育体制(指導者の有無など)を軸に比較するとミスマッチを防げます。
面接では実習経験を対象の課題、介入、成果、自分の学び、今後伸ばしたい能力の流れで語ると、専門職としての再現性と成長意欲が伝わるのです。
実習経験を具体的に語り再現性と成長意欲を伝えることが鍵!
特に教育体制、対象の人の疾患フェーズ、そして作業療法観は、就職後の定着率につながるため重要な確認項目です。
たとえば、「退院後の生活への不安から行為動作(服の着脱など)に消極的な対象の人に段階的成功体験を設定し、自立度と自信向上を実現。その経験から生活再構築への視点の重要性を学び、在宅復帰支援で能力を伸ばしたい」と語ることで、応募先の選択理由まで一貫性を示し、評価が高まります。
自分の作業療法を発揮できる環境を選び、その根拠を言語化することが、就活の成功につながっていくのです。
徹底した自己分析で自分に合う職場を見つけよう
作業療法士としての就職活動は、病院や施設ごとに求められる役割が異なるため迷いが生じやすいでしょう。
しかし、どの職業にも共通していえる大切な基盤があります。それは徹底した自己分析です。自身の特性を深く理解することで、就職活動の基盤が整います。
実習先に恩を感じることは、人として尊く自然な感情です。私自身も医療従事者として社会人をスタートしました。そして、同じ悩みを抱えた経験があります。
しかし、最終的にはまったく別の医療施設に就職しました。なぜなら、実習と就職では求められる役割が異なるからです。
また、そこで得られる成長機会や業務内容も大きく異なります。そのため、自己内省の結果として実習先と就職先の住み分けを決意しました。
自分らしさが生きる環境でこそ専門職としての成長がある
就職先を選択する際、特に意識したいのは自身の特性と職場環境がどのくらいマッチしているかという視点です。自分の力が発揮しにくい場所ではモチベーションが維持しにくく、専門職としての成長も停滞する可能性があります。
一方で、自分の技量や性質に合う仕事先を選ぶことで、臨床の楽しさや成長の実感が大きく広がります。
応募先を選ぶ際は、対象疾患の傾向、チームの雰囲気、教育体制、専門性の伸ばし方などを丁寧に確認することが鍵になります。また自己理解が深まるほど、面接で語る内容に説得力が生まれ、志望動機も自然と相手に届くようになるでしょう。
迷いを抱える時期こそ、自分と向き合う貴重な機会です。実習先も含め、自身の特性が最も生かされる環境を見極めることが、作業療法士としての最初のキャリアを豊かにする近道となります。
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