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回答しない

面接で落ちる理由がわからないです。

何度も面接に落ちてしまい、何が良くなかったのか、どう改善すれば良いのかまったくわかりません。

自己分析や企業研究も自分なりにしっかり取り組み、面接対策本を読んだり、模擬面接も繰り返したりしてきました。本番の面接でも、緊張しながらも質問にはきちんと答えているつもりです。

それなのに、毎回不採用となり、フィードバックもほとんどもらえず、内定を得られるのか不安で押しつぶされそうです。

面接で落ち続ける場合、どのような理由が考えられるのでしょうか? また、これからどのような対策をすれば良いか、プロのキャリアコンサルタントの方からアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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企業目線で見てミスマッチがないか見直してみよう

努力と結果がともなわないと、精神的に落ち込んでしまうと思います。

しっかりと対策をしているのに落ちてしまうということは、対策の仕方が間違っている可能性があります。

一度、面接官の視点、つまり企業側の視点に立って、自身の自己PRや志望動機を見直してみてください。自分が伝えたい内容と、企業が求めているものがマッチしていないかもしれません。

客観的なアドバイスをもとに自身の回答を磨こう

もし難しければ、生成AI(人工知能)などを活用し、志望企業の情報をインプットしたうえで、自身の回答を投げてマッチしているか、どこを改善すべきかフィードバックをもらうのも有効です。

これまでの支援経験から言うと、何度も面接に落ちてしまう人の理由としては、やりたいことと企業が求めることのミスマッチ、シンプルに志望企業のレベルが高いという二点が挙げられます。

新卒の就職活動は、自分で考えて行動する人がほとんどなので、袋小路に陥りがちです。大学のキャリアセンターや、外部の就職支援サービスなど、第三者から客観的なアドバイスをもらうのも良いでしょう。

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

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企業が求める点とギャップがないか確認しよう

面接で不採用が続く原因は、準備のズレ、コミュニケーションの質、自己表現のギャップなど、多岐にわたります。

自己分析や企業研究を徹底しても結果が出ないのは、これらの見落としがちな課題が潜んでいるかもしれません。

面接官は、単に質問への回答だけでなく、あなたの人間性や自社との相性を見極めようとしています。

そのため、企業の求めるものとズレていたり、対話としてのコミュニケーションの質が低かったりすると、あなたの魅力が十分に伝わらなくなることを認識しましょう。

深掘りした自己分析を企業の求める点とつなげよう

私の過去の支援では、具体的に以下のような点を案内してきました。

まず、準備のズレについては、企業の求める人物像とあなたの強みを合致させ、企業研究を表面的な情報で終わらせず、深堀りしましょう。

次に、コミュニケーションの質については、話し方や聞き方、表情、視線などが不適切で、会話のキャッチボールができていないか注意してください。また、一方的に話しすぎないように心掛けましょう。

自己表現のギャップは、論理的な説明が不足していたり、志望動機が借り物に聞こえないようにしたりすることが大切です。

最後に、マナーの面では、身だしなみや挨拶、言葉遣いが不適切、オンライン面接での環境配慮不足にならないようにしましょう。

これらの課題を克服するために、自己分析は企業が知りたい情報を意識して深掘りし、あなたの価値観、そしてそれが企業の理念やビジョンとどうつながるのかを明確にしていきましょう。

以下の記事では面接で落ちた際に考えられる原因を10選紹介しています。自分に当てはまるものがないか確認し、改善・対策に取り組んでいきましょう。

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