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「落ち着きがある」というのは、長所としてアピールできますか?

私の長所は、周囲の人から「落ち着きがある」とよく言われる点です。自分でも、プレッシャーがかかる状況でも動揺せず、冷静に物事を考えられると感じています。

就職活動の面接で、「落ち着きがある」という長所は企業にとって魅力的に映るのでしょうか? もしアピールになるのであれば、どのようなエピソードと組み合わせて伝えるのが効果的か知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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「落ち着きがある」という長所を感じたタイミングを思い出してアピールしよう

「落ち着きがある」というのは非常に素晴らしい長所です。周囲に安心感を与えられる存在で、その人がいるだけで周りの人も冷静になれる効果があると言われています。

実際に「落ち着きがあるね」と言われたエピソードがあれば、それを伝えられるように準備しましょう。「どんなタイミングで、落ち着いていると言われたのか」を思い出し、具体的なエピソードを交えて伝えるようにしてみてください。

職種や業界によって求められる特性が異なることを理解しておこう

実際、落ち着きのある人を求めている企業や業界も多いです。システムエンジニアなど長時間集中して作業する仕事がある企業では、「落ち着いている性格の人に向いてます」などと、求人に書かれていることもありました。

ただし、新規開拓営業のような職種では行動力のある人が求められる傾向にあるため、落ち着きをアピールしない方が適切だと言えます。

このようにほかの長所をアピールしたほうが良い場合もあるため、企業や職種によってアピールする長所を使い分けるのが有効です。

キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

吉田 隼人

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「落ち着いている」だけでは伝わりづらい! 具体性を出そう

「落ち着きがある」というのは単なる特性であるため、それだけで良い悪いが決まるものではありません。 しかし、自己PRとして企業に貢献できる点としてアピールすることを考えると、具体的なイメージが湧きづらい可能性があります。

落ち着きがあると感じた場面から具体的な強みを言語化してみよう

「落ち着きがあります」と伝えられても、それがどんな場面で企業に利益をもたらすのかが想像しづらいのです。

常に落ち着いていたとしても、目の前にある事業や業務に対してプラスの価値を与えることができなければ、企業からするとアピールポイントとは捉えにくいと言えます。

質問者さんの状況で言えば「プレッシャーのかかる状況でも動揺せず、冷静に物事を考えられる」という強みを認識しているように見受けられます。

単に落ち着きがあるというよりも、「冷静に考えられる」「プレッシャーに負けない」という言葉の方が具体性を感じられるため、この言い回しをする方が効果的です。

そのうえで、なぜ動揺しないのか、なぜ冷静に物事を考えられるのかを言語化して伝えることができれば、より納得感のある自己PRになります。

自己PRの書き方に悩んでしまう人も多いでしょう。この記事では、例文付きで自己PRの書き方を解説しています。

落ち着きのある人は、同時に几帳面である場合が多いでしょう。こちらでは、几帳面を自己PRにする方法を紹介しています。

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