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これから伸びる産業はどこですか?
就職活動をしている大学生です。将来性のある業界で長く働きたいと考えているのですが、これから伸びる産業にはどのようなものがあるでしょうか?
最近よく耳にするのはAIやIoT、再生可能エネルギーといった分野ですが、これらは伸びていく産業と言えますか? そのほかにも、どのような産業があるのか教えてください。
また、成長産業で働くために、今から身につけておくべきスキルや知識があれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
高齢化・省人化ニーズを把握すると伸びる業界がわかる
日本は今後ますます少子高齢化が進んでいきます。すでに高齢者が最大のボリュームゾーンという時代に突入しているため、今後もその傾向はより顕著になる可能性が高いです。
そうしたなかでサービス業全体を見ていくと、今後は高齢者向けのサービスや、少ない人手でも社会が回るようにするための「省人化」や「効率化」を目的とした機械・システムの需要がさらに高まっていくと考えられます。
将来性というより、短中期的な視点で見れば、こうした分野は間違いなく活発になっていくのです。たとえば、AI(人工知能)やIoTといった技術も、まさに人手不足を補うためのツールとして社会に浸透していきます。
実際に、仕事のロボット化や高齢者を介助する補助マシン、介護・福祉分野での技術活用などは、今後ますます不可欠なものになっていくと考えられます。
その是非はさておき、これらの分野が伸びていくことはほぼ確実です。
また、「多死社会」と呼ばれるような状況のなかで、お葬式など終末期に関わるサービスの需要も着実に増えていくと予想されます。
AIやテクノロジーが進化する今こそ「対人能力」を磨いておこう
これらの状況に対応するためにも、ビジネスパーソンとして求められる基本的な能力を、幅広く身につけていくことが大切です。特に、対人能力は必要不可欠であると言えます。
ITやAIがますます発展していく中で、人間ならではの温かみは、より貴重なものになっていく傾向にあります。だからこそ、そうした力を身につけておいて損はありません。
伸びる業界は社会の大きな流れをつかむことで見えてくる
将来性のある業界を見極めるには、社会全体の大きな流れであるメガトレンドをとらえることが重要です。
たとえば、AIやITの業界は、今後もあらゆる産業の基盤として機能し、継続的な成長が期待されています。データ活用や業務の自動化など、企業の競争力に直結する分野でもあります。
また、再生可能エネルギーの業界は、気候変動対策の一環として、世界中で需要が高まっている分野です。太陽光や風力など、クリーンエネルギーの普及が進むことで、新たなビジネスチャンスも生まれています。
さらに、医療や介護の業界も、少子高齢化の進行にともない、市場の拡大が見込まれています。今後は人材不足を補うテクノロジーとの連携も注目されるでしょう。
ESGやSDGsがヒント! 社会に求められる産業に注目しよう
具体的な探し方としては、ESG投資やSDGsといった世界的なキーワードに目を向けることで、これから社会に求められる産業が見えてきます。
環境や社会課題の解決に貢献するビジネスは、今後ますます重要性を増していく可能性が高いです。
自分の関心や価値観と照らし合わせながら、将来性のある業界を探してみましょう。自分がどのような社会貢献をしたいのかを意識することが、キャリア選択の指針になります。
これから伸びる業界については以下の記事でも解説しています。成長要因や考えられる展開を解説しているので、業界研究をする際の参考にしてみてください。
将来性のある仕事については、次の記事でも詳しく解説しています。将来性のある仕事に就くメリットや必要なスキルを解説しているので、こちらもチェックしてみましょう。
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