SPI英語の「反意語」は、提示された単語と反対の意味を持つ単語を選択肢から選ぶ問題です。単語だけが提示され文脈から意味を判断することができないため、純粋な語彙の豊富さが試されます。
この記事では、300人以上の学生へのWebテスト支援経験を持つキャリアコンサルタントの小寺さんとともにSPIの「反意語」の解き方について解説していきます。定番の反意語も一覧表にして紹介しているので、一通り確認して知らない語彙がない状態にしておきましょう。
記事の後半には練習問題を15問用意しています。「反意語」のような語彙を問う問題は演習の積み重ねが攻略のカギとなるため、ぜひ一度取り組んでみてください。
SPI 英語 「反意語」の概要
- 問題パターン:名詞、動詞、形容詞など
- 1問あたりの時間:5~8秒程度
- 出題頻度:テストセンター(高)ペーパーテスト(高)Webテスティング(出題無し)
- 「反意語」を解くときのコツをわかりやすく教えてください!
品詞と意味の方向性に着目して素早く解こう!
英語の反意語は、考えてひねり出す問題ではなく、見た瞬間に対になる語が浮かぶかどうかが勝負です。
1問に使える時間は 5〜8秒程度と考えてください。わからない問題に時間をかけすぎずわかる問題を確実に押さえる戦略が得点のカギです。
また、反意語は文脈より語彙そのものの知識が問われます。
問題を解くときは、まず品詞を確認(動詞/名詞/形容詞)しましょう。次に意味の方向性(ポジティブ↔ネガティブや増える↔減る)に着目して、「真逆のベクトルを持つ語を素早く1つ選ぶ」という意識で臨んでください。
よりSPIの本番をイメージして対策したい人は、SPI対策模試にも挑戦してみてください。
確認しておこう! 代表的な反意語
代表的な反意語を表にまとめました。SPIでも出題される可能性が高いので覚えておきましょう。
反意語リストを表示する(全22組)
| 英語 (English) | 意味 (Japanese) |
|---|---|
| increase ⇔ decrease | 増加する ⇔ 減少する |
| include ⇔ exclude | 含む ⇔ 除外する |
| accept ⇔ reject | 受け入れる ⇔ 拒絶する |
| agree ⇔ disagree | 同意する ⇔ 反対する |
| encourage ⇔ discourage | 奨励する ⇔ 思いとどまらせる |
| admit ⇔ deny | 認める ⇔ 否定する |
| hire ⇔ fire | 雇う ⇔ 解雇する |
| expand ⇔ contract | 拡大する ⇔ 縮小する |
| general ⇔ specific | 一般的な ⇔ 具体的な |
| simple ⇔ complex | 単純な ⇔ 複雑な |
| temporary ⇔ permanent | 一時的な ⇔ 永続的な |
| urban ⇔ rural | 都会の ⇔ 田舎の |
| public ⇔ private | 公の ⇔ 私的な |
| superior ⇔ inferior | 優れた ⇔ 劣った |
| optimistic ⇔ pessimistic | 楽観的な ⇔ 悲観的な |
| abstract ⇔ concrete | 抽象的な ⇔ 具体的な |
| cause ⇔ effect | 原因 ⇔ 結果 |
| supply ⇔ demand | 供給 ⇔ 需要 |
| advantage ⇔ disadvantage | 利点 ⇔ 欠点 |
| majority ⇔ minority | 多数派 ⇔ 少数派 |
| income ⇔ expense | 収入 ⇔ 支出 |
| successor ⇔ predecessor | 後継者 ⇔ 前任者 |
覚えておきたい! 接頭語・接尾語
単語の前や後ろに付くことで、特定の意味を与えるパーツを接頭語・接尾語と呼びます。
知らない単語が出てきた場合は、接頭語・接尾語に注目して意味を推測しましょう。
接頭語リスト (Prefixes)
| 接頭語 | 意味・ニュアンス | 代表的な単語 |
|---|---|---|
| un- | 不、非、無 | unfair (不公平な)、uncertain (不確実な) |
| in- / im- | 不、無 | incorrect (不正確な)、impossible (不可能な) |
| dis- | 不、分離、逆 | disagree (同意しない)、disadvantage (不利益) |
| non- | 非、無 | non-profit (非営利の)、nonsense (無意味) |
| mis- | 誤った、悪い | misunderstand (誤解する)、misleading (誤解を招く) |
| pre- | 前、あらかじめ | predict (予言する)、previous (以前の) |
| post- | 後(あと) | postpone (延期する)、post-war (戦後) |
| re- | 再び、後ろへ | review (再検討する)、replace (取り替える) |
| co- / com- | 共に、一緒に | coworker (同僚)、combine (結合する) |
| sub- | 下、副 | subconscious (潜在意識の)、subordinate (部下) |
| ex- | 外へ、前の | export (輸出する)、exclude (除外する) |
接尾語リスト (Suffixes)
| 接尾語 | 意味・品詞 | 代表的な単語 |
|---|---|---|
| -tion / -sion | 名詞(動作、状態) | solution (解決)、decision (決定) |
| -ment | 名詞(結果、手段) | improvement (改善)、agreement (合意) |
