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農学部から食品メーカーに就職できますか?
農学部に在籍している大学生です。将来は食品メーカーで働くことを希望しています。農学部で学んだ知識は、食品メーカーでどのように活かせるのでしょうか? 研究・開発職以外にも、農学部の知識が役立つ職種があるかも気になります。
また、食品メーカーの仕事内容や、農学部出身者が働くうえでのやりがい、キャリアパスなどについても教えていただけると幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
農学部と食品メーカーは好相性! 専門性を活かそう
農学部と食品メーカーは非常に親和性が高いと言えます。企業側としては、研究開発職を期待するケースが多いでしょう。
それ以外の職種、たとえば総合職や営業職、マーケティング職などを希望する場合は、「農学部で学んだ知識を活かして、顧客に正しい情報と共に商品をご案内できる営業になりたい」といったように、学んだことをどう活かせるかを具体的に説明する必要があります。
研究開発が本命! 他職種でも知識は武器になる
企業も理系の専門知識を持つ人材として期待しているはずですので、それを活かすという前提で考えると良いでしょう。
研究開発職を中心に、ほかの職種でも知識を役立てることは可能です。
キャリアパスについては一概には言えませんが、専門知識を磨くという意味では、研究職に進むのが確実性が高いと言えます。
企業からの期待も高いです。
経験に根ざした志望動機は選考を突破する力になる
「幼い頃の経験から健康的な食生活を心掛けるようになり、人々の健康に貢献したいと食品業界を志望する」という動機は、非常に共感を呼びやすく、むしろ強い動機になり得ます。
なぜなら、それはあなた自身の具体的な体験に基づいているからです。多くの人が漠然と「健康に良い食品を作りたい」と考えるなかで、個人的な経験を通して食と健康の重要性を深く理解しています。
この自分ごととして捉えている姿勢は、単なる知識や興味を超えた、本物の熱意や使命感として面接官に伝わる可能性が高いです。
個人的な体験を企業選びや職種への志望理由と結びつけよう
この志望動機をさらに魅力的にするために「なぜその企業なのか」を明確にすることを考えてみてください。 あなたの健康への想いを、なぜその企業の製品や技術、サービスで実現したいのかを具体的に結びつけましょう。
たとえば「御社の〇〇という製品は、幼い頃の私のように食が細かった人でも美味しく栄養を摂れるよう工夫されており、その点に非常に感銘しました。」などです。
具体的な貢献意欲を示すことも重要です。
たとえば「研究開発職として、私の食経験から得た知見を生かし、誰もが美味しく続けられる健康食品の開発に貢献したいです。」など、入社後、あなたがどのように人々の健康に貢献したいのか、職種と絡めて具体的に伝えましょう。
そして「自身の経験から、食の細い人々の気持ちに寄り添い、本当に必要とされる製品を追求する粘り強さには自信があります。」など、あなたの強みがこの健康への貢献という目標達成に役立つかをアピールしましょう。
農学部卒におすすめの就職先は以下の記事で解説しています。「農学部で学んだことを活かしたい」「どのようにして仕事を選べば良いかわからない」と悩む農学部出身の人はぜひ参考にしてください。
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