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グループディスカッションで落ちる人の特徴は?

就職活動の選考で、グループディスカッションが苦手です。これまで何度か参加しましたが、通過できたことがありません。グループディスカッションで落ちてしまう人には、共通する特徴があるのでしょうか?

たとえば、発言が極端に少なかったり、逆に一方的に話し過ぎたりする人は落ちやすいのでしょうか?

議論をまとめられない、協調性がないと判断される行動なども、評価を下げる原因になるのでしょうか?

グループディスカッションで通過するために、気を付けるべき具体的な言動や、役割分担のコツなどがあれば教えていただきたいです。

また、もし自分が落ちる人の特徴に当てはまっている場合、どのように改善していけば良いでしょうか? 経験者の方や面接官の方からのアドバイスをお待ちしています。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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協調性がないと落とされる! 周囲に配慮した振る舞いをしよう

グループディスカッションで残念ながら評価が下がってしまう人の特徴についてですね。

グループディスカッションでは、個人の能力の高さよりも、むしろチームのなかで協調性を持ち、建設的な議論に貢献できるかどうかが重視されます。

いわば、「最低限のコミュニケーション能力や協調性が備わっているか」という、社会人としての基本的なスタンスを見られていることが多いと考えてください。

具体的に避けるべき行動としては、ほかの人の意見にまったく耳を傾けない、ほかの人が話している最中に自分の話をかぶせてしまう、といった協調性に欠ける振る舞いです。

また、議論にまったく参加せず、最後まで一言も発言しないというのも、評価が難しくなってしまいます。

自分の意見を伝える努力は必須! 役割を意識して参加しよう

もし、自身が「つい話しすぎてしまう」という自覚があるのであれば、意識して議論に参加できていない人に「〇〇さんはどうお考えですか?」と話を振ってみるなど、周りへの配慮を心掛けましょう。

逆に、「自分からなかなか発言しづらい」と感じる人は、どんな些細なことでも良いので、一つでも自分から意見を発信することを意識してみてください。

ほかの人が活発に議論している最中に割って入るのが難しいと感じる場合は、手を挙げて「少しよろしいでしょうか」と断ってから話し始めるなど、何かしらの形で議論に参加し、自分の考えを伝える努力をすることが大切です。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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貢献度が低いと評価につながらない! 活躍できる役割を理解しておこう

グループディスカッションで残念ながら不合格となってしまう人に共通する特徴ですね。

たとえば、極端に発言が少なかったり、まったく発言しなかったりする人が挙げられます。

ほかにも、人の意見を頭ごなしに否定したり、批判的なことばかりを言ったりすること、協調性がなくチームの輪を乱すような言動をとること、そして自分の意見ばかりを主張し、他者の意見に耳を傾けない自己中心的な姿勢なども挙げられるでしょう。

グループディスカッションを通過するための具体的な言動や役割分担のコツとしては、まず、進行役や書記などの自身の役割を明確にし、その役割を果たすことでチームに貢献している姿勢を示すことです。

また、ほかの参加者と意見が異なる場合でも、否定的な言葉で返すのではなく、「なるほど、そういう考え方もありますね」というように、一旦相手の意見を受け止める姿勢を示したうえで、自身の建設的な意見を提示しましょう。

もし、積極的に発言するのが苦手だと感じる場合は、他者の意見を要約して整理したり、「これまでの議論では出ていない視点ですが……」と一言添えて新たな意見を提示したりするなど、場の流れに沿った形での発言を心掛けると良いと思います。

全員で議論を進める意識を示そう! 発言量は全員平等に

グループディスカッションでは、自身が話すことだけに集中するのではなく、ほかの参加者の話を最後までしっかりと聞き、それぞれの意見を受け止める姿勢を示すことが何よりも重要です。

そのうえで、自身の意見を論理的に、かつわかりやすく伝え、チーム全体として建設的な議論を促すような発言を心掛けることが求められます。

自身がどのような役割であれば活躍しやすいのか、いわば「勝ちパターン」を事前に認識しておくのもお勧めです。

改善するための方法として、もし自身の発言が少ないと感じる場合は、「議論の最初に一度は必ず発言する」という自分なりのルールを決めて臨むと、意見を述べるタイミングを逃しにくくなるでしょう。

逆に、話しすぎてしまう傾向があると感じる場合は、意識してほかの参加者に「〇〇さんはこの点についてどう思いますか?」というように質問を振り、発言の機会を均等にするように心掛けると、全体のバランスが取りやすいです。

グループディスカッションに初めて臨む人には以下の記事もおすすめです。グループディスカッションの流れや進め方を解説しているので、参考にしてみましょう。

次の記事では、グループディスカッションの役割について詳しく解説しています。役割の種類やそれぞれの役割に向いている人の特徴、評価されるコツを理解して、自分に合った役割を見つけてくださいね。

こちらのQ&Aでは、グループディスカッションが苦手な相談者に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。

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