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就活で早期選考は一般選考より受かりやすいですか?

就職活動で「早期選考は一般選考よりも受かりやすい」と聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?

もしそうであれば、積極的に早期選考にエントリーした方が有利なのかもしれませんが、まだ自己分析や企業研究が十分にできていない段階で選考を受けるのは不安もあります。

早期選考と一般選考では、選考基準や競争率に違いがあるのでしょうか? また、早期選考を受ける際に注意すべき点があれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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早期選考は関係ない! 早く始めて受かる可能性を上げよう

一概に「早期選考だから受かりやすい」ということはありません。企業が見ているのは時期ではなく、あくまで応募者そのものです。

早くから活動している学生は、その分、自己分析や企業研究が深くできている傾向があり、結果として企業が求める人材像と合致しやすくなるという側面はあるでしょう。

ただ早く動けば良いというわけではなく、しっかり準備ができていることが前提です。

選考の時期に関係なく準備の質を上げて臨もう

重要なのは時期ではなく、選考に臨む時点での準備の質です。もし準備が不十分なまま早期選考に臨むのであれば、むしろ一般選考に向けてしっかりと対策を練ったほうが、合格の可能性は高まるでしょう。

自身の準備状況に合わせて、最適なタイミングで選考に臨むことが大切です。

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

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早期選考は一般選考より受かりやすい傾向にある

就職活動における早期選考は、一般選考に比べて受かりやすい側面があります。これは、企業が優秀な人材を早期に確保したい意図や、インターンシップを通じた相互理解が深く、競争率が比較的低い傾向にあるためです。

早期選考が受かりやすい理由はおもに4点があります。

一点目は、競争率の低さです。早期選考はインターン参加者など、応募対象が限られるため、一般選考に比べて応募者数が少なく、相対的に競争率が低くなります。

二点目は、企業側の本気度です。企業は早期に優秀な学生を囲い込みたいという強い意欲があるため、選考プロセスがより丁寧で内定につながりやすい環境があります。

三点目は、学生側の本気度です。早期選考に臨む学生は志望度やキャリア意識が高いことが多く、十分な準備をして臨む傾向があります。

四点目は、相互理解の深化です。インターンなどを通じて、企業と学生の間で理解が深まっているため、ミスマッチが少なく合格につながりやすいです。

早めの選考準備で就活を有利にはたらかせよう

私の過去の支援でも、参加した企業のインターンで高い評価を得た場合、その後の早期選考ではすでにあなたの能力や人柄が企業に伝わっているため、一般選考で初見の学生と比べて有利に進む可能性が高いと考えられます。

早期選考では、まだ準備段階の学生も多いため、最低限の自己分析や企業研究ができていれば、企業への熱意やポテンシャルを評価されやすい傾向にあります。

「早期選考は受かりやすい」というのは一面の真実ですが、それはあなたが戦略的に準備し、誠実な姿勢で臨む場合に限られます。焦らず、着実に準備を進め、早期選考をあなたの就職活動を有利に進めるための戦略的な選択として活用していきましょう。

以下の記事では早期選考を実施する可能性が高い業界や、早期選考から内定を獲得する方法を解説しています。少しでも早期選考を受ける可能性がある人はチェックしておきましょう。

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