Q

大学4年生
女性

履歴書と面接で話す内容は変えるべきですか?

履歴書に書いた内容と、実際の面接で話す内容を意図的に変えることは、選考において不利になりますか?

たとえば、履歴書のガクチカではアルバイトで頑張ったことをメインに書き、面接ではサークル活動について話すなどは問題ないでしょうか? あるいは、履歴書に書かなかった強みや経験を、面接で初めて話すのは避けるべきでしょうか?

話す内容を変えたほうが多面的に人柄をアピールできるのかなと思いつつ、混乱をきたすことにもなるのかなと思っています。履歴書と面接で内容を変えるのはありか、採用現場はどう感じるのか教えてほしいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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学チカは面接で変えてもOK! 状況に合わせて話そう

履歴書に書いた「学生時代に力を入れたこと(学チカ)」と、面接で話す学チカは、同じであるべきか、変えても良いのかという点については、私の見解としては、どちらでも良いと思います。

面接官が必ずしも履歴書の記載どおりに質問してくるとは限りませんし、話の流れや面接官の反応を見て、履歴書に書いたエピソードとは違うものを話してもまったく問題ありません。

たとえば、履歴書には一番アピールしたいアルバイト経験を書き、面接ではより会話が弾みそうな別のエピソードを話す、といった対応も有効です。

話す内容は柔軟に! 準備はしっかりしておこう

ただし、履歴書に書いた内容についてあとから質問される可能性はあるので、どちらのエピソードを話すにしても、何を一番アピールしたいのかを自分の中でしっかりと整理しておくことが大切です。

私の経験上、面接の場の雰囲気や面接官のタイプに合わせて、話す内容を柔軟に変えることも時には必要です。履歴書に書いた内容に縛られすぎる必要はありません。状況に応じて柔軟に対応すれば良いでしょう。

ガクチカの効果的な書き方については以下の記事で解説しているので、あわせて確認してみてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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面接エピソードは変えてOK! 多角的に自分を見せよう

履歴書に書いた自己PRのエピソードと、面接で話すエピソードが違っていても大丈夫? という質問ですね。結論から言うと、私の経験上、まったく問題ありません。私が知る限り、人事担当者は、違うエピソードを聞いたからといって混乱したりしませんから、安心してください。

面接は、履歴書だけでは伝えきれないあなたの多面的な魅力をアピールするチャンスです。履歴書ではアルバイトの経験を通じてチームワークや協調性をアピールし、面接ではサークル活動でのリーダーシップ経験を話す、といった形でもまったく問題ありません。

むしろ、異なる側面からあなたの人柄や能力を知ることができるので、ポジティブにとらえられることのほうが多いでしょう。

もし面接官が履歴書に書かれたエピソードについてもっと詳しく聞きたいと思えば、「履歴書に書かれていた〇〇の経験についても、もう少し詳しく聞かせてもらえますか? 」といったように、追加で質問をしてきます。

ですから、面接の場では、そのときにあなたが「一番伝えたい」「最もアピールになる」と思うエピソードを自信を持って話してください。

補強する形で話すのも手! ただし矛盾は絶対NG

もちろん、履歴書と面接の内容を完全に変える必要もありません。履歴書で書いた内容を、面接でさらに深掘りして具体的に話す、というのも有効な方法です。

それでももし不安であれば、「履歴書で書いたエピソードを補強するような形で、別の経験を追加して話す」というのも良い方法です。

たとえば、「履歴書では〇〇の経験について書きましたが、△△の経験でも同様の力を発揮しました」といった形で話せば、あなたのアピールポイントに一貫性を持たせつつ、多角的にアピールすることができます。

ただし、絶対にNGなのは、「履歴書に書いた内容を、面接での発言で否定してしまうような、矛盾した回答をすること」です。

私の経験から言っても、多面的にアピールするのと、話が矛盾しているのとではまったく意味が違います。矛盾が生じると、「どちらの話が本当なのだろう? 」と、エピソード自体の信ぴょう性が疑われてしまう可能性があるので、そこだけは十分に注意してくださいね。

履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!

履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。

そんな時は履歴書のポイントを網羅した履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。

実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。


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