Q
ESの経歴詐称はバレないですか……? TOEICのスコアを盛ってしまいました。
少し前に一番志望度の高い企業のエントリーシート(ES)の提出があり、受かりたいがためにTOEICの点数を実際の点数よりかなり盛って提出してしまいました。
その時は何も思わなかったのですが、点数を証明するものを提出するかもしれないと気づき、経歴詐称がバレてしまうのではないかと焦っています。
「入社までにその点数を取れば大丈夫!」と思いましたが、就活や卒論の作成でTOEICの勉強をする暇もなく、受けてもその点数を取れる自信もありません。こういう経歴詐称は意外にバレずになんとかなりますかね?
もし経歴詐称がバレてしまったら、その時点で選考から落ちてしまいますか? 今からでも間に合う対処法があれば教えていただきたいです!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
提出してしまった企業に対しては取り返しがつかない
TOEICの点数を盛ってESを提出してしまったということですが、点数を証明するものを提出させられるかどうかは企業によります。提出がなければ、その時点では点数が嘘であることはバレません。もし証明書を提出するよう指示があり、嘘がバレた場合はその時点で選考から落ちるでしょう。
内定後でも嘘がバレた場合は内定取り消しになる確率が極めて高いです。内定承諾書に「提出した書類に虚偽があった場合内定取り消しになっても異論ありません」という文言があることがあります。
入社後だとしても嘘がバレた場合、懲戒処分となる可能性もあり、最悪解雇もあり得ます。そういったことを考えるとTOEICの点数を盛ることはリスクの方がはるかに大きいと言わざるを得ません。
今からできることは、今後提出する企業には正直に点数を記載することであり、提出してしまった企業に対してできることはないと思った方が良いでしょう。
「記載ミスに気づいたので提出したESを差し替えてもよろしいでしょうか」と伝えて、TOEICの点数を修正して再提出したとしても「盛った点数を提出しようとした」ということは相手企業もプロですからきっと気付くでしょう。
残酷なようですが、今回してしまったことに対しては「取り返しがつかない」と腹を括って、バレないことを祈るしかありません。
企業がどれほど英語力を重視しているかで異なる
英語力をどれだけ重視しているかで、違ってくるでしょう。それほど重視していない企業であればバレない可能性もありますが、公式認定書を求められた時点で、バレてしまいます。
選考試験で英語の試験があれば、バレてしまうこともあるでしょう。また面接でESの記載内容の信憑性をチェックするため質問をおこないますが、不自然な回答であればバレてしまいます。
企業の捉え方によってバレてしまったときの対応は違いますが、故意におこなったと判断すれば、その時点で選考から落ちてしまうことがありますし、内定後も取り消しになる可能性もあるでしょう。
選考や内定に影響がなくてもマイナス評価になりますし、信用力を失ってしまいます。
これからの対応ですが、マイナス評価になることを覚悟のうえで、誤って記載したことを伝える方法があります。
言い訳として数年前のスコアを誤って記載したと伝えれば、2年経つと公式認定書の再発行ができなくなりますので、事実かどうかのチェックはできないでしょう。ただしこれも偽りですので、英語力が不足していれば、いずれバレる可能性があります。
もしくは、何も申告せずにバレたときに対応する方法、もしくは偽って記載した事実をそのまま伝える方法でしょう。
申告しない場合は、できるだけ早く申告したスコアを取るように頑張るしかないですが、公式認定書の提出を求められれば、詐称をした事実が判明する可能性はあります。
就活ではバレなくても、就職をしてから英語力に疑問を持たれてバレるリスクがありますので、英語力を高めておく必要があります。今後は、偽りのスコアを記載しないようにした方が良いですね。
こちらの記事では、内々定を取り消されるケースや対処法について解説しています。これらのケースを押さえて、問題となるような行動を取らないように気を付けましょう。
ESの嘘はバレるのかという疑問に対してのキャリアアドバイザーの回答は、こちらのQ&Aを参考にしてください。
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