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「第一志望はゆずれない」という気持ちが強いです。応募企業を絞りすぎるのは良くないでしょうか?
「第一志望はゆずれない」という駿台のキャッチフレーズが印象的なのですが、就活において本当に第一志望にこだわることは良いことなのでしょうか?
現在、ある企業が気になっているのですが、その企業一本に絞ってしまうと仮に落ちてしまった場合に行ける企業がなくなってしまわないか心配です。
就活において、「第一志望はゆずれない」という強い気持ちを持ち、その企業に最初から絞って就活を進めることのメリット・デメリットは何でしょうか?
また、もし第一志望に対するこだわりが強い場合でも、視野を広げてほかの企業も検討するべきなのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
併願により第一志望への合格可能性を高められる可能性がある
「第一志望はゆずれない」という気持ち、とてもよく理解できます。
なぜなら、私自身も進路を決める際に同じ気持ちを抱いた経験があるからです。
私の場合は高校進学の時でしたが、どうしても第一志望の国立大学付属高校に進みたかったのです。
単願でいくと宣言した私に、進路指導の先生からは「浪人したら俺の首が飛ぶ」と泣きつかれ、多くの大人たちから「頼むから併願にしてくれ」と言われました。
それでも私の気持ちは変わることなく、第一志望への熱量は増すばかりでしたが、結果として大人たちの言い分をのみ併願での受験となりました。
強い意志と視野の広さで内定を目指そう!
今となって思うのは、滑り止めの願書を作成することにも抵抗を感じていた中での出願だったため、かえって「絶対に第一志望に受かる!」というモチベーションがアップし、合格という願望成就につながったのかもしれないということです。
また、比較対象があることで、第一志望の進路がさらに魅力的に思えることもあるでしょう。一方で、新たな道にスポットが当たることもあります。
これらのことから、現実的なアクションとしては視野を広げた就職活動をする。マインド的には、「第一志望はゆずれない」という信念を持ち、そこにつながる努力を続けるといった気持ちの住み分けをするとよいと思われます。
ぜひ、こちらのアドバイスを参考に、第一志望合格という「願望成就」に続いていただければと思います。
応募企業の絞りすぎは注意! バランスの良い就活をしよう
「第一志望はゆずれない」という強い気持ち、素晴らしいですね。その企業への熱意が伝わってきます。
ただ、就職活動において第一志望の企業に絞ることには、メリットとデメリットの両面があると考えられます。
まずメリットについてですが、やはり第一志望の企業に的を絞ることで、その企業に対する自身の熱意や志望度の高さを、より集中的かつ効果的に示すことができるという点が挙げられます。
また、一つの企業に選考準備の時間を全て投入できるため、結果として企業研究や面接対策の質が格段に高まることも期待できます。
一方で懸念としては、万が一、その第一志望の企業にご縁がなかった場合に、次の企業を探し始めるための準備が大きく遅れてしまうリスクがあるという点です。
さらに、一つの企業に集中しすぎることで視野が狭くなってしまい、自身の本来の性質や強み、あるいは長期的なキャリア志向に本当に合致する他の優良な企業を見逃してしまう可能性も否定できません。
軸は持ちつつ視野も広く! 最良の企業を見つけよう
結論としては、第一志望の企業を就職活動の軸としつつも、第二志望、第三志望の企業も視野に入れ、並行して検討を進めるという、バランスの取れた進め方がおすすめです。
学生の皆さんからは普段なかなかみえにくいBtoB(企業間取引)ビジネスをおこなっている企業のなかにも、自身の志向性や価値観に驚くほど合致する業界や企業がみつかる可能性は十分にあります。
私のこれまでの調査による分析、そして多くの事例をみてきた経験から言えるのは、視野を広げて情報収集をしてみることで、思わぬ素晴らしい出会いがあるかもしれないということです。
第一志望への強い思いは大切にしつつも、多角的な視点を持って就職活動を進めていくことが、最終的に自身にとって最良の結果につながると信じています。
これから面接に臨む学生は、面接で第一志望を聞かれて回答に迷うこともあると思います。その場しのぎの回答で印象を下げることがないように準備をして臨みましょう。
第一志望の企業に対して、「第一志望です」と言うときの注意点について以下の記事で解説しています。併せて読んでみてください。
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