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SPIと一般常識の違いは何ですか?
就職活動の選考で、SPIと一般常識のテストの両方が課されるケースがあると聞きました。これら2つの試験は、具体的に何が違いはありますか?
SPIは能力や性格を測定するものだと理解していますが、一般常識で問われる知識や、出題範囲の違いについても気になります。
もし両方を対策する必要がある場合、どのように学習を進めるのが効率的か、また優先順位の付け方についても教えていただきたいです。SPIと一般常識、それぞれの試験の目的と対策のポイントについて、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
SPIは能力と性格の適性検査、一般常識は基礎知識の確認
SPIと一般常識は、まったく異なる試験です。そのため、それぞれに合わせた対策を練る必要があります。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが開発した試験で、日本で最も利用されている適性検査です。性格検査と能力検査の2つからできており、個人の資質を測る検査です。
一方、一般常識は、企業がオリジナルで作成した問題です。主要5教科だけでなく、企業の独自の視点で時事問題や社会問題が出題されます。
SPI対策は市販本などで対策可能ですが、一般常識は市販本だけでなく、「普段からどの程度社会を見ているか」が問われていますので、一般常識のほうがより幅広い知識が必要です。
SPIが個人の能力や性格を見極め入社後のミスマッチを防ぐために使われるます。つまり、入社後に企業で活躍できるかどうか、周りとうまく人間関係が構築できるかを見ています。
両方の特性を理解し、バランスよく対策しよう
それに対して、一般常識は社会人として適切な基礎的な知識を有しているかを見極めます。営業に出れば、いろいろな話題がでます。取引先に合わせて円滑なコミュニケーションが取れるかどうかは非常に重要です。
両方の対策ですが、どちらを優先するのではなく、両方バランスよく取り組みましょう。
SPIと一般常識は目的も対策も違う!
SPIと一般常識は、就職試験でどちらも登場することがありますが、出題の目的・内容・対策法が大きく異なります。
SPIは能力や性格の測定を目的としており、一般常識は社会人としての基礎知識の確認をおこなうためのものです。出題される内容も異なり、評価される点も違います。
SPIは処理能力・論理的思考、性格とのマッチングが評価され、一般常識は社会人としての教養、業界・時事への関心度が評価されます。
一般常識の出題範囲としては、企業や自治体ごとの傾向調査が重要です。
公務員であれば、時事や地理歴史などの問題が多く、一般企業であれば時事とビジネスマナーが中心です。
基本的な対策としては、SPIを重点的に進めることが大事。
まずは影響力の大きいSPIから対策を始めよう
SPIが受験企業も多いので影響もその分、大きくなります。そのため先に集中して取り組む必要があります。
SPIは地頭、性格の一貫性、処理スピードなどで、学力テストというよりビジネス適応力のチェックです。
一般常識は、社会人として最低限の教養・時事への関心を見ています。
自分のなかで何から先に始めていくのかを考えてスケジュール管理をおこなうことが望ましいでしょう。
以下の記事ではSPIと一般常識の違いを解説しています。それぞれの具体的な内容や違いがわからないと疑問を感じていた人は、ぜひ参考にしてください。
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