内田クレペリン検査の練習問題5問|解き方のコツを専門家が解説

Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました

高尾 有沙
高尾 有沙
キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味

「内田クレペリン検査」という名称を初めて耳にする人も多いのではないでしょうか。本検査はSPIや玉手箱といった一般的なWebテストとは異なり、ひたすら足し算を繰り返す独特の形式のため、「何をどう対策すれば良いかわからない」と不安に感じる人も少なくありません。

この記事では、Webテスト支援の経験が豊富な高尾さんとともに、内田クレペリン検査の目的や特徴をわかりやすく解説します。形式さえ把握できれば特別な対策は不要です。まずは基本的な仕組みから理解を深めていきましょう。

記事の後半には練習問題を5問掲載しています。実際に手を動かしながら、本番の感覚やリズムをつかんでみてください。

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例題を解く前に確認しよう! 「内田クレペリン検査」の解答のコツ

内田クレペリン検査の概要

  • 問題パターン:隣り合う2つの数値を加算し、その和の1の位の数字のみを2数の間に記入していく
  • 制限時間:1分

内田クレペリン検査の答えは、隣り合う2つの数字の組み合わせによってあらかじめ決まっています。そのため、計算結果のパターンを頭に入れておくと、本番でより素早く解答できるようになります。

計算スピードをさらに上げたい人は、以下の対応表を暗記して臨みましょう。

123456789
1234567890
2345678901
3456789012
4567890123
5678901234
6789012345
7890123456
8901234567
9012345678
内田クレペリン検査の解答のコツを教えてください!

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高尾 有沙

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検査の意図を正しく理解しておくのが大切! 集中力を発揮しよう

内田クレペリン検査は、1桁の足し算をひたすら繰り返すという特殊な適性検査です。特別な対策は必要ありませんが、本番で焦らないように検査の意図を正しく理解しておきましょう。

この検査の目的は、単純作業を連続しておこなう際の「作業量(処理能力の速さ)」「正確性(ミスの少なさ)」「ムラ(集中力の持続性)」を測定することにあります。

つまり、単なる計算力や数学の知識を測るのではなく、長時間のストレス下における「ストレス耐性」や「性格・行動面の特徴(粘り強さや気分の波)」といった、仕事への適性やポテンシャルを測るために用いられるのです

本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください

書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。

WEBテスト模試」なら、スマホやパソコンで簡単に頻出問題の対策をすることができます。言語と非言語の問題を網羅的に出題。テストを受け終わったら、解説を見ながらすぐに復習して苦手分野の対策が出来ますよ。

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内田クレペリン検査の内容と目的

内田クレペリン検査は、一桁の数字の足し算をひたすら繰り返す作業検査です。

単純な計算作業を一定時間続けることで、作業量の推移や誤答の傾向から、仕事への取り組み方や性格の特徴を測定します

知識量や能力の高さを測る試験ではなく、あくまで「作業のクセ」を見極める点がSPIや玉手箱といった他の能力検査との大きな違いです。多くの企業では、性格検査を補完する目的で導入されています。

「内田クレペリン検査」の練習問題5問|高尾さんによる解き方の解説付き!

ここからは、実際の検査と同じ形式の練習問題を5問、高尾さんの解説付きで紹介します。計算自体はシンプルな一桁の足し算なので、正誤の確認だけでなく、実際に手を動かして「1分間でどれくらい進められるか」というペース感をつかむことを目的に取り組んでみてください。

なお、事前に「例題を解く前に確認しよう!「内田クレペリン検査」の解答のコツ」に目を通しておくと、数字の記入ルールを把握した状態でスムーズに練習に入ることができます。

本番では1行につき116個の数字が並びますが、この記事では116個の数字を数行に分けて掲載しています。実際のレイアウトとは少し異なりますが、116個の処理スピードやペース感をつかむ練習として、時間を測りながら取り組んでみてください。

問題1(難易度:★★★☆☆)

