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面接が10分しかなかったのですが、短すぎませんか?

先日、ある企業の一次面接を受けたのですが、驚くことにたったの10分ほどで終了しました。自己紹介と簡単な質問が3つ程度あっただけで、私の個性や強みを十分に伝えられたとは到底思えません。

こんなに短い時間で、企業側は何を見ているのでしょうか? 正直、選考の基準が全く分からず、不安と同時に企業への不信感も抱いています。

ほかの就活生も、このような短い面接を受けることはよくあるのでしょうか? それとも企業が適当、もしくは私が不合格だから面接時間が短かったのでしょうか? 皆さんのご意見をお聞かせください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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面接10分でも慌てない! 面接の目的を理解すべし

面接時間が10分間だったとのこと、たしかにほかの選考と比較すると短いと感じられ、不安になる気持ちも理解できます。実際に、10分という面接時間が一般的かと問われれば、必ずしもそうとはいえないかもしれません。

しかし企業によっては、面接の進め方や選考の段階における評価の目的が多岐にわたるため、一概に「10分だから短い、あるいは評価されていない」と結論づけるのは早計です。

短時間の面接では最後に自分からアピールの時間を作るのが効果的

たとえば一次面接は、応募者の大まかな人物像や募集している職務に対する適性の確認、すなわち、最低限の条件を満たしているか、といった絞り込みに近い目的でおこなわれることがあります。

そのような場合、企業側が効率的に多数の応募者と会うために、10分程度の短い時間でポイントを絞った質問をするというケースも珍しくありません。

面接時間が短かったからといって、それが直ちに不合格のサインであるとか、雑に扱われたということにはつながらないのです。むしろ、その後の二次面接や筆記試験、グループワークといったほかの選考ステップで、より深く応募者の能力や適性を見極めようとしている企業も多く存在します。

選考プロセス全体を通して、総合的に評価されているととらえるようにしましょう。

もし、短い面接時間のなかで十分に伝えきれなかったと感じる点があれば、面接の最後に「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。最後に一点だけ補足したいことがあるのですが、よろしいでしょうか」と一