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面接で話に一貫性を出すコツを教えてください。
就職活動をしている大学3年生です。最近、面接で質問に答えているときに、自分の話す内容に一貫性がないのではないかと不安になることがあります。
自己PRと志望動機で話したことが矛盾しているように感じたり、軸がブレているように思ったりして、あまり自信を持って答えられていないような気がするのですが、面接での回答に一貫性を出すにはどうしたら良いでしょうか?
ちなみに面接官は、応募者の話の一貫性をどのような点から判断しているのでしょうか? 自分の面接の回答に一貫性があるかを確認する方法についても知りたいです。アドバイスのほどよろしくお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
話の一貫性は「就活の軸」からしっかり作ろう!
面接での回答に一貫性を出すコツは、「就活の軸」をしっかりと作ることです。
逆に言えば、就活の軸が明確でないと、質問によって回答にばらつきが出たり、話の辻褄が合わなくなったりしやすくなってしまうのです。
「自分が働くうえで何を大切にするか」 「仕事を選ぶうえで譲れないものは何か」といった就活の軸をじっくりと時間をかけて作っておくことで、結果的にブレない受け答えができるようになります。
客観的視点が鍵になる! 模擬面接でチェックするのがおすすめ
自分自身の話に一貫性があるかどうかは、なかなか自分では気付きにくいものです。模擬面接などを通じて第三者にみてもらい、客観的なフィードバックをもらうことをおすすめします。
私が添削する段階で一貫性が出るようにアドバイスしていることもあり、あまり明確にマッチしていないケースには出会いません。
しかし、たとえば「さまざまなことにチャレンジしたい」と自己PRで述べているのに、エピソードが「一つのことに集中して取り組んだ」というものだけだと、若干のずれを感じることはあります。
その場合私は、「継続してきたことは複数あるが、今日は特にこのエピソードをお伝えします」というように、ほかにも経験があることを示唆するようにアドバイスしています。
「一つのことを継続してきた」という自己PRに対して、「会社に入ってから幅広くさまざまなことをやりたい」という志望動機は、不一致ととらえられる可能性があるため注意が必要です。
話の一貫性を出すには「キャリアの軸」を明確にすることがポイント
面接での話に一貫性がないと感じる場合はまず、自分が「どのような働き方をしたいか」「将来どのような人間になりたいのか」といった「軸」が明確になっているかを確認しましょう。
この軸がはっきりすれば、それに沿った自己PRや志望動機、長所を見つけやすくなり、話にも一貫性が出てくるはずです。
矛盾が必ずしも悪いわけではなく多様性として魅力になる場合もありますが、話全体がちぐはぐなら、根本的なキャリアの軸を見つめ直すことが有効です。
以下の記事では、企業選びの軸について詳しく解説しています。面接で話に一貫説を出すためにも企業選びの軸は明確にしておきましょう。
こちらの記事では、面接全般について詳しく解説しています。面接の目的から具体的な形式、流れや対策のポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接でよく聞かれる質問や回答例、答え方は次の記事で紹介しています。質問対策を網羅的に解説しているので、併せてチェックしておきましょう。
面接では話す内容だけではなく、話し方にも気を配っていきましょう。以下の記事では面接での話し方のコツや上手く話すための練習方法を解説しているので、参考にしてみてください。
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