問題

隣り合う2つの数字を足し算し、その答えの「1の位(1桁目の数字)」を2つの数字の間に書き込みなさい。
(例:8と5が並んでいたら、8+5=13になるため「3」と書く)

ただし、計算を間違えた場合は消しゴムを使わず、二重線で消して書き直すか、そのまま次の計算へ進むこと。

8 2 5 8 1 2 9 2 3 8 2 9 7 2 9 6 3 6 1 3 6 8 4 9 8 7 5 7 1 2 5 2 9 8 5 3 1 4 6 3 5 3 6 2 9 6 7 5 2 6 9 1 3 8 5 7 9 4 9 5 2 1 6 8 4 3 5 8 3 7 3 2 8 6 9 6 7 6 7 5 2 3 6 9 8 5 8 2 7 2 7 8 7 2 8 9 7 4 9 6 3 4 7 3 5 9 5 9 7 8 7 2 6 3 6 9

正解:0 7 3 9 3 1 1 5 1 0 1 6 9 1 5 9 9 7 4 9 4 2 3 7 5 2 2 8 3 7 7 1 7 3 8 4 5 0 9 8 8 9 8 1 5 3 2 7 8 5 0 4 1 3 2 6 3 3 4 7 3 7 4 2 7 8 3 1 0 0 5 0 4 5 5 3 3 3 2 7 5 9 5 7 3 3 0 9 9 9 5 5 9 0 7 6 1 3 5 9 7 1 0 8 4 4 4 6 5 5 9 8 9 9 5

高尾 有沙

プロフィール

内田クレペリン検査の対策としては、「1桁の足し算」を頭で計算するのではなく、見た瞬間に答えの1の位が反射的に浮かぶレベルまで反復練習することが最も効果的です。

たとえば「8+7=15」と考えず、「8と7を見たら5」と視覚的に処理できるようにしてください。

まずは1日10分、数字の羅列をひたすら足す練習を継続してみましょう。計算に対する脳の疲労を軽減させることが、本番での作業量アップに直結します。

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問題2(難易度:★★★☆☆)

問題

隣り合う2つの数字を足し算し、その答えの「1の位(1桁目の数字)」を2つの数字の間に書き込みなさい。
(例:8と5が並んでいたら、8+5=13になるため「3」と書く)

ただし、計算を間違えた場合は消しゴムを使わず、二重線で消して書き直すか、そのまま次の計算へ進むこと。

9 7 4 7 6 3 7 4 6 8 7 4 3 1 9 1 4 3 2 4 6 3 8 3 4 9 7 4 3 2 1 4 5 8 5 7 5 4 9 7 1 5 1 3 9 5 6 8 1 9 3 5 2 3 5 8 9 7 2 8 5 2 1 3 8 2 6 9 7 2 7 4 2 7 9 5 9 5 6 8 3 6 2 6 5 3 4 6 3 9 7 8 9 6 7 2 3 5 7 4 6 1 5 8 2 5 6 7 1 3 7 6 8 1 7 9

正解:6 1 1 3 9 0 1 0 4 5 1 7 4 0 0 5 7 5 6 0 9 1 1 7 3 6 1 7 5 3 5 9 3 3 2 2 9 3 6 8 6 6 4 2 4 1 4 9 0 2 8 7 5 8 3 7 6 9 0 3 7 3 4 1 0 8 5 6 9 9 1 6 9 6 4 4 4 1 4 1 9 8 8 1 8 7 0 9 2 6 5 7 5 3 9 5 8 2 1 0 7 6 3 0 7 1 3 8 4 0 3 4 9 8 6

高尾 有沙

プロフィール

足し算をひたすら繰り返すこの検査で最も注意すべきなのは、「計算ミスに気付いても消しゴムで消したり、立ち止まって修正したりしないこと」です。

内田クレペリン検査では、1~2個の計算ミスよりも、修正で作業リズムが崩れ、作業量に極端な「ムラ」ができることのほうがネガティブな評価につながります

間違えたと思っても気にせず、一定のペースで次の計算へ進む図太さを持って臨みましょう。

問題3(難易度:★★★☆☆)

