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就活の解禁ルールって意味ないですよね?
2027年卒業予定の大学生です。就活に向けて情報収集をしているのですが、いわゆる就活解禁日について疑問を感じており、正直就活解禁のルールって意味ないですよね?
政府が定めたルールでは、広報活動の解禁が3月1日、選考活動の解禁が6月1日とされていますよね。でも、実際のところ、大学3年生の夏や冬におこなわれるインターンシップが選考の場になっていたり、そこから早期に内々定のような連絡を受けたりするケースが多いと聞きます。
企業も就活生も、解禁日よりも前に採用活動や就活をしていると思うのですが、そうすると解禁日っていったいどんな意味を持つのでしょうか? あまり気にしなくても良いものなのでしょうか? 解禁日をどのようにとらえて就活を進めていくべきなのか教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
就活解禁日は目安! より早くから選考がおこなわれる
そもそも「3月広報、6月選考」という政府のルールは、元々は学生の学業への配慮が目的でした。
ただ実際には、3年の夏から企業が開催するインターンで、実質的な選考がおこなわれていることが多いです。私の周りでも夏インターンの参加後に早期選考の案内が来て、年内に内々定をもらったという話はよく耳にします。
ルールに縛られずに解禁日前から就活の準備を始めよう
つまり、今の就活は表のルールと実態が二層構造になっていると言えます。解禁日が存在する一方で、企業も学生もその前から動いており、「解禁日から就活を始めよう」では出遅れになってしまうのが現状です。
私の考えとしては、「解禁日は目安の一つであって、守るべきラインではない」と考えます。3月1日を「企業が本格的に広報活動を始める時期」ととらえて、それまでに自己分析や業界研究を済ませ、エントリーする準備を整えておくのが理想です。
そして6月1日の選考解禁には、すでに複数の面接経験を積んでいることが望ましいです。ルールが形骸化しているからこそ早めの情報収集と行動が必要です。
就活は自分に合った企業を見つけるためのプロセスなので、ルールに振り回されず、自分のペースで動いていきましょう。
就活解禁のルールは特定企業のみ! 応募する企業を確認しよう
政府の決めた就活の解禁に関するルールは、あくまでも経団連に加入している企業が対象になります。
また、3月1日から就活をすれば良いという意味ではありません。それ以前から取り組むべきことが数多くあります。
一方、経団連に加入していない企業の場合は、3月1日以前から採用活動をしています。企業のタイミングで広報活動が開始されるため、ベンチャー企業をはじめ、外資やマスコミなど人気のある企業は3月以前にエントリーが終わっているところもあります。
就活生の4割が解禁日前に内定! 夏休み前から準備しよう
そのため、気になる企業については小まめに採用活動の情報を確認しておく必要があります。マイナビキャリアリサーチLabの「【4月更新】2026年卒就職内定率(内々定率)の状況」によると、3月1日時点で43.1%となっています。
つまり、それ以前に最終面接まで終わっているということになります。
3月1日からエンジンをかけるのではなく、夏休み前から徐々に自己分析や業界、企業分析を開始し、気になる企業のインターンの情報を確認したり、筆記、面接対策をおこなったりなど、いつでも就活ができるように準備しておくことが肝要です。
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