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Q
- 仕事に興味ない場合、どうすれば良いですか。
- 文面から拝察する限りでは、今辞めて違う仕事に就くのはおすすめしません。なぜ今の仕事を選んだのか、その過程や動機をきちんと整理してからでないと、次の仕事でも同じ状況になると思います。 本当に今の仕事が苦痛なら辞めることが正解の場合もありますが、そもそも経験が未熟な状態では仕事が楽しくないのは当然です。転職してもまたゼロからのスタートになるため、少なくとも何らかのスキルを身に付けてから転職を考えるべきです。 そもそもやりたいことや好きなことを仕事にしていない場合、仕事をして楽しいことなどあまりないのが普通です。それでも頑張って仕事をしている人には、生活のためや家族のため、将来のためなど、何らかの理由があるのです。 家業を継がなければならない人などは、やりたいかどうかに関係なく生まれたときから仕事が決まっているものです。 辞める前に「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」を見つけよう あなたが興味を持てるほかの仕事がすでにあるのなら、「やりたいこと」を仕事にすれば良いでしょう。もし次にやりたいことが明確でないならば、仕事選びの基準は「やるべきこと」か「自分にできること」の2つの選択肢になります。 今の仕事に興味が持てないのは、まだ「できないこと」が多いからかもしれません。自分にできることが増えてくれば、興味も湧いてくる可能性があります。 何もできないままで今の仕事を辞めても、「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」のどれもわからなければ、同じ壁に当たるのは目に見えています。 少なくとも今の仕事を続けながら、3つのうちのどれかを見つけるか、もしくは身に付けていくことをおすすめしますよ。
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Q
- 面接の受け方を教えてください。
- 細かく説明するときりがないですが、検索するだけでもたくさんノウハウが出てくるはずなので、ここでは根本的なことをまとめておきます。 まず清潔感のあるきちんとした服装を用意します。これはどの情報でも大差ありませんので、自分に合った情報を1つ選んで参考にしましょう。 次に、書類を用意します。主に履歴書と自己紹介書(名称はまちまちですが、大学で用意されているものがあるはず)です。また、求人票に指定があれば指定されたものを用意します。 持ち物は、書類を事前に送っていれば筆記用具やハンカチなどで構いません。面接当日に書類を持参する場合は書類も持っていきます。 面接当日は早めに会場に行きその企業にふさわしい受け答えをしよう 先方の状況にもよりますが、予定の時刻の10~15分前くらいに着くようにして、お手洗いを済ませてから本番に臨みましょう。 入退室は呼ばれたらノックをして入ります。ノックは3回とか2回とか諸説ありますが、ノックの回数だけで落とす会社はないので気にしなくて結構です。 入ってからは先方の案内に従って着席しますが、何も言われなければその場で名前と「本日はよろしくお願いいたします」と言って指示を待ちましょう。 あとは質問に答えるわけですが、先方は一緒に仕事をする仲間探しをしているので、それにふさわしい受け答えができれば合格です。 基本的には上記のような流れですが、より細かいことは記事にたくさん書かれていますので、知りたいテーマを選んで記事を読んでみてください。
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Q
- 面接の評価基準を教えてください。
- すべての会社に共通しているのは「この人と一緒に働きたいか」という基準です。それをどう見極めるかは各社各様ですが、あまりにもハウツーにとらわれてしまい、最も大事な共通の基準を忘れてしまう学生がいるので、まずそこは忘れないでください。 複数回面接をおこなう場合、面接官によって基準を変えている場合が多いです。 一次選考に社長が出る面接もあるので一概には言えませんが、通常は初期段階の面接から、リクルーターや若手社員→採用担当者→管理職→役員→社長というように、徐々に面接官の階層が上がっていくことが多いと思います。 初期段階の面接は、どちらかといえば基準に満たない応募者をふるいにかける面接で、「良い人を選ぶ」よりも「良くない人を落とす」のが目標になっています。 集合面接やディスカッションなど変わった形式のものが多いのもそのためで、選考の判断も荒くなりがちです。学生視点から見ると「何でこんな面接で落とされるのか?」「もっとちゃんと自分を見てほしい」と不満を持ちたくなることも多いでしょう。 面接官の立場を踏まえれば面接を突破する方法は見えてくる しかし、厳密に一人ひとりの人物を見ようとするのは終盤の面接の方なのです。時間的にも面接官の人数やスキルの点でも、応募者全員を一人ひとりじっくり見る余裕が企業側にもないので、そうならざるを得ません。 そうした面接の構造がわかれば、評価基準をクリアするコツはわかると思います。その面接が300人を100人までに絞る面接なのか、最後の5人を口説く面接なのかは面接官が誰かでもある程度判断でき、以下で紹介している記事の中でも詳しく解説しているので読んでみてください。 簡単に言えば、初期段階は「悪い目立ち方をしない」ことが重要で、終盤の面接では「多少リスクを負ってでも自分をさらけ出すこと」がポイントです。
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Q
- 会社説明会で気を付けるべきマナーはありますか?
