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ガクチカが弱いものしかありません……。

就職活動でよく聞かれるガクチカについて、正直あまり自信がありません。サークルやアルバイトはしていましたが、リーダー経験や大きな成果といった他人を圧倒できるようなエピソードはなく、ほかの就活生と比べて平凡すぎて弱いのではないかと不安になります。

こうした一見目立たない経験しかない場合でも、面接で効果的にアピールする方法はあるのでしょうか? 平凡な出来事でも、どのように伝えれば企業に響く強みを感じてもらえるのでしょうか?

ガクチカが弱いと感じる人が、自己PRで差を付けるためのコツや視点があれば、ぜひ教えてください。アピールの工夫や、見せ方のヒントなどが知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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派手な成果じゃなくてもOK! 具体的な行動と変化を語ろう

「〇〇大会で優勝した」「このような素晴らしい成績を収めた」といった華々しいPRでなくても、十分に魅力的なガクチカはたくさんあります。

重要なのは、自身が具体的にどのような行動をし、その結果どのような変化があったのかを伝えられるかです。

恐らく、自身の強みと併せてガクチカを話すことになると思いますが、「自身のこういう強みを発揮して、〇〇という状況が△△のように改善されました」といったストーリーを語れるように準備しましょう。

プロセスが評価対象! 熱意を伝えて人柄をアピールしよう!

また、結果だけでなく、どのような思いを持って、どのようなプロセスで取り組んだのかという点も評価されるため、派手な成果がないからといって落ち込む必要はまったくありません。

確かに成果に囚われがちですが、プロセスをきちんと説明できることのほうが重要なのです。

成果があっても、その過程を説明できない人よりも、たとえ小さなことでもプロセスをしっかり語れる人のほうが良い印象を与えます。深掘り質問されたときに何も答えられないのは、かえってマイナスな印象を与えてしまうからです。

どんな些細なことでも、コツコツと続けてきたことや、そのときの感情などを一緒に伝えることで、あなたの人柄をアピールすることができます。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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特別な経験は不要! 日常の取り組みにこそ価値がある

サークルやアルバイトの経験をガクチカとして挙げる学生は多いですが、リーダー経験や全国大会での優勝といった、特別な成果は必須ではありません。

大切なのは、一つの事柄に対して、力を入れて取り組んだプロセスをできるだけ詳細に振り返ることです。

その経験のなかで、どのような課題があり、それを乗り越えるためにどんな工夫をしたのか、そのプロセスこそが評価の対象になります。

経験の深掘りと数字で説得力UPを狙おう! 客観性がカギとなる

一つの物事を深く掘り下げることで、あなただけのエピソードになり、相手に伝える内容は豊かになります。何を学び、どのように成長につながったのかを自分の言葉で語りましょう。

また、数字を入れると客観性が増し、説得力のあるアピールにつながります。

飛躍的な成果でなくても、「前年比でプラスになった」「作業時間を〇%短縮した」など、客観的にわかる変化があれば、ぜひ盛り込んでみてください。

「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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