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就活でコンプレックスばかり感じてしまうのですが、どうすれば良いですか?
就職活動をしていると、周囲の学生がとても優秀に見えてしまい、自分のコンプレックスが気になってしまいます。
学歴や資格、経験など、自分にはないものを持っている人の話を聞くたびに劣等感を感じ、自信をなくしてしまっている状況です。
そのせいで積極的に行動できず、余計に就活がうまく進まないような気さえします。
このままコンプレックスを抱えたまま就活を続けるのはやはり不利なのでしょうか?
前向きに取り組むために、自分の強みをどう見つけて、どう伝えていけば良いのか、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
コンプレックスを感じてもOK! 大切なのはとらえ方の軸
就職活動中、周囲の学生の「スペック」ばかりが目に入り、自分のコンプレックスに悩んでしまうのはごく自然なことです。心理学的にも、人は他者と自分を比較して自己評価をおこなう傾向があるとされています。
しかし、コンプレックスを抱えたままでは自分らしさを十分にアピールできず、面接やエントリーシート(ES)での表現も消極的になってしまいかねません。
就活は他人との比較ではない! 自分軸を強く持って就活を進めよう
就活中にコンプレックスを抱えてしまった際に、まず取り組んでほしいのは、自分がどんな人間なのかを他人と比較するのではなく、自分だけの軸でとらえ直すことです。
具体的には、これまでの経験を小さな単位に分解し、自分がどのように動き、何を感じ、何を学んだかを自己分析ノートに書き出してみましょう。
たとえば、サークル活動で後輩に教える役割を担った経験があれば、「相手の立場に立って言葉を選ぶ力がある」、「他者の成長を自分の喜びと感じる」といった強みを発見できるかもしれません。
学歴や資格、成績といった数字だけでなく、行動の中で得た気付きこそが、採用担当者の心に響くポイントとなる場合があります。
次に、コンプレックスを感じる相手の良いところを素直に認めつつ、自分には自分の役割があると受け止めるマインドを養いましょう。そのためには、小さな成功体験を積み重ねることが有効です。
たとえば、面接練習で1つの質問への答えを改善できた、ESを自信を持って提出できた、OB・OG訪問で新しい視点を得られた、などといった、就活のなかでの「できた」を日誌に記録すると、自信の回復につながります。
また、自己PRや志望動機でコンプレックスを克服した経験を前向きに語るのも1つの方法です。
たとえば、「初めはコミュニケーションに不安がありましたが、英会話サークルで留学生と交流し、自分の言葉で意思を伝える楽しさを学びました。その経験を御社の海外プロジェクトでも活かしたいです。」といったストーリーは、成長意欲や主体性を伝える材料となり得ます。
しかし、こうしたアプローチが必ずしもすべての企業や採用担当者に響くとは限らない点は覚えておきましょう。
人は誰しも完璧ではありません。むしろ自分の弱みを認識し、行動で補った経験は、人間味や成長意欲を印象づける要素となります。
自分のコンプレックスに振り回されず、自分だけの行動と気づきにフォーカスして就職活動を進めていけば、自然と穏やかな気持ちで取り組めるようになるはずですよ。
コンプレックスの放置はNG! 他人ではなく昨日の自分と向き合うべし
他者と自分を比較すると、ときに自信を失う原因になります。一度、他人との比較から距離を置き、「自分のペースで進んで良いのだ」ととらえ直してみましょう。
まずは、自分の強みや長所を具体的に紙に書き出してみることをおすすめします。客観的に自己を見つめ直すことで、これまで気づかなかった魅力や強みに出会えるかもしれません。
また、これまでコンプレックスに感じていた部分も、見方を変えることで自分にしかない貴重な経験や個性としてとらえることもできます。
短所や弱みに関しても、それをどのように克服しようと努力してきたか、という過程自体が、成長の証として就活で評価されることもあるのです。面接などでその経験を的確に伝えることができれば、プラスに働くことも十分にあり得ます。
誰しも、不安や劣等感を抱えることはあると思います。大切なのは、他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べて、どこか一歩でも前進できた部分、成長できた部分を見つけ出し、自分を認めてあげることです。
就活上の悩みは1人で抱え込まず、信頼できる相手に相談してみよう
自信を持てなかったり、コンプレックスを感じていたりするときは、1人で抱え込まず、信頼できる相手に相談してみましょう。
自分の気持ちを真摯に受け止めてくれると感じられる相手に話してみてください。それは、大学のキャリアセンターのカウンセラーかもしれませんし、親しい友人である場合もあるでしょう。
ただし、相談相手は慎重に選ぶことが重要です。たとえば、キャリアセンターの相談員のなかには、残念ながら学生の自信を損なうような対応をするケースもごく稀に存在します。
また、友人であっても、否定的な言葉ばかりを口にする人ではなく、親身に話を聞き、一緒に考えてくれるような相手に打ち明けるようにしましょう。
自分の気持ちに丁寧に向き合いながら自己分析を進め、必要に応じて信頼できる人のサポートを得ることで、就職活動をより穏やかに、そして自分らしく進めていくことができます。
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