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面接でやらかしたのですが、もう結果は期待できませんか?
先日受けた面接で、緊張のあまり言わなくて良いことを口走ったり、的外れな回答をしてしまい、「やらかした」と強く感じています。面接後もその場面が頭から離れず、後悔でいっぱいです。
このように面接で大きな失敗をしてしまった場合でも、選考を通過する可能性は残されているのでしょうか? 第一志望の企業だったので希望が残されているのかだけでも知りたいです。
また、自分と同じような経験をした人が、どのように立ち直って次の選考に臨んだのか知りたいです。今回のことを前向きにとらえ直すための方法や考え方を、ぜひ教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
回答だけで合否は決まらない! 話し方も大きな評価ポイントになる
面接でやらかしてしまったと感じて、落ち込んでしまう気持ちはよくわかります。しかし、的外れな回答をしてしたからといって、必ずしも不合格になるわけではありません。
心理学に「メラビアンの法則」というものがあります。その法則では、コミュニケーションにおいて、話の内容そのものよりも、その話の内容がどう伝わるかの方が重要だと言われています。
つまり、何を話すかよりも、見た目や声のトーンなどが、相手の印象を左右する大きな要因になるということです。
一つのミスより全体の印象! 意欲や誠実さのアピールを大切にしよう
また、面接官も学生に対して完璧な回答を求めているわけではありません。その人の人柄や誠実さ、仕事への姿勢を見ています。
だからこそ、多少のミスがあっても全体を通して一生懸命さが伝わり、良い印象であれば、十分に合格の可能性があるのです。一つの失敗を引きずらず、気持ちを切り替えることが大切ですよ。
面接官はあらゆる点を総合的に判断するため1つのミスで合否は決まらない
面接で的外れな回答をしたり、言わなくても良いことを言ってしまう学生は一定数います。正直、あまり良い印象を受けないのは事実です。しかし、一回のミスだけで合否が決まることはありません。
ほかの回答や振る舞いからしっかりとアピールができていれば、十分に挽回できている可能性があります。なぜなら、面接官は一つのミスだけでなく、全体の受け答えや人柄を総合的に見て判断をしているからです。
「失敗」ととらえられていない可能性も! どんなミスも自分の糧にしよう
また、自分が「大失敗した」と感じていても、面接官はそれほど問題視していないケースも少なくありません。相手の受け取り方によっては、ミスをした学生とは見られていない場合もあります。
しかし、面接の最中や合否の発表前に、その答え合わせをすることはできません。だからこそ、失敗に対して過度に落ち込まず、気持ちを切り替えて結果を待ちましょう。
また、もし志望度が高い企業で、面接が残念な結果に終わってしまった場合は、再挑戦することも検討してみてください。私の支援した学生で、再度エントリーをして内定を勝ち取った事例も実際にあります。
どんなミスをしたとしても必要以上に落ち込まず、次は挽回するという気持ちで対策をしていくことが必要です。
面接で失敗しても諦めない! 不安なら企業に連絡しよう
面接で大きな失敗をしてしまったとしても、「もう終わりだ」なんてことはありませんよ。
もし、一度の面接で大きな失敗をしてしまった場合でも、選考に挽回チャンスがまったくないわけではないのです。
もちろん、黙っていたらそこまでです。もし、面接中に非常に失礼なことをしてしまったと強く感じるのであれば、担当者との連絡手段があるなら、後日改めて謝罪の連絡を入れることを検討しても良いでしょう。
あるいは、面接で聞き忘れたことがあった場合、逆質問という形で改めて問い合わせることも、あなたの真剣さを伝える機会になりえます。
失敗は今後の糧に! 次に向けてすぐに動き出そう
ただし、すぐに動く必要があるということを覚えておいてほしいです。その企業での挽回チャンスは、時間との勝負になるからです。
そして、もっと大切なのは、就職活動全体として物事を考えることです。もし、A社で「やらかした」と感じたなら、次に受けるB社ではその反省を活かして気を付けましょう。それで良いのです。
今回の失敗をしっかり反省し、それを今後の就職活動の糧にすることが最も重要です。マイナスな経験も、とらえ方次第でポジティブな学びになることを忘れないでくださいね。
一度の失敗では決まらない! 可能性を信じよう
面接でうまく話せなかったり、準備したことを忘れてしまったりすると、「もう終わりだ」と落ち込んでしまいますよね。その気持ちはよくわかります。
しかし、一つの失敗ですべてが決まるわけではないので、すぐに諦める必要はありません。
新卒採用はポテンシャルを評価する側面が強いため、たとえうまく話せなくても、対話のなかでの誠実さや人柄の良さが伝わっていれば、次の選考に進める可能性は十分にあります。
面接を振り返って同じミスを防ぐ対策を練ろう
失敗した記憶は強く残りがちですが、そんなときこそ、逆にその面接で少しでも「できた点」はなかったかを探してみてください。
そして、今回できなかった点については、同じミスを繰り返さないようにしっかりと振り返り、次への対策を立てることが重要です。失敗を次に活かすことで、それを貴重な経験としていきましょう。
面接は一つのミスで合否が決まるものではありません。具体的な面接の評価について、以下のQAでキャリアコンサルタントが解説をしているので、ぜひ参考にしてください。
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