問題

隣り合う2つの数字を足し算し、その答えの「1の位(1桁目の数字)」を2つの数字の間に書き込みなさい。
(例:8と5が並んでいたら、8+5=13になるため「3」と書く)

ただし、計算を間違えた場合は消しゴムを使わず、二重線で消して書き直すか、そのまま次の計算へ進むこと。

8 3 6 5 9 2 8 6 4 2 5 2 9 3 7 1 5 4 8 5 7 4 5 4 2 4 1 6 4 6 8 9 6 2 5 6 3 1 3 9 7 2 6 4 6 2 6 2 1 5 3 7 2 6 5 2 6 1 6 4 2 3 6 1 9 5 2 6 4 5 7 1 8 7 1 8 7 6 3 9 8 2 7 4 2 3 9 2 4 5 6 7 5 7 2 5 4 7 2 3 7 3 2 7 8 3 4 2 9 5 7 2 3 1 8 1

正解:1 9 1 4 1 0 4 0 6 7 7 1 2 0 8 6 9 2 3 2 1 9 9 6 6 5 7 0 0 4 7 5 8 7 1 9 4 4 2 6 9 8 0 0 8 8 8 3 6 8 0 9 8 1 7 8 7 7 0 6 5 9 7 0 4 7 8 0 9 2 8 9 5 8 9 5 3 9 2 7 0 9 1 6 5 2 1 6 9 1 3 2 2 9 7 9 1 9 5 0 0 5 9 5 1 7 6 1 4 2 9 5 4 9 9

高尾 有沙

プロフィール

この試験で高く評価されるのは「理想的な定型曲線の形」にどれだけ近いかです。

そのため、試験開始直後に張り切って猛スピードで計算し、後半に疲れて極端にペースダウンしてしまうのはおすすめできません。前半と後半で作業量に大きな差があると「波がある」「疲労に弱い」と判断されるリスクがあるからです。

ストップウォッチを使って自分の作業量を測り、常に一定のリズムで計算を続けられる「最適ペース」を体に覚えさせましょう

WEBテスト本番まで余裕がない方は、頻出問題を必ず押さえておこう!

志望度の高い企業にWEBテストで落ちるのは本当にもったいないですよね。でも、何冊も問題集を解く時間はありませんよね。

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ぜひこの問題集を活用して、WEBテストを突破してください。

問題4(難易度:★★★☆☆)

問題

隣り合う2つの数字を足し算し、その答えの「1の位(1桁目の数字)」を2つの数字の間に書き込みなさい。
(例:8と5が並んでいたら、8+5=13になるため「3」と書く)

ただし、計算を間違えた場合は消しゴムを使わず、二重線で消して書き直すか、そのまま次の計算へ進むこと。

7 9 4 9 3 8 1 3 4 8 3 7 8 7 8 4 6 3 8 5 6 4 5 3 4 9 8 4 5 1 8 2 7 5 3 6 1 6 2 1 5 9 4 7 5 9 4 5 8 6 2 9 7 6 3 4 3 2 7 8 7 8 4 2 6 8 6 2 9 5 2 8 1 2 3 9 6 3 7 2 9 7 5 4 6 2 4 1 6 7 6 5 8 3 1 5 3 2 3 9 4 7 8 7 2 7 2 7 8 9 8 9 2 4 3 1

正解:6 3 3 2 1 9 4 7 2 1 0 5 5 5 2 0 9 1 3 1 0 9 8 7 3 7 2 9 6 9 0 9 2 8 9 7 7 8 3 6 4 3 1 2 4 3 9 3 4 8 1 6 3 9 7 7 5 9 5 5 5 2 6 8 4 4 8 1 4 7 0 9 3 5 2 5 9 0 9 1 6 2 9 0 8 6 5 7 3 3 1 3 1 4 6 8 5 5 2 3 1 5 5 9 9 9 9 5 7 7 7 1 6 7 4

