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転職を検討していますが、職歴は年金手帳からバレるでしょうか?
転職活動中ですが、企業から年金手帳の提出を求められた場合、過去の職歴がそこからわかってしまうのかが気になっています。
年金手帳には加入記録があると聞いたことがあり、記載された情報から、どの会社に在籍していたのかが特定される可能性があるのか不安です。
履歴書や職務経歴書に書いていない職歴がある場合、年金手帳の内容と一致していないことで何か指摘されることがあるのでしょうか?
企業側が年金手帳からどこまでの情報を確認できるのか、また、提出する際に気をつけるべき点や準備しておくべき対応などがあれば知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
基本的には年金手帳から職歴を確認することができない
調べた範囲で答えると、企業側が採用選考時に、応募者の年金手帳や基礎年金番号を自由に閲覧して加入履歴を確認することはできません。
個人情報保護の観点からも、転職先の企業が応募者の年金加入履歴を直接調べることは困難です。
入社後に発覚するリスクはあるので職歴は正直に伝えよう
ただし、入社後、会社側が社会保険や雇用保険の手続きをおこなう際に、雇用保険の被保険者番号や年金加入期間などから、間接的に前職の情報がわかってしまう場合があります。
その際に、履歴書に記載のない前職が発覚したり、空白期間が不自然であることから経歴詐称を疑われたりするリスクはあります。入社後にそのような事実が判明すると、信頼関係に影響が出る可能性があります。
バレるかどうかを心配するよりも、自身の経歴を前向きにとらえ、誠実に伝えるほうが良いでしょう。
年金手帳だけであれば職歴まで知られることはない
転職を検討するとき、「職歴は年金手帳から明らかになるのだろうか」という疑問を持つ人がいるかもしれません。しかし、年金手帳から直接、過去に勤務していた企業名が知られることはありません。
企業側が年金手帳を通じて把握できる範囲についてですが、具体的な企業名や詳細な勤務履歴まで特定することは困難です。
ただし、年金への加入期間などは確認できるため、提出された履歴書や職務経歴書の内容と照らし合わせたときに、万が一不整合があれば、その点について確認が入る可能性はあります。
職歴を正直に開示することでトラブルを避けよう
このような状況を避けるための対策として、まず最も重要なのは、履歴書や職務経歴書を正確に作成し、誤解を招くような記述をしないことです。
もし過去の職歴のなかで、あまり詳細に触れたくないものがある場合でも、完全になかったことにするのではなく、簡潔に記載するなどの工夫をしましょう。
正確性と誠実さを持って情報を提供することを心掛けましょう。
職歴の嘘がバレる理由はいくつかあります。こちらの記事では企業が職歴詐称に気付く理由や職歴詐称がおよぼすリスクについて説明しているので確認してみてください。記事を参考にして正しい情報で選考に挑みましょう。
こちらの記事では、履歴書の経歴詐称が発覚した場合のリスクについて解説しています。併せてチェックしておきましょう。
履歴書の職歴の内容はどこまで詳細に書くべきか? の質問には、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。転職を検討している人は、併せて参考にしてみてください。
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