Q

大学3年生
男性

精神疾患がある人が就活をうまく進めるコツはありますか?

私は現在、大学3年生で就職活動を控えているのですが、軽度の精神疾患を抱えています。診断を受けて通院もしているため、体調管理はしていますが、急に体調を崩したり、ストレスで落ち込んだりする日があり、就活をスムーズに進められるか不安です。

周りの友人は積極的にインターンシップに参加したり、対策を始めたりしていて焦りますが、友人のように就活を進めていくことの難しさを感じています。

企業側には精神疾患についてどこまで伝えるべきか、また、体調を崩しやすいなかでどうやって面接やグループディスカッションなどの選考を乗り切れば良いのか、具体的な方法がわかりません。

精神疾患を抱えながらも自分らしく働ける企業を見つけるための考え方や、就活を成功させるための具体的な工夫について、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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主治医の意見を参考にしつつ、自分のペースで進めよう

周囲の人と比較してしまうのは避けられないものですよね。自分よりも活動量が多い人や早く内定を取得した人が周りにいるとどうしてもペースを乱されます。まずは、自分のやり方やペースを信じて活動をしてほしいと願います。

通院をされているということなので、主治医の意見を参考にすることも大切です。どういった仕事は難しいとか、自分に合う適性の部分も自己認識しておくと志望する業界や職種も絞れてきます。

症状をオープンにするかは専門機関に相談して慎重に判断をする

病気の症状や状態、回復の程度によって企業側にどう伝えていくかがポイントになりそうです。 職種によって影響しない場合であれば、企業側も気にはしないと考えます。

ただ、職務に影響する場合、後になってから発覚すると問題になるケースもありますので注意が必要です。

オープンにするかクローズにするかは、難しい判断になります。選択肢は狭くなりますが、オープンにすることで理解者も増えて就活がしやすくなることもあるものです。

自分だけで判断するのではなく、学校やハローワーク、関係機関に相談をしながら進めていくことをおすすめします。

キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表

楳内 有希子

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自分を守る働き方を基準にして企業を探そう

就職活動と心身の状態を両立させるために、「自分が無理なく続けられる範囲はどこか」という視点を一つの基準にしてみると、少し気持ちが楽になるかもしれません。

企業に伝える内容についても、病名まで詳しく説明するというよりは、望ましい働き方やあると助かる配慮を軸に整理しておく、という考え方も一つの方法です。

たとえば「長時間勤務が続くと体調を崩しやすい」「人が多い場が続くと疲れやすいため、こまめな休憩があると安心できる」といった内容です。

自分の特性を理解している第三者に相談しよう

そのうえで、事前に相談できる人と一緒にペースを考えてみるという選択肢もあります。

大学のキャリアセンターや主治医・カウンセラーなどに、「面接はどのくらいの頻度なら負担が少なそうか」「どの時期にどの程度準備するのが現実的か」などを共有してみましょう。

自分一人では気付きにくい無理のないラインが見えてくる場合があります。

工夫を重ねて長く健康に働ける環境をじっくり選ぼう

ほかにも、応募社数をあえて絞って量より質を意識する、オンライン面接を選べる企業を中心に検討してみる、体調不良で日程変更が必要になったときの連絡文をあらかじめ用意しておくというような工夫も、負担を軽くする一助になるかもしれません。

心と体を大切にしながら続けられるやり方を少しずつ見つけていくことで、結果的に長く働ける環境につながっていくはずです。

このQAコンテンツでは、軽度の精神疾患を持つ方の就活の進め方についてアドバイスをしています。就活をするにあたり、心身の不調が続く場合は、決して無理をせず主治医や専門機関に相談してください。

本コンテンツにおける編集方針

近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、PORTキャリアでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
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