| -ness | 名詞(性質、状態) | awareness (認識)、weakness (弱さ) |
| -ity | 名詞(性質、状態) | activity (活動)、responsibility (責任) |
| -able / -ible | 形容詞(可能、できる) | sustainable (持続可能な)、accessible (利用可能な) |
| -ful | 形容詞(〜に満ちた) | helpful (役立つ)、careful (注意深い) |
| -less | 形容詞(〜がない) | useless (役に立たない)、harmless (無害な) |
| -ive | 形容詞(性質を持つ) | effective (効果的な)、creative (創造的な) |
| -ize | 動詞(〜化する) | standardize (標準化する)、realize (実現する) |
| -fy | 動詞(〜にする) | clarify (明確にする)、verify (検証する) |
| -er / -or | 人(〜する人・能動) | interviewer (面接官)、employer (雇用主) |
| -ee | 人(〜される人・受動) | interviewee (面接を受ける人)、employee (従業員) |
SPI 英語 「反意語」の練習問題15問|小寺さんによる解き方の解説付き!
ここからは、SPI 英語 「反意語」の練習問題を15問、専門家の解説も交えて紹介します。自分の現時点での語彙力を確認することもできるので、ぜひ一度最後まで解いてみましょう。
「反意語」の問題を解くのが初めての人は、「問題を解く前に確認! 反意語の解答のコツ」で予備知識を入れてから挑戦することをおすすめします。
問題1(難易度:★☆☆☆☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
ancient
選択肢
正解:B
ancientは「古代の、大昔の」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「現代の、近代の」という意味のmodernである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A old:古い B modern:現代の C history:歴史 D future:未来 E tradition:伝統
ancient(古代の)の対義語として最も適切なのはmodernであるため、Bが正解である。
問題2(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
increase
選択肢
正解:B
increaseは「増える、増加させる」という意味の動詞、あるいは名詞である。これと反対の意味を持つのは、「減る、減少させる」という意味のdecreaseである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A expand:拡大する B decrease:減少する C addition:追加 D progress:進歩 E growth:成長
increase(増加)の対義語として最も適切なのはdecreaseであるため、Bが正解である。
問題3(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
vacant
選択肢
正解:B
vacantは「空いている、空室の」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「ふさがっている、使用中の」という意味のoccupiedである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A heavy:重い B occupied:ふさがっている C simple:単純な D quiet:静かな E bright:明るい
vacant(空いている)の対義語として最も適切なのはoccupiedであるため、Bが正解である。
状態を表す形容詞は、日本語の「空いている・暇な・静かな」など複数の訳語が頭に浮かぶため、simple・quiet・brightのような選択肢に引っ張られがちです。
SPIでは、vacant⇔occupied(部屋や席が空いている・埋まっている)のように、「何について使う単語か」をイメージして覚えることが大事です。
問題4(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
combine
選択肢
正解:C
combineは「結合させる、組み合わせる」という意味の動詞である。これと反対の意味を持つのは、「分離する、分ける」という意味のseparateである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A join:つなぐ、加わる B mix:混ぜる C separate:分離する、分ける D connect:接続する E link:連結する
combine(結合させる)の対義語として最も適切なのはseparateであるため、Cが正解である。ほかの選択肢はすべて「つなぐ、合わせる」という類似の意味を持っている。
問題5(難易度:★★★☆☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
vague
選択肢
正解:A
vagueは「あいまいな、ぼんやりした」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「はっきりした、明快な」という意味のclearである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A clear:はっきりした B soft:柔らかい C dark:暗い D unknown:未知の E slight:わずかな
