リンクアンドモチベーションの4つのやばい噂を人材業界のプロが解説

3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました

  • 国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    Kazuyoshi Masuda〇教育研修サービス会社等での勤務を経て独立。キャリア相談、就職支援のほか、大学でキャリアデザイン講座を担当。ミッションは「自分とかかわる人の可能性を信じる」こと。

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント

    Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

    Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍

    プロフィール詳細

本企画について

「噂や評判に、プロの確実な視点を。」をテーマに企業選びや意思決定の支援をする企画です。漠然とした不安には「確度の高い事実」を、意思決定には「キャリアの専門家による視点」を提供することを目指します。

「ビジネス内容がよくわからない」「残業は当たり前の社風がある」

リンクアンドモチベーションに関して、そのような情報をネットやSNSで目にした人もいるのではないでしょうか。これは根拠のない単なる噂話なのか、それとも本当のことなのでしょうか。

この記事では、リンクアンドモチベーションへの就職を検討している人に向けて、客観的なデータをもとにした同社の実態を紹介し、「やばい」「やめとけ」と言われる理由や、入社の判断の仕方についても、プロの意見を交えながら解説します。

【完全無料】
大学3年生(28卒)におすすめ!
就活準備で必ず使ってほしい厳選ツール

1位:適職診断
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください

2位:業界&職種マッチ度診断
あなたが行きたい業界・職種のマッチ度を診断しましょう

3位:16タイプ性格診断
あなたの基本的な性格から、就活で使える強みを特定します

4位:面接力診断
39点以下は要注意!あなたの面接力を今のうちに診断しましょう

5位:就活力診断
80点以上が合格!まずは力試しに自分の就活力を測定しましょう

【併せて活用したい!】
選考対策の決定版!内定者が使った2大ツール

自己PR作成ツール
AIツールを活用して選考前に自己PRをブラッシュアップしましょう

志望動機作成ツール
他の就活生と差別化した志望動機になっているか、AIツールで確認しましょう

1分でわかるリンクアンドモチベーション

リンクアンドモチベーションとは

2000年に当時としては世界的にも珍しい「モチベーション」にフォーカスした経営コンサルティング会社として創業。2007年には東証2部上場、2008年には東証1部指定替えという急成長を実現。2010年代から2020年にかけて学習塾設立のほか、M&Aによるキャリアスクール事業や人材紹介事業などにも進出。

一方で日本初の従業員エンゲージメント向上クラウドを2016年に発売し、コンサルティングをクラウド化。

会社名株式会社リンクアンドモチベーション(Link and Motivation Inc.)
従業員数(連結)1,629人(2025年12月末現在)
本社所在地東京都中央区
おもな事業グループの基幹技術である「モチベーションエンジニアリング」を用いて独自のメソッドを開発し、企業の組織や社員に変革の機会を提供。組織開発Divisionではエンゲージメント向上を支援するためコンサル・クラウド事業とIR支援事業を展開。個人開発Divisionではキャリアスクール事業と学習塾事業、マッチングDivisionでは組織と個人をつなぐ機会提供として人材紹介事業などを展開。
組織改善クラウドサービスの「モチベーションクラウド」は、エンゲージメント市場において9年連続で国内シェアNo.1を獲得。
売上高(連結)415億2,200万円(前年同期比10.8%増)(2026年12月期)
経常利益(同)42億400万円(同23.4%減)(同期間)
企業HPhttps://www.lmi.ne.jp
新卒採用HPhttps://www.lmi.ne.jp/recruiting
企業情報

「リンクアンドモチベーションはやばい」と言われる4つの理由|プロが読み解く

「リンクアンドモチベーションはやばい」と言われる理由を客観的なデータに基づき解説します。キャリアコンサルタントの説明を参考に、企業の実態を正しく把握し、自分の適性との相性をチェックしてみてください。

まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください

自分に合う職業・合わない職業を知ることは、就活において非常に重要です。しかし、見つけるのが難しいという人も多いでしょう。

そんな人におすすめしたいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、自分の強みや性格に合った職業がわかります

