Q

グループディスカッションが苦手です。コツはありますか?

グループディスカッションが苦手なのですが、コツはありますか?

先日選考でグループディスカッションがあったのですが、うまく意見を言えず、結果は不合格となってしまいました。

先日の選考では2、3回くらいしか発言できていません。それも他人の意見に少し補足する、くらいの内容です。絶対もっと発言した方が良かった、ということはわかっています。

そもそも発言するのが怖いです。自分の意見が間違っているかもしれないし、それでマイナスの評価をつけられるのではと思うと、もう何も言えず黙ってしまいます。

皆受かりたくて必死な中発言するというのも正直怖いので気が引けます。普段からそんなに大人数の前で発言するタイプでもないですし。

あと、たまにグループディスカッションの議題が難しいときがあります。そのときは本当にお手上げです。議題もあんまり理解できないので、そもそも意見が思いつきません。情けないです。

こんな感じでグループディスカッションがボロボロなんですが、またグループディスカッションの選考があるので、グループディスカッションが苦手な人におすすめな発言の仕方とか役割とか、コツがあればアドバイスしていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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根拠とともに意見を伝えよう

まず、ディスカッションという行為は、正解のない問題に対して、参加者が自分の意見を交わし合い、考えを深めていく行為です。

唯一の正解を探し出す行為ではありませんから、質問者さんが恐れている「自分の意見が間違っているかもしれない」という考えは、そもそもディスカッションでは必要のない視点です。

ディスカッションで必要なのは、内容の正確さではなく、自分の意見を論理的に伝えるという「話し方」です。言い換えると「根拠とともに伝える」ということです。それができれば、正解、不正解は関係がありません。

まずは「自分は◯◯だと思います、理由は△△だからです」とか「□□さんがおっしゃった意見について、僕はこう思います。というのも△△があるからです」という「話し方」を心がけてください。

そして、自分が何を言おうかとばかり考えてしまい、他の参加者の意見を上の空で聞いていると、自分の発言がその場の議論の流れに沿わない、ズレた内容になりがちです。

まずはメモをとりつつ他の発言者の意見にしっかりと耳を傾けてみましょう。

その中で「あ、ここは自分はこう思う」と思える瞬間があるとき、根拠とともに発言してみてください。他の人の意見をきちんと聞いている姿勢というのも評価されるポイントですよ。

ベストアンサー

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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自分の意見を持ち、積極的に発言しよう

グループディスカッションで選考されていると考え過ぎると、余計緊張してしまいます。

グループディスカッションの苦手意識を克服するためには、友人などとテーマを決めて練習するのもいいでしょう。日常のニュースなどに関心を持ち、自分の意見を持つようにしてください。

採用担当者はグループディスカッションで間違った意見をチェックしているのではなく、グループのディスカッション参加者の協調性、積極性、コミュニケーション能力、論理的思考力、メンバーへの気配りなどを見極めていますので、間違った意見がマイナス評価になることはありません。

一方積極性が評価されるものの、他のメンバーに話の機会を与えず、自分の意見を押し通す人は、マイナス評価になります。

知ったかぶりで発言をするのもマイナス評価になりますので、知らない場合は他の参加者の意見に追従し共感していることを、おうむ返しで伝える方法があります。

発言をするときは、結論を後回しにせず先に伝えたうえで、次に理由を伝えるようにすると、話をしていても支離滅裂にならず相手に理解をしてもらえますよ。

苦手意識を持たずに選考されているという気持ちを払拭して、友人とディスカッションしている気持ちで臨んでください。

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