vague(あいまいな)の対義語として最も適切なのはclearであるため、Aが正解である。
問題6(難易度:★★★☆☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
victory
選択肢
正解:B
victoryは「勝利」という意味の名詞である。これと反対の意味を持つのは、「敗北」という意味のdefeatである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A glory:栄光 B defeat:敗北 C peace:平和 D battle:戦い E game:試合
victory(勝利)の対義語として最も適切なのはdefeatであるため、Bが正解である。
問題7(難易度:★★★☆☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
praise
選択肢
正解:C
praiseは「褒める、称賛する」という意味の動詞である。これと反対の意味を持つのは、「批判する、非難する」という意味のcriticizeである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A support:支持する B admire:感心する C criticize:批判する D follow:従う E trust:信頼する
praise(褒める)の対義語として最も適切なのはcriticizeであるため、Cが正解である。
問題8(難易度:★★★☆☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
clumsy
選択肢
正解:A
clumsyは「不器用な、どじな」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「熟練した、器用な」という意味のskillfulである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A skillful:熟練した B rough:粗い C polite:礼儀正しい D healthy:健康な E proud:誇らしげな
clumsy(不器用な)の対義語として最も適切なのはskillfulであるため、Aが正解である。
問題9(難易度:★★★☆☆)
問題
次の単語と最も反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
artificial
選択肢
正解:B
artificialは「人工的な」「不自然な」という意味を持つ形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「自然の」「天然の」という意味のnaturalである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A false:偽の B natural:自然の C modern:現代的な D simple:単純な E chemical:化学的な
artificial(人工的な)の対義語として最も適切なのはBである。
問題10(難易度:★★★☆☆)
問題
次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
abstract
選択肢
正解:C
abstractは「抽象的な」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「具体的な」という意味のconcreteである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A obscure:不明瞭な B absolute:絶対的な C concrete:具体的な D theoretical:理論上の E vague:あいまいな
A、D、Eはabstractに近い意味や関連する要素を含むが、対義語ではない。よって、Cが正解である。
思考や説明の抽象度を問う定番ペアです。SPIの反意語では、「どの軸で正反対か?」を意識するのが重要で、この場合は抽象的⇔具体的という一対です。
このペアは、論理的な説明が求められるビジネスの場面でも頻出なので、abstract ideaやconcrete exampleのようなフレーズ単位で覚えておくと、語彙力と読解力の両方を底上げできます。
問題11(難易度:★★★★☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
compulsory
選択肢
正解:C
compulsoryは「義務的な、強制的な」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「自発的な、任意の」という意味のvoluntaryである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A necessary:必要な B official:公式の C voluntary:自発的な D strict:厳しい E public:公衆の
compulsory(義務的な)の対義語として最も適切なのはvoluntaryであるため、Cが正解である。
問題12(難易度:★★★★☆)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
subjective
選択肢
正解:A
