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面接で苦手な業務について聞かれたときの対処法を教えてください。
転職活動中の20代です。先日、面接の質問例などを見ていた際、面接では苦手なことについてを問う質問もあると知ったのですが、苦手な業務について質問された場合にはどのように答えるのが正解なのでしょうか?
個人的には、細かい数字を扱う業務や、ルーティンワークが苦手だと感じています。しかし、面接でそう答えてしまうと、仕事ができないと思われるなど、評価の際に不利になるのではないかと不安です。
もし正直に話す場合、どのように伝えるのが良いのでしょうか? また、もし答えたくない場合などは、どのように切り返すのが適切なのかについても知りたいです。ご回答よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
苦手な業務は正直に! 改善意欲と誠実さが鍵
「あなたの苦手な業務は何ですか」という質問は、あなたの誠実さや自己理解力、そして課題解決能力を見ています。ここで「特にありません」と答えてしまうと、「自己分析ができていない」といったマイナスの印象につながりかねません。
苦手な業務についてたずねられた際は、正直に伝えることが信頼関係の構築につながります。
ただし、ただ「〇〇が苦手です」と答えるのではなく、「〇〇という業務は以前苦手意識がありましたが、克服するために現在△△という工夫をしています」というように、改善に向けた前向きな姿勢も必ずセットで伝えましょう。
ポジティブな面も含めた伝え方もおすすめ! 自己理解の高さを伝えよう
また苦手なことを伝える際には、その事実をポジティブな側面に結び付けて話す方法も効果的です。
たとえば、地道なルーティン作業が苦手なのであれば、「新しい企画を考えることには情熱を注げますが、一方で緻密な作業には課題を感じることがありました。そのため、タスク管理ツールを導入し、確認手順を工夫することで、正確性を高められるよう心掛けています」といった感じになります。
あなたの得意なことにも少し触れつつ、苦手なことへの具体的な対策を述べることで、課題から逃げずに向き合える誠実な人柄であると評価されるはずですよ。
苦手なことは「克服姿勢」とセットで答えべし
苦手な業務について聞かれた際は、正直に伝えることが基本です。ただし、単に「〇〇が苦手です」と答えるだけで終わらせてはいけません。
苦手なことについて詳しく答えたくない、という気持ちもわかりますが、隠すことは「不都合なことを隠している」と見られてしまう可能性があります。
大切なのは、その苦手な業務に対してあなたがどのように向き合い、どのように対処してきたかです。
苦手なことそのものよりも前向きな努力姿勢を示せることが大切
「こういう工夫をして、苦手なことに取り組んできた」という前向きな姿勢をセットで語りましょう。
たとえば、応募する職種で数字を扱うことが多いと予想されるなら、それに対する苦手意識をどう克服していくか、そのための努力の仕方を考えておけると良いですね。
苦手なことを克服しようと努力する姿を見せることで、マイナスの印象をプラスに変えることができます。
こちらの記事では「苦手な人はどんな人ですか」という質問の答え方についてまとめています。答え方が難しい質問で悩んでいる人は参考にしてみてください。
苦手な科目について質問されたときの対応についてはこちらのQ&Aを参考にしてみてください。
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