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自己分析にSWOT分析は使えますか?

就職活動に向けて自己分析をおこなっているのですが、企業の分析でよく使われるSWOT分析の手法を、自分自身の分析に応用することは可能でしょうか?

もし可能であれば、自分の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)をどのように洗い出し、就職活動に活かしていけば気になります。

具体的な分析の進め方や、注意点などがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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外部環境と内部環境を自分に置き換えて考えてみよう

企業分析で使われるSWOT分析は、自己分析にも非常に有効です。ポイントは企業や社会の動向にあたる「外部環境」と、自分自身を表す「内部環境」を掛け合わせて考えることにあります。

まず、強みは自分の得意なことや資質、弱みは苦手なことや課題を指します。機会とは志望企業や業界が求めていることや社会的なトレンドであり、脅威はライバルとなる他の学生の存在や自分にとって不利な状況のことです。

これらを整理することで、自分の強みと弱みを客観的に把握でき、就活戦略を立てるうえで大いに役立つのです。

強みと弱みを客観視すると就活の戦略も立てられる!

たとえば、「自分の〇〇という強みは、この企業が求める△△という人材像に合致している」と分析できれば、それは効果的なアピール材料になります。

逆に、「この業界では□□という能力が求められるが、自分にはそれが足りない(弱み×機会)」とわかれば、そこを補う努力をする、あるいはその弱みが問われない別の業界を探す、といった戦略を立てることができます。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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SWOT分析で自分のスキルと将来性を考えよう

自己分析においても SWOT分析は非常に有効な手法です。

具体的な分析方法としては、まず自分の「Strength」(強み)として得意なことやこれまでの実績を洗い出します。次に「Weakness」(弱み)として苦手なことや改善が必要だと感じている点を挙げます。

そして「Opportunity」(機会)として、自分が活躍できそうな環境や市場のニーズなどを考えましょう。

そして、最後に「Threat」(脅威)として、自分にとって不利に働きうる状況や競合となる環境について分析する、このような流れで分析するのが効果的です。

自己分析の結果は面接対策や就活戦略に活かせる!

このようにして分析した結果は、就職活動において具体的に活用できます。たとえば、明らかになった自分の強みや機会を軸にして志望動機をより明確にすることができます。

また、弱みや脅威に対しては具体的な対策を考えることで、面接などでの自己PRに説得力を持たせ、効果的につなげることが可能になるため、覚えておきましょう。

こちらの記事では自己分析のやり方について網羅的に解説しています。SWOT分析についても説明しているので、併せて確認してみましょう。

自己分析をするときには自己分析シートが役に立ちます。以下の記事では、SWOT分析も含め6パターンの自己分析シートの作り方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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