subjectiveは「主観的な」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「客観的な」という意味のobjectiveである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A objective:客観的な B submissive:従順な C rejection:拒絶 D objection:異議 E substantial:実質的な
Dのobjection(異議)はスペルが似ているため誤りやすいが、意味が異なる。論理的な対立関係として、主観(subjective)と客観(objective)の組み合わせを理解しておく必要がある。したがって、Aが正解である。
問題13(難易度:★★★★☆)
問題
次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
absolute
選択肢
正解:C
absoluteは「絶対的な、完全な」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「相対的な、比較上の」という意味のrelativeである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A total:全体の、総計の B complete:完全な C relative:相対的な D perfect:完璧な E definite:明確な、限定的な
absolute(絶対的な)の対義語として最も適切なのはrelativeであるため、Cが正解である。ほかの選択肢はいずれも「完全・明確」といった方向の語で、absolute と近い意味を持つ。
問題14(難易度:★★★★★)
問題
次の単語と反対の意味を持つ語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
optimistic
選択肢
正解:C
optimisticは「楽観的な」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「悲観的な」という意味のpessimisticである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A positive:肯定的な B generous:寛大な C pessimistic:悲観的な D active:活動的な E bright:明るい
optimistic(楽観的な)の対義語として最も適切なのはpessimisticであるため、Cが正解である。
問題15(難易度:★★★★★)
問題
次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。
vertical
選択肢
正解:B
verticalは「垂直の、縦の」という意味の形容詞である。これと反対の意味を持つのは、「水平の、横の」という意味のhorizontalである。選択肢それぞれの意味は以下の通りである。
A upright:直立した B horizontal:水平の C straight:まっすぐな D perpendicular:垂直の E parallel:平行な
vertical(垂直の)の対義語として最も適切なのはhorizontalであるため、Bが正解である。perpendicularは数学的な文脈などで「垂直」を意味する類義語であるため、混同しないよう注意が必要である。
練習問題が解けたら、次はSPI模試に挑戦して実力をチェックしてみましょう。
専門家が教えるSPI 英語 「反意語」の対策ポイント
SPIの英語に関する記事
SPI英語攻略ガイド|出題内容から勉強方法まで例題付きで解説
SPIに関する記事
◇解答時間
SPIの解答時間を受検方式別に解説! 時間切れを防ぐコツ10選も
◇勉強法
効率抜群なSPIの勉強法|出題形式と頻出問題を踏まえた対策を伝授
◇勉強時間
SPIの勉強時間をプロが解説! おすすめの進め方や重点ポイントも
SPIの英語に関するQ&A
SPIのWebテストで英語は出ますか?
反意語以外の練習問題も解いてみよう!
SPIは多くの分野に分かれています。練習問題を繰り返し解いて、苦手を攻略しましょう。
各分野の問題が解けたら、最後にSPI模試に挑戦してみましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi





アドバイザーからワンポイントアドバイス短期間でも継続的に対策をして量×瞬発力を磨こう
国家資格キャリアコンサルタント
小寺 一綺
プロフィールを見る目指すべきは「なんとなくで選ぶ」からの脱出
英語の反意語で結果を出すには、“しっかりと意識的に”解答を選ぶ習慣を身に付けることが重要です。就活生のあるあるとして、なんとなく違っていそうな選択肢を選ぶというものがあります。
どうしてもわからなければ最後は勘で決めることもあるかもしれませんが、基本的には「何と何が正反対の関係なのか?」をしっかり意識して解答することで正答率を高めることができます。
瞬発力を鍛えるストイックな練習がおすすめ
おすすめの対策は、単語を見て3秒以内に反意語を言えるかチェックしてみることです。たとえば本番を想定した1問5〜8秒のタイム制限を設けたうえで1日30ペアを実施し、言えなかったペアだけ翌日に再挑戦すると良いですね。
ストイックかもしれませんが、時間内に即答できなかった問題は、語彙としてはあっても反射レベルになっていないため、再挑戦すると良いでしょう。
ゲーム感覚で反意語のペアを覚えて語彙を増やそう
この単元は、反意語のペアを集中的に覚えることで一気に得点源に変えられます。短期間でも継続して暗記することができれば、本番で効果を感じることができます。
意識すべきは、量より質ではなく、量×瞬発力です。自分の語彙のなかの反意語のペアを、ゲーム感覚で増やしていくつもりで取り組んでください!