Q
その他
回答しない
面接でガクチカはどこまで話すべきですか?
面接でガクチカについて聞かれた際、話す内容の範囲や深さについて迷っています。
アルバイト経験について話そうと思っているのですが、学生時代力を入れたことの概要、課題、取り組み、結果を一度にすべて話すべきなのでしょうか? もしくは、一度に全部話すと会話としては不自然だと思うので、「私が学生時代力を入れたことは〇〇です」と概要だけ伝えて、あとは面接官の質問を待つ感じが良いのでしょうか?
それか面接の時間によって変わってきたりするのでしょうか? たとえば1時間の面接ではすべて話して、15分の面接では概要だけ話すなどありますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
結論と得たことを伝え、あとは面接官の質問に答えよう
「面接でガクチカはどこまで話すべきですか」という質問ですね。
面接時間が1時間であれ15分であれ、最初は要点をまとめてコンパクトに伝えることが重要です。
だらだらと長く話してしまうと要点が伝わりにくいため、質問される余地を残しつつ、結論を先に述べると良いです。
会社に入ってからも、「結論から話してください」とよく言われます。報告などの場面でも同様です。
要約力や結論から話す能力は、社会人として非常に求められるスキルです。
長々と話すよりも、たとえば「学生時代に力を入れたのはバスケットボール部での活動です。キャプテンとしてリーダーシップを発揮しました」というように、何をして何を得たのかという結論を最初に明確に伝えます。
そうすると、面接官が「それはどういうことですか? 」「何年生のときですか? 」「何人くらいの部員がいたのですか? 」「どんなことが印象に残っていますか? 」などと質問してくるでしょう。
まずは要約して結論、つまり何をして何を得たのかを伝え、その後は面接官の質問に答えていく形が良いです。
これは面接時間が長くても短くても同様です。
ガクチカの要約が苦手な人もいるかもしれませんが、最近では、自身で作成した文章をAI(人工知能)に要約させることも可能です。
慣れていない場合は、そういったツールを活用するのも一つの手でしょう。
学んだことを重点的にアピールできるよう整理しておこう
そしてやはり「何をして何を得たか」が重要です。
企業側は、あなたが学生時代に力を入れたことを通じて何を得たのか、何を学んだのかを知りたいのです。
たとえば、「チームワークで皆で盛り上がって一つの結果を出すのが好きだと気づいた」とか、「人の強みを見つけるのが得意だと分かった」など、何を得たのかを自分自身で考えてみてください。
取り組んだことと苦労した点、エピソードは話そう
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で「何をしたか」という概要だけを伝えてしまうと、そこで得た成果や学びが伝わりません。
したがって、たとえ短く話す場合であっても、自身が苦労した点や、どのように取り組んだのかという具体的なエピソードを必ず付け加えて話さないと、面接官はその人を正しく評価できません。
その部分は必ず含めて話すようにしましょう。
伝えたい情報をAIに入力して整理してもらうのもあり
もし、ガクチカの要約自体がうまくできないということでしたら、AIを活用するのも一つの手です。
AIに一度、文章でも箇条書きでもかまいませんので、伝えたい情報をすべて入力してみて、整理してもらうというのも有効な使い方だと思います。
文章の構成を考えるうえで参考になるでしょう。
こちらの記事では、アルバイトのガクチカで面接官の印象に残すコツを詳しく説明しています。アルバイト別の例文も紹介しているので、参考にしてみてください。
ガクチカをわかりやすく伝えるためには、構成が重要です。以下の記事を参考にして、正しい構成で企業にガクチカが伝えられるようにしていきましょう。
ガクチカの動機をどのように伝えるべきか迷っている人は、以下のQ&Aも参考にしてみましょう。
39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人