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新卒で海外就職をする際、英語不問の企業はありますか?
新卒で海外就職に挑戦したいと考えているのですが、英語あまり得意なほうではありません。海外就職で英語不問の企業はあるのでしょうか?
英語が不問の求人もあると聞いたことはありますが、実際にはどのような仕事があるのでしょうか?
英語力の低い人が海外で働く際に苦労すること、事前に準備しておくべきことなどがあればそれも知りたいです。
アドバイスのほどよろしくお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
英語不問での採用もあるが仕事上での苦労が増える
まず、英語が苦手と言いつつ外国で働こうと思う理由は何なのでしょうか。英語を使う職場で英語が得意でなくとも採用されるケースも多少はあるとは思いますが、その後に仕事をするうえでは大きなハンデになるのは間違いありません。
わかりやすい例で言えば、サッカーやバスケットボールなどで一流のスキルを持つスポーツ選手が、言葉の問題で成功できなかった事例は数え切れません。実際に複数の選手が、意思疎通における問題があったとコメントしています。
英語圏で仕事をするのに英語力が低ければ、上司や同僚との意思疎通に苦労することは想像に難くありません。当然、仕事も思うようには進まないでしょう。
まずは英語への苦手意識を克服に向けて動こう
事前に準備しておくべきこととして、「英語があまり得意ではない」という状態から、「英語が得意です」と言えるくらいにしておくことをすすめます。もちろん、語学力を完璧にする必要はないですが、少なくとも苦手意識が残っているようではうまくいかないでしょう。
まったく話せなくても、リスクを負ってキャラクターで勝負するということもできないわけではないです。しかし、そういう志向の人に条件の良い仕事は、最初は回ってこないというのが私の意見です。
今の時代、教材はたくさんあり、ローコストで学習もできます。海外で働く、暮らすということを目指すのであれば、何をおいてもまずは言語読解力の向上に本気で取り組んでいきましょう。
英語不問の求人は稀にあるが最低限の英語力は必要になる
海外就職で英語不問の求人は決して多くはありませんが、特にアジア圏や日系企業の現地拠点では一定数存在します。ただし、欧米圏ではほとんど見つからないのが現状です。
主な英語不問の求人の例としては、以下が挙げられます。
・現地に拠点を置く日本企業の管理部門
・日系商社のローカルサポートポジション
・日本語学校の講師
・日本語ガイド
これらの職種では、社内公用語が日本語であるケースが多く、英語力が必須とは限りません。しかし、「英語が全く不要」という職場は極めて稀だと私は考えています。
実際には、社内外の簡単なメールや資料確認、同僚とのコミュニケーションで、最低限のリーディングやリスニング力が求められる場合がほとんどです。また、現地スタッフや他部門とのやり取りで英語や現地語が必要になることもあります。
必要な英語力を確認! さらに自己学習で選択肢を広げよう
求人票で英語不問と記載されていても、実際の業務では多少の英語や現地語が必要となるケースがあるため、事前に内容を確認することが重要です。
出発前に準備しておきたいのは、ビジネスの基本メールテンプレートを使いこなせるレベルの文法力と、オンライン英会話などで磨くリスニング力です。加えて、現地の公用語の基礎フレーズを身に付けておくことで、職場以外の日常生活でもストレスを軽減できるでしょう。
なお、職種や勤務地によっては現地語が必須に近い場合もあるため、自分の希望職種や勤務地の言語要件をよく調べておくことをおすすめします。
求人情報を探す際は、「日本人限定募集」「日系企業〇〇支店」といったキーワードを使い、転職エージェントや現地の日系コミュニティに登録して非公開案件を紹介してもらうのがおすすめです。
また、現地在住の先輩やOB・OGに話を聞き、「実際に英語や現地語がどの程度使われているか」「社内でのサポート体制」などリアルな声を集めれば、自分の語学レベルと仕事内容のミスマッチを避けやすくなるでしょう。
最後に、英語不問の求人は数が限られるため、選択肢を広げたい場合はTOEICで最低でも730点以上を目指し、応募条件を自ら引き上げる努力も検討してください。これらのステップを踏むことで、英語に不安があっても、海外で働くチャンスを着実につかめるようになるでしょう。
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