今すぐ診断を受けて、自分に合う職業・合わない職業をチェックしてみましょう。

①ビジネス内容が判然としないから

ビジネス内容を端的に言えば経営コンサルティングです。しかし、リンクアンドモチベーションが創業した2000年当時、「モチベーション」にフォーカスした経営コンサルティングは世界初(同社説明)だったとのことです。

ビジネスが目新しかった分、内容を把握できた人が少なかったのも不思議ではありません。しかし創業から四半世紀が経過した現在では状況が異なります。モチベーションやエンゲージメントの重要性が広く理解され、同社のビジネス内容も浸透しつつあると言えます。

またビジネス内容を正しく把握するには、同社グループが基幹技術とする「モチベーションエンジニアリング」を理解する必要があります。経営学・社会システム論・行動経済学・心理学をもとに創られた技術で、同社は診断技術と変革技術を併せて提供しています(※1)。

リンクアンドモチベーションが組織変革に携わったおもな企業

  • 鹿島建設
  • 日本航空
  • ブリヂストン
  • イオン
  • 東京海上日動火災保険
  • 西武・プリンスホテルズワールドワイド
  • コカ・コーラボトラーズジャパン

※1 同社HP 基幹技術

プロのアドバイザーはこう分析!市場で必要とされる「人」にフォーカスしたサービスだと言える

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

プロフィールを見る

リンクアンドモチベーションの経営コンサルティングは、独自の人間観と組織観に基づき、診断技術と変革技術を有しているのが特徴的です。

複数の大手企業に採用されている事例が豊富に示されていることから、競合他社とは差別化された独自のサービスとして定着していると言えます。

近年は人的資本経営を重視する企業が増えており、「人」にかかわるさまざまな指標を可視化することが求められています。

企業が人的資本経営を推進するにあたっては、モチベーションやエンゲージメントは大きく関係する要素となりえます。人的資本経営が求められるこれからの社会においてはニーズが高いでしょう。

なぜ社会に選ばれるのか? 過去最高の業績を上げる企業の強み

また、現在の職場においては心理的安全性が要求されています。リンクアンドモチベーションのサービスが人の心理にかかわるものとも言えるため、心理的安全性を高めるために活用されることも考えられます。

過去最高の売上収益を記録している同社のサービスは、今後も社会で広く求められるはずです。

②残業が当たり前の社風があるから

口コミを見ると、ハードワークも厭わない仕事が大好きな社員が多い印象を受けますが、公表されている残業時間は月平均で26.2時間です(※1)。この数値を見る限り、企業全体の平均13.2時間(※2)の約2倍で、残業が多いほうだと認められますが、過重な残業実態とまでは言えません

ただ、リンクアンドモチベーションの基本給には、みなし残業月45時間が含まれています(※3)。残業時間が45時間以内であれば残業代が支払われないことは、しっかり認識しておく必要があります。

また、有給休暇の取得率については29.3%にとどまっており(※1)、企業全体の平均66.9%(※4)には遠く及ばず、現時点では取得率の推移を見ても改善される傾向にあると考えるのは難しいかもしれません。

2022年2023年2024年2025年
月平均残業時間20.5時間22.5時間26.7時間26.2時間
有給休暇取得率33%34.3%31.2%29.3%
月平均残業時間と有給休暇取得率の推移

※1 同社HPサステナビリティデータ
※2 厚労省「毎月勤労統計調査2025」
※3 採用HP 募集要項
※4 厚労省「令和7年就労条件総合調査」

プロのアドバイザーならこうアドバイス!みなし残業の注意点! 数字から読み解く社風のリアル

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

基本給に「みなし残業45時間」が含まれている場合、まず留意すべきは、これが「45時間までは残業しても問題ない/当たり前」という無言のプレッシャーになりがちだという点です。

