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履歴書のクラブ活動経験なしの場合はどう書けば良いですか?
履歴書の学歴欄の下にクラブ活動やボランティア経験などを書く欄がありますが、特にこれといった経験がないので書き方がわかりません。
空欄、もしくは「特になし」などと書いて提出するのは印象が悪いでしょうか?
クラブ活動や特筆すべき活動がない場合、どのように書くのが適切なのかアドバイスいただきたいです。学業に力を入れていたことや、個人的に取り組んでいたことなどを書いてもOKですか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
クラブ活動欄に書くことがない場合でも空欄や「特になし」はNG
クラブ活動の経験がない場合は、学業に力を入れていたことや、個人的に取り組んでいたことなどを記入すると良いと私は考えています。履歴書はその人を知るための一歩です。
私なりに例えるなら、就活における履歴書はお見合いで相手に渡す自分のプロフィール、すなわち身上書のような役割を持ちます。「特になし」という項目が多い経歴書よりも、趣味や取り組みについて熱心に書かれたもののほうが、会話のきっかけが生まれやすいと思いませんか?
このように、企業への就職は結婚と似ている部分があると私はとらえています。自分の魅力が存分に伝わるラブレターを送るつもりで記入してみてください。
クラブ活動に代わる経験を記載して面接での話題につなげよう
もし履歴書のクラブ活動欄に書くことがない場合、「クラブ活動の経験はありませんが、その一方で学業に注力し、こういう成果を上げました」というように、代替となる経験を具体的に記載することで評価につなげられる可能性があります。
私自身、中学生のときは部活動をしていませんでしたが、代わりに習い事を複数していたため、「書道で段位を取得した」といった具体的な実績を記載したところ、面接で大変好評で話が盛り上がったことがありましたよ。
「クラブ活動」に限定せず類似する自主的な活動を記載しよう
企業側が履歴書のクラブ活動欄に期待しているのは、おもにサークル活動やアルバイト経験といった、学業以外の自主的な活動に関する情報です。
もし、まったく関係のない個人的な趣味について長々と書かれていれば、多少の違和感を覚える採用担当者もいるかもしれません。しかし、私のこれまでの就職指導の経験からも、履歴書のクラブ活動欄は空欄にしておくより、何か建設的な活動について記載されているほうが好印象につながります。
クラブ活動に類似する内容でなかったとしても熱意を伝えることが大切
そもそも「クラブ活動」という項目名自体が、少々古い表現であると私は思います。現代のように学生団体での活動やインターンへの参加が一般的でなかった時代の履歴書のフォーマットの名残という側面もあるかもしれません。
そのため、あまり「クラブ活動」という言葉の表面的な意味にとらわれすぎる必要はないと思います。
学校生活における何らかの特筆すべき活動について記載するという、少し広いくらいの認識でとらえても大丈夫です。
たとえば、ボランティア活動の経験など、クラブ活動という枠に限定せず、あなたが力を入れて取り組んだことをアピールできる内容であれば、積極的に記載することを私はおすすめします。
たとえクラブ活動欄の趣旨と厳密には合致しない内容であっても、そこにあなた自身の熱意や意欲が感じられれば、企業としては特に問題視するということはありません。
履歴書のクラブ欄の書き方については以下の記事でも詳しく解説しているので併せて参考にしてみてください。
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