高尾 有沙

プロフィール

本番の検査では、音声による「次!」という合図とともに、計算する行を一段下へ強制的に移さなければなりません。この行替えの瞬間に焦ってペースを乱す受験生が非常に多いです。

対策として、練習の段階からタイマーを使って「1分ごとに強制的に次の行へ移る」というシミュレーションを繰り返しましょう

計算の途中であっても未練を残さず、スパッと次の行の最初の数字に目を向ける「切り替えの早さ」を身に付けておくことが、安定した作業曲線を維持するコツです。

問題5(難易度:★★★☆☆)

問題

隣り合う2つの数字を足し算し、その答えの「1の位(1桁目の数字)」を2つの数字の間に書き込みなさい。
(例:8と5が並んでいたら、8+5=13になるため「3」と書く)

ただし、計算を間違えた場合は消しゴムを使わず、二重線で消して書き直すか、そのまま次の計算へ進むこと。

7 8 2 8 1 9 1 5 3 5 9 8 4 5 1 4 7 6 2 9 6 4 8 2 6 4 5 7 3 2 4 7 8 9 5 4 2 7 9 2 8 4 1 4 9 7 1 7 3 5 1 7 9 4 8 7 9 4 6 3 6 3 2 8 3 5 3 8 9 3 4 8 1 7 4 9 1 2 6 2 9 1 2 6 9 7 5 6 1 7 5 2 7 4 6 8 7 6 1 5 4 6 5 3 9 2 8 1 7 4 8 9 2 4 1 4

正解:5 0 0 9 0 0 6 8 8 4 7 2 9 6 5 1 3 8 1 5 0 2 0 8 0 9 2 0 5 6 1 5 7 4 9 6 9 6 1 0 2 5 5 3 6 8 8 0 8 6 8 6 3 2 5 6 3 0 9 9 9 5 0 1 8 8 1 7 2 7 2 9 8 1 3 0 3 8 8 1 0 3 8 5 6 2 1 7 8 2 7 9 1 0 4 5 3 7 6 9 0 1 8 2 1 0 9 8 1 2 7 1 6 5 5

高尾 有沙

プロフィール

内田クレペリン検査は、前半15分・休憩・後半15分という長丁場で実施されます。単調な作業を連続しておこなうため、目や手、そして脳への疲労は想像以上のものです。

必ず、本番と同じ「15分間連続で計算し続ける」という模擬練習を数回は経験しておいてください

自分がどの時間帯で集中力が切れやすいかを事前に把握して、姿勢を正したり深呼吸したりするタイミングを決めておきましょう。これにより本番の極限状態でも本来の実力を発揮できます。

時間がない人におすすめ!
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志望度が高い企業にWEBテストで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。

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また本番形式の模試も付いているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。

ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。

「内田クレペリン検査」を対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!正確な処理が求められる業界や職種で導入されている

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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内田クレペリン検査は、特に「安全第一」や「正確な事務処理」が求められる業界・職種で頻繁に導入されています

具体的には、鉄道・航空・バスといった交通インフラ業界、警察・消防などの官公庁、メーカーの製造・品質管理部門、そして正確性が命となる金融機関の事務職などです。

企業属性としては、外資系よりも日系の歴史ある大手企業や堅実な優良中小企業での導入が目立ちます。

ペースに波を作らず一定のスピード感を意識しよう

この検査結果の合否への影響度は企業によって大きく異なります。

インフラ業界や安全性が直結する職種においては、集中力の欠如や極端なムラ(作業曲線の異常)が大きなマイナス評価となります。結果がそのまま「絞り込み(ネガティブチェック)」に直結する強い影響力を持つ傾向にあることも覚えておきましょう。

一方で、一般的な総合職や営業職などでは、面接時の人物理解の参考資料として扱われることが多いです。

いずれにせよ、極端なミスや作業量の波を出さないよう、最初から最後まで一定のペースを保ち続けることが、この検査を突破する最大のコツとなります。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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