同社の有給休暇取得率が29.3%と著しく低いデータとも一貫しており、仕事への強いコミットメントを求める熱い社風の裏返しと言えるかもしれません。

実態を聞き出す質問のポイント! 印象良く企業に確認しよう

とはいえ、就活時の質問では、単に「本当に45時間残業をするのですか」と聞くのは避けましょう。

それよりも、「みなし45時間という枠があるなかで、社員の皆さんは限られた時間で成果を出すために、日頃どのようなタイムマネジメントや生産性向上の工夫をされていますか」といった形で前向きに聞くのがスマートです。

また、「有給取得率が約3割と低めですが、休みの取りづらさを解消するために、現在取り組んでいる具体的な施策はありますか」と、課題に対する企業の現在地をポジティブに確かめることで、知りたいことを知りつつ前向きな印象を残せます。

あなたが受けないほうがいい職業を診断しましょう

今すぐ診断する(無料)

就活を進めていると、自分に合う職業がわからず悩んでしまうことも多いでしょう。

そんな時は「適職診断」がおすすめです。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格、価値観を分析して適職や適さない職業を特定してくれます

自分の適職や適さない職業を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

③4倍速のスピードに付いていけないから

「創業以来、当社グループの成長を支えてきたのは、独自の時間観です」(※1)というリンクアンドモチベーションは、成長のためには短いスパンでサイクルを回すことが重要だという考えのもと、「世の中の3カ月は当社グループの1年」(※1)といった独自の時間観を共有しています。

具体的には、3カ月ごとに目標を明確にしています。業績管理や人事評価、賞与の支給など、組織運営上の区切りをすべて年4回おこなう仕組みです。これにより、「日々の時間を濃く過ごすことを意識できる」(※1)とのことです。

同社は「世の中の4倍のスピードで成長してほしいという期待を込めて、各種制度を設計しています」(※2)と説明していますが、同社の掲げる4倍速の成長スピードに着いていけないと感じる人が一定数いるのだと想像されます

※1 同社HP 有価証券報告書2022年12月期(P22)
※2 同社HP Human Capital Report 2023(P38)

アドバイザーからワンポイントアドバイス4倍での早期成長を可能にするマインドや思考法がある

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

プロフィールを見る

世の中の4倍速での成長が求められるということは、一般企業に就職した同級生よりも早いタイミングで責任あるポジションを任される可能性が高いです。

日々の仕事のなかで、受け身で言われたことに取り組むのではなく、その仕事をすることでどんな結果につながるのかという意図を明確にすることや、背景について考える姿勢が必要です。

つらいときこそチャンス! メリハリを付けて取り組もう

尊敬できる先輩や同僚が多い分、ときには思い描いたように成果を出せない自分自身にへこんでしまうこともあるかもしれません。

そういったときには、上司や先輩が丁寧にフィードバックしてくれるでしょう。指摘の多さや鋭さに対して、批判やダメ出しととらえるのではなく、成長の機会をもらっていると認識し、素直に取り組むことで力をつけられます。

成長意欲の強い社風のため、24時間仕事のことばかり考えてしまいがちです。バーンアウトしないように、自分のオフの取り方を意識することも大切です。

④仕事内容や待遇に満足できないから

リンクアンドモチベーションの離職率は10.2%(※1)で、企業平均の11.5%(※2)をやや下回る水準です。離職率の推移も減少傾向にあります。

2022年2023年2024年2025年
離職率13.3%13.2%10.4%10.2%
離職率の推移

しかし、その理由を見ると、会社の風土や理念を理由とするケースが少ないのに対し、仕事や待遇を理由に挙げるケースが多いことが特徴です(※1)。社員が仕事内容や待遇に不満を抱えている可能性は、否定できません。

もっとも待遇を理由とした離職は前年より9ポイント以上減少しています。仕事を理由とする離職率は大きく減少はしていませんが、もともと成長意欲やキャリア向上心が高い社員を採用している分だけ、さらなるステップアップを目指す前向きな離職が多いことが想像できます。

理念7.6%
仕事35.0%
風土4.5%
待遇14.0%
その他(家庭、健康、定年) 35.1%
離職理由(2025年)

※1 同社HP サステナビリティデータ
※2 厚労省「令和6年雇用動向調査」

アドバイザーのリアル・アドバイス!人間関係ではストレスが少ない? マッチすれば最高の職場になる

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

理念や風土を理由とする離職が極めて少ないことは、組織のベクトルがメンバーやチームを超えてそろっており、人間関係のストレスが少ない超ウェットで仲が良い組織であることの証明と言えるでしょう。

お互いを認め合い、高め合うカルチャーが好きな人にとっては、最高の居場所になると思います。

この離職理由には注意! 後悔のない企業選択のためのコツ

一方で、離職理由のトップに「仕事(35.0%)」や「待遇(14.0%)」が挙がる点には注意が必要です。

これは、「人は素晴らしいし会社も大好きだけれど、業務負荷が重すぎる、あるいは仕事のきつさに対して給与が見合わない」という、いわゆるやりがいの搾取の構造に陥りやすいことを示唆しています。

このタイプの企業を目指す際の注意点は、周囲の熱狂的なノリに完全に流されるのではなく、「この激務を乗り越えた先に、自分はどのような市場価値(ポータブルスキル)を得たいのか」という計算を頭の片隅に持っておくことです。

とはいえ、冷めた目で見てしまうような人はそもそも向いていないので、バランス感覚には注意が必要です。

「仲間との絆」という精神的報酬だけでなく、プロとして労働の対価を冷静に見極める目を同時に持つことが、心身を崩さず成果を出しながら働くためのキーポイントとなります。

あなたが受けないほうがいい職業を知っておこう

就活を成功させるためには、自分に合う職業・合わない職業を早めに知ることが不可欠です。しかし、それがわからずに悩む人も多いでしょう。

そんな人に活用してほしいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたに合う職業・合わない職業を特定できます

早いうちに自分に合う職業・合わない職業を知って、就活を成功させましょう。

企業がやばいかどうかは自分自身との適性によっても変わる

仕事を通じた成長意欲や向上心を満たすことを優先したいのか、プライベートやワークライフバランスを重視したいのかでリンクアンドモチベーションの見え方は変わってきそうです。

ただし、同社は企業理念や採用方針が明確なだけに、自分との相性を判断する線引きは難しくはなさそうです。

プロのアドバイザーはこう分析!あなたの成長意欲を後押しする会社! 具体的な適性を押さえておこう

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

プロフィールを見る

リンクアンドモチベーションは、好奇心旺盛な魅力的な社員が非常に多い企業です。

与えられた環境のなかで、最大限成果を出していこうという貪欲な人が多く、仕事に対する熱意も強いです。20代で圧倒的な成長を経験したい人にとっては良い環境と言えるでしょう。

また、クライアントの組織が変わっていく過程に喜びを感じることができる人や人の成長に興味のある人は向いています。

さらに、自分自身を高めていきたいという成長意欲や達成意欲の高い人にとっては、3カ月に1回のアワードの機会など、成果を認めてもらえる社風で良かったと思えるはずです。

複数回の選考で企業を知れる! 熱量の高い組織のリアル

選考では、インターンシップや複数回の面接、社員と対話する機会も用意されているため、ある程度企業理解をしたうえで選考を進めることができます。

新卒で入社し結婚、出産などを経ながら20年近く活躍する人もいる一方、入社して数年で退職し、起業する人もいます。エネルギー溢れる社風であると言えるでしょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

> コンテンツポリシー

記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

> メッセージを読む

関連Q&A

記事カテゴリー

Q&Aカテゴリーはこちら

関連Q&A

おすすめ対策ツール・資料

TOP

PORTキャリア
会社情報 プライバシーポリシー グループ会員利用規約 コンプライアンスポリシー 反社会的勢力排除ポリシー 外部サービスの利用について 情報セキュリティ基本方針 行動ターゲティング広告について カスタマーハラスメントポリシー