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就活の自己紹介スライドは何を書くべきですか?
就活で自己紹介スライドの提出を求められています。初めての経験で、一体何を書けば良いのか、どのような構成で書けば効果的に伝わるのかもまったくわかりません。
ほかの就活生はどのようなスライドを作っているのでしょうか? また、採用担当者は自己紹介スライドのどこを見ているのでしょうか?
自己PRやガクチカなど、エントリーシート(ES)に書くような内容をそのままスライドにしても良いのでしょうか? スライドならではの見せ方や工夫があれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自己紹介のスライドでは「自分らしさ」と「熱意」を視覚的に伝えよう
自己紹介スライドの作成、初めてだと戸惑いますよね。そもそも採用担当者は、ESだけでは伝わりきらないあなたの個性や人柄、プレゼンテーション能力などを見ています。
書くべき内容としては、基本的にはESと重複してもかまいませんが、スライドならではの視覚的な工夫を凝らすことが大切です。
たとえば、あなたの強みやガクチカを象徴する写真やイラストを入れたり、グラフや図を使って実績をわかりやすく示したりするのも効果的だと言えます。
スライドに情報を詰め込みすぎない! わかりやすく見やすい構成を意識しよう
構成としては、あまり情報を詰め込みすぎず、簡潔で見やすいデザインになるよう心がけましょう。
たとえば、「①氏名、大学、学部などの自己紹介」「②具体的なエピソードを交えた、私の強み」「③学生時代に最も力を入れたことと学び」「④貴社で実現したいこと・貢献したいこと」といった流れが一般的です。
まずは名前・大学名・専攻・趣味・特技など基本情報を記載する、そのうえで強みや自己PR、ガクチカを視覚的にわかりやすく配置することを意識してみましょう。
スライドならではの工夫として、写真や動画、図表を効果的に用いて見やすさを意識すると評価される傾向にあります。
また、「何枚のスライドにまとめるべきなのか」「スライドのサイズ指定はあるのか」「提出の拡張子指定はあるか」など、要件についても事前にしっかり確認しましょう。企業からの指定がなければ、スライドの枚数は5~10枚くらいを目安します。
話す時間とのバランスを考えて調整する意識を持つと作りやすいです。
ただ、最も重要なのは、あなたが「何を一番伝えたいのか」というメッセージを明確にし、熱意をもって語ることです。あなたらしさが伝わる、オリジナリティ溢れるスライドを作成してください。
自己紹介スライドは構成と視覚的工夫がカギ!
自己紹介スライドでおすすめする構成は、「自身のプロフィール」「アピールしたいこと」「企業へのメッセージ」の3部構成です。
企業から枚数指定がなければ複数枚作成し、1枚目に大学名や名前などのプロフィール、2枚目に学校で頑張ってきたことや自己PRなどのアピールしたいこと、最後に企業へのメッセージ、というように各スライドで内容を区別すると見やすくなります。
ESに書くような内容を要素として盛り込むのは良いですが、せっかくスライドにするのであれば、文章の羅列だけではもったいないです。
ゼミやサークルの活動写真など、文章の内容に合った写真を挿入したり、イラストを入れたり、文字の色を変えたりするなど、視覚的な工夫を凝らすことをおすすめします。企業からの指定の範囲内で、色やフォント、写真などを効果的に使ってみてください。
写真の枚数に関しても、明確な決まりや縛りはない場合が多いです。重要なのは、各スライドで伝えたいメッセージが明確であることだと言えます。
たとえば、ゼミの話をしているのにアルバイトの写真が多かったり、サークルの内容なのにまったく関係ないイラストが使われていたりすると、メッセージがぼやけてしまいます。
写真の枚数というよりは、内容がより伝わるような見やすい配置と大きさを心掛けましょう。
テンプレート活用もOK! オリジナリティを加えられる方法を選ぼう
作成するうちに、テンプレートを使っても良いのかと迷うこともあるでしょう。もちろん、一から自分で作成できるのであればオリジナリティが高くなるので理想的です。
しかし、Canvaなどのテンプレートを使ったほうが表現したいことを視覚的に作りやすく、結果としてより良いものが作れるのであれば、活用するのはまったく問題ありません。
多くの学生が文字のフォントや色、写真、イラストなどを工夫して作成しています。Canvaのテンプレートをベースにしながら、最終的に写真やイラストを加えることでオリジナリティが出るのであれば、ベースはどちらでも良いと思います。
こちらの記事では、自由形式で作る自己PRの基本的な作り方と効果的なテクニックを解説しています。どこから手を着けたら良いか、何を書いたら良いか迷っている人は参考にしてみてください。
以下のQ&Aでは、スライド形式の自己PRで注意すべき点について解説しています。併せてチェックしてみてください。
こちらのQ&Aでも自己PRをプレゼン形式でおこなう場合の準備をアドバイスしています。