- 会社説明会は基本的に会社の情報を伝えるための場なので、ほとんどの企業は選考というよりも皆さんにまず関心を持ってもらいたいというスタンスで開催しているはずです。 もちろん目立ったり積極的な学生はその場で評価していることもありますが、あまり神経質になる必要はありません。積極的に情報収集をする態度で臨んでもらえれば充分だと思います。 受付も事前に参加予約をしているはずなので、「こんにちは」「〇〇大学から参りました△△です。本日はよろしくお願いいたします」で何も問題ありません。 服装自由の場合、スーツでなくとも良いという意味ではありますが、そう言われてもスーツを着ていく学生もいます。それは好みでかまいません。 ベーシックな色のシャツとジャケットの組み合わせであればどのような状況にも対応できるので無難かと思います。 ルールを過剰に気にするより考えて判断しよう 座る席も好みでかまいませんが、企業の話を聞いてしっかり理解することがこの場の目的なので、聞きにくい席や隅っこに座る理由もありません。自分の聞きやすい場所を選んでください。 もしここまで聞いてもまだ細かいところが不安なら、あなたにはマニュアルに頼りすぎる傾向があると思われます。あなた自身の判断力や想像力がかなり鈍っている方が大きな問題です。 自分なりに目の前の情報をもとに判断して、リスクを負って行動することも仕事の場では求められます。その点も少し意識してみてくださいね。
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Q
- 就活で履歴書をメールで提出するように言われました。
- 証明写真は写真店で撮ればデータをもらえるはずです。メールで提出と指定されたら、そのデータを書類に貼るか添付するだけで大丈夫かと思います。メールの件名は件名を見るだけで内容がわかるようにします。 たとえば「応募書類送付の件(〇〇〇〇(名前))」などとしておけば良いと思います。本文も特別なことを書く必要はなく、テンプレートのアレンジで問題ありません。 メール本文は簡潔な内容を心掛けよう 郵送文書と違って時候のあいさつも必要ありません。以下の5つの構成で、丁寧な言葉かつシンプルに書きましょう。 ①宛先 ②選考でお世話になっていることのお礼と自分の名前 ③指定のあった書類をお送りするという用件 ④「今後ともよろしくお願いいたします」という締めの言葉 ⑤文末の署名 ファイル名も、「履歴書〇〇〇〇(名前)」というようにわかりやすくシンプルにします。 パスワードについては、パスワード付きzipファイルを推奨している古い記事もありますが、実は技術的にはあまり意味はなく、むしろ危険といわれています。政府でも2020年に全面禁止されているので、クラウドサービスやファイル転送サービスを使いましょう。
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Q
- 新卒就活の秋採用について教えてください。
- 学業の都合や海外の大学に在籍する留学生など、卒業時期が違う学生に対して春の新卒採用だとスケジュールが合わないため、秋採用をおこなう企業が昔から一定数ありました。 以前は留学生や資格取得の都合がある一部の専門職に対して門戸を開くためにおこなわれていましたが、今では採用難を反映して、第二新卒や公務員・教員試験からの流入者、早期離職者の受け皿としても機能しています。 本来の秋採用の意味を超えて、若年者全般の通年採用の一部となっている印象があります。 また、主に大手以外では春の採用で予定人数を採用できなかった企業が、当初予定のなかった秋採用に急遽取り組むケースも増えているのではないかと思われます。 秋採用で入社した際の研修面でのデメリットに注意 秋採用で入社する場合、春に入社した同期とは半年前後のズレがあり、初期教育のタイミングが異なることになります。これは数年働けば大した差にはならないのですが、最初はつらく感じる人もいるかもしれません。 特に計画的に秋採用をおこなっていない企業では、集合教育などの手厚いサポートが春よりも受けられない可能性があります。少なくとも数年間秋採用をおこなっていて、複数名の秋採用者がきちんと定着できている企業を選んだ方が良いかもしれません。 秋採用についての学生側のメリットは、入社時期を選べることが最大のものです。企業側には人材確保の機会が増えるというメリットがありますが、コストがかかり教育の手間が増えるというデメリットもあります。
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Q
- 就活でビジネスカジュアルを指定されたら何を着れば良いですか?
- ビジネスカジュアルもオフィスカジュアルも意味は同じで、仕事(職場)でも着れるカジュアルな服装ということです。元々カジュアルとは普段着のことですが、仕事で着ることのできる普段着というのは基本的に「襟がある」ということになります。 わかりやすく言えばジャケットやポロシャツは良いがTシャツはダメということですね。 就活でわざわざカジュアルを指定する企業は、皆同じ色のスーツを着る画一的な就活に対して否定的な考えを示したいケースや、職場でスーツを着ない自由度の高い業種や職種であることを示したい場合が多いです。 つまり、企業の社風やスタンスを伝えようとしているのではないかと思います。 無地の襟付きシャツとジャケットの組み合わせがおすすめ ただ、学生側としてはかえって判断が難しくなってしまうという声も聞きますね。企業から「カジュアルな服装で」と言われて出かけてみたら、ほかの応募者は皆スーツを着ていて気まずい思いをしたという話も聞いたことがあります。 でもそれは本人や企業の問題ではないので、堂々としていれば良いのですが、何を着て良いかわからないからスーツなら無難というほかの学生の考えも理解できます。 ビジネスカジュアルを指定された場合は、私は無地のシャツとジャケットの組み合わせをおすすめしています。第一ボタンは外しておけばカジュアルな印象になりますし、いざとなればネクタイを締めても良いという色柄にして、どちらにも対応できるようにしましょう。
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Q
- 就活中に恋愛してもいいでしょうか。
- 身も蓋もない答えになってしまいますが、これはある意味当然のことのように感じます。 というのは、まず就職というのは人生の大きな節目です。新しくやるべきことが増え、人間関係の幅も大きく広がり、これまでのお付き合いよりも一時的に優先順位が高いことが一気に増えるわけです。 新しい環境で新しいことにチャレンジするのですから、お互いこれまでと同じではいられないですよね。それが成長というわけです。 大きな変化を経験しても良い関係が続いているカップルというのは、そうした互いの状況を客観的に理解できる、自立した人同士の組み合わせが多いのではないかと考えています。わかりやすく言えば、そういう状況でも待ってあげられる人なのではないでしょうか。 相手を思いやり自立した関係を意識できるか 今後は限られた時間や集中力をパートナーよりも仕事に向けなければならない割合が高くなるので、それまでと同じように自分にかまってほしい、と思うような人は見限られてしまうでしょうし、自分もまた相手を思いやる余裕がそれまでよりはなくなっていくはずなのです。 そうしたことを自覚できているかが大事なような気がします。 恋愛をするかしないかは自由ですが、あなた自身も新しい人間関係ができてくると考えが変わることもあるでしょう。就職を機にリセットするのも良いですし、自立した大人同士の関係を意識して頑張ってみても良いと思います。
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Q
- 説明会に遅刻しそうです。
- 数分の遅刻というのはあり得ることで、ほとんどの場合、会場でお詫びすれば大きな問題にはなりません。しかし、仕事で同じような状況になったらどういう行動を取るかと考えて、あなたが思う望ましい行動を取ってみてください。 取引先と重要なアポイントを取っていたが数分遅刻する、という状況ならば、たとえ数分の遅刻でもあなたはなるべく早く電話を入れるのではないかと思います。どうでしょうか? 面接官側がどう受け取るかを考えよう このことを面接官側の視点で考えてみましょう。わずか数分の遅刻であっても電話で連絡をする学生と、メールでお詫びをする学生、何もなく遅刻してきてその場でお詫びをする学生。 あまり細かく評価しない会社もあるかもしれませんが、仕事を任せる立場から見れば、電話してこない学生には不安が残りますし、採用したとしても時間管理については再教育が必要と思うでしょう。 むしろ、わずか数分の遅刻でも電話して、正確な到着時刻を知らせ、「運営で忙しい中迷惑をかけて申し訳ない」というお詫びが言える学生に対して、好印象を抱く可能性すらあると思います。
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Q
- 説明会を当日キャンセルする正しい方法を教えてください。
- 基本的に当日キャンセルはしない方が良いです。当日キャンセルそのものがマナーに反する行為なので、キャンセルの方法に「正しいマナー」というのはありません。 たとえそれが説明会であろうが興味のない企業であろうが、そのことを質問している時点で、あなたも心の奥底では理解しているはずですね。つまりあなた自身は無意識に良くないと感じていることをしようとしているので、その説明会がどんな企業であろうが心理的に悪影響があるのです。 「体調不良」と言えばだいたいは承諾されるでしょうし、メールでの連絡もしないよりはマシですが、本当の問題はそこではありません。自分の自信やプライドを損ねる行動を無意識に取ろうとしていることが根本的な問題です。 ためらうなら参加して後悔する方が良い 逆の場合を考えてみてはどうでしょう。興味のない企業だったが、約束は約束なので忙しいけれども説明会に出て、その結果受けないことに決めた。これならば後ろめたいことは何もありません。 相手の企業もいろいろな準備をして多額のお金をかけて説明会をしているわけです。説明会に参加すれば、少なくとも知らなかった情報を聞くことができ、説明会の雰囲気も感じることができます。 直前までは参加しようと思っていた企業ですから、すべてが無駄足ということもないはずです。 なぜ当日までに「行かない」ということを決められなかったのか、当日になってキャンセルで悩むことになったのかをよく考えてみてください。あなたの本当の課題はそこにあると思いますよ。