Q

その他
回答しない

面接時間が短い場合でも合格している可能性はありますか?

先日面接を受けたのですが、予定されていた時間よりもだいぶ早く終わってしまいました。質問の数も少なくあまり深掘りされなかったように感じて、正直自分に興味を持ってもらえなかったのではないかと不安です。

面接時間が短い場合でも合格していることはあるのでしょうか?

面接の時間が短いのは不合格の可能性が高いのかなとも思いますが、一方で短時間で評価が決まったというような、ポジティブなケースも考えられるのではと感じています。

面接時間が短くても合格する可能性があるのであれば、どのような場合か教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

39点は要注意!あなたの面接力を診断してください

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

プロフィールを見る

求める人物像とマッチしていると判断されれば合格の可能性がある

私がこれまで学生指導をした経験からは、面接時間の長短で採用の合否が決まるとは限らないと考えています。

面接は、面接官が応募者に直接会って、自社で求める人材に合っているかどうかを判断するためにおこなうものです。

その判断にかかる時間が、場合によって長くなったり短くなったりするのだととらえるのが良いでしょう。

たとえば、経験豊富な面接官のなかには、数多くの面接を通じて培われた洞察力から、2〜3個の質問だけで合否判断をおこなう人もいます。

そのため、面接時間が短いからといって、一概に不合格と決めつける必要はまったくありません。

私が知るケースでは、面接官が応募者のエントリーシート(ES)や履歴書などを事前に読み込み、その内容通りの素晴らしい印象を面接の場で再確認できた場合、短い面接時間であっても合格と判断されることがあります。

また、自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたことなどを聞き、面接官が「この人は自社の求める人材像に合致している」と判断すれば、あえて長時間の面接を実施する必要はないと考えることも十分にあり得るのです。

短い時間でも熱意は伝わるため不安を抱えずに前を見よう

面接に臨むにあたっては、十分に時間をかけて自己PRや志望動機などを練り上げてきたことでしょう。

その熱意のこもった内容を面接でしっかりと伝えることができれば、たとえ短い時間であっても、面接官にはその本気度が十分に伝わるものだと私は確信しています。

面接時間が短いと不安になる気持ちはよくわかりますが、それだけで不合格と決めつける必要はありません。

むしろ、次の面接に臨むための準備を万全におこなうことに意識を向けるのが良いと、私はアドバイスします。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

プロフィールを見る

これまでの選考で十分な評価を得られている場合は合格の可能性がある

面接時間が短い場合でも合格となるケースについてですね。

私がこれまで求職者指導をした経験、そして採用側の視点も踏まえた分析から言えるのは、面接時間が短い場合でも合格となるケースは、大きく2つのパターンに分けられるということです。

一つ目のパターンとしては、それまでの面接ですでに十分な評価が得られている場合が挙げられます。選考が進み面接が終盤になると、経営陣の人など現場の最前線からは少し距離のある立場の人が面接官となるケースが見られるのです。

そのような場合、それまでの面接での評価はきちんと引き継がれており、実際の業務でどのように活躍できるかのイメージはすでに見極められているという前提のもと面接が進められます。そのため、改めて細かな確認作業はおこなわれず、短時間のやり取りで合格となるケースが確かに存在するのです。

短時間で合格を掴み取るには好印象と対話力が鍵!

二つ目のパターンとして、面接官に対して選考の早い段階で非常に良い印象を与えられている場合です。

特にポテンシャルを重視する採用の場合、これまでの経験そのものよりも、人物面などの印象が合否を大きく左右することがあります。

たとえば、自己紹介でハキハキと聞き取りやすく話せたり、どの質問に対しても的確な答えを返すことができたりすると、面接官に非常に良い印象を与え、それ以上の多くの質問を重ねるまでもなく合格となる可能性が高まるのです。

これは、かつて私自身が新卒採用の担当をしていた際の経験からも裏付けられます。

当時、私が担当していた採用では、応募者に一律で聞く質問項目は設けていましたが、第一印象が非常に良く、かつ論理的に話すことができる人については、自己紹介とほんの1つか2つの質問のやり取りだけで、その人の思考力の高さやポテンシャルを十分に判断できることがありました。

そのため、そのような場合は他の質問を省略することも実際にありましたね。

このように、会話のキャッチボールがスムーズに進む人は、たとえ面接時間が短くても合格となる可能性が十分にあるということです。

面接時間が短いのにはさまざまな理由があります。面接時間が短いことを不安に思う人はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。

面接の合否サインは以下の記事でも解説しています。気になる人はこちらの記事も確認してみてください。

こちらのQ&Aでは、長時間の面接を不安に思う人に向けてキャリアコンサルタントが解説しています。

39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア