Q

大学3年生
男性

手書きのエントリーシート(ES)の「自由に表現してください」は何を書くべきですか?

手書きのエントリーシート(ES)の提出を求められていますが、「自由に表現してください」と記載がありました。自由にといわれると何を書くべきかまったくわかりません。

罫線の有無や文字数、書く内容の方向性など、特に指定がないため、どのように書けば良いか見当もつきません。絵を描いたりして個性を出したり、写真を貼ったりとかする人もいるのでしょうか?

それか、普通のESと同じように自己PRやガクチカを文章で無難に書いたほうが良いでしょうか。

初めて遭遇するESなので、どのような点に注意して書くべきか、採用担当者に響くような書き方のコツがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

Chat GPRを活用して自己PRを完成させよう!

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キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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わかりやすい内容であれば個性を出す工夫も効果的

自己PRの書き方についてですね。何も奇抜なことや、ものすごく凝ったことをする必要はまったくありません。基本的には、わかりやすい普通の文章で大丈夫ですよ。

ただ、たくさんの応募書類に目を通す人事担当者の印象に残るためには、ちょっとした「自分なりのオリジナリティ」や「視覚的な工夫」を取り入れるのは効果的だと思います。

たとえば、私がこれまで見てきたなかで、こんな成功例がありました。ある学生さんは、手書きのイラスト(グラフィックレコーディングのような形式)を使って、自身の学生生活をインタビューふうにまとめたESを提出してくれました。

これは視覚的にもわかりやすく、たくさんのESのなかでもとくに印象に残りましたね。ほかにも、自分の強みや経験を図解で表現する、といった工夫も有効です。

読みやすさを意識! 図解やイラストも選択肢に

ただし、注意点もあります。いくら工夫といっても、雑なイラストや、ごちゃごちゃと飾り立てすぎるのは逆効果です。あくまで「わかりやすさ」と「丁寧さ」を意識してください。

図や絵を使う場合も、それが内容の理解を助ける場合に効果的に使う、というスタンスです。

文章で書く場合でも、重要な部分を太字にしたり、箇条書きを使って整理したりするなど、読み手が内容をスムーズに理解できるよう配慮することが、限られた時間のなかで自分をアピールするうえでとても大切ですよ。

ESを手書きで綺麗に書くコツについて知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみましょう。ESを綺麗に書くための鉄則や注意点について詳しく解説していますよ。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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マッチする自由表現は職種によって異なる! 個性を出す際は注意しよう

応募する職種によって書くべき内容は異なると私は考えています。たとえば、出版社であれば、自分が出したい雑誌の企画案を提出した学生もいました。

広告代理店のクリエイティブ職であれば、自分のデザインを提出するのも良いでしょう。応募する職種と関連付けた自己表現が求められていると考えられます。

自己PRやガクチカはやめたほうが無難! 意図を理解しよう

クリエイティブ系の職種で、美術系の大学に通っているのであれば、デッサンを提出し、なぜそのデッサンを選んだのかという説明文を添えるのも良いですね。

ただし、自己PRやガクチカを自由表現の欄に書くのは、意図を理解していないと判断される可能性があります。職種に関連したクリエイティブな自己表現が求められているのです。

こちらの記事では、クリエイティブな職種の紹介や求められる力について詳しく解説しています。クリエイティブ職を志望している人は、あわせて参考にしてみてくださいね。

ESを書く時間がない時は、「ES回答例100選」を活用しよう!

ESに何を書けばいいか困っていはいませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、ESだけに時間をかけてはいけません。

そんな時は大手企業に内定した先輩達のESを見れるES回答例100選」を参考にしましょう。この資料を見れば、あらゆる業界と職業のES回答例がわかります

無料で見れるので、書き方を参考にしながら志望企業のESを突破しましょう。

 ESの一部を特別公開!(サントリーの場合) 
【Q1】具体的にやってみたい仕事とその理由
私は営業として、顧客のニーズに合った商品を売ること、さらに「より良いひととき」を感じられる空間を提供したいです。営業の仕事で、その商品に「より良いひととき」という付加価値を創造できる貴社ならではの提案に魅力を感じ、付加価値を最大まで引き出すことで貴社の利益に貢献したいと考えています。付加価値を提供するためには、顧客の隠れたニーズに対応することが必要だと考えます。それを引き出すために大切なものは「信頼」です。顧客を想い、信頼されてこそ些細なニーズに気づくことができます。フィリピンで公園を作った際は、現地の子供たちのニーズを把握し…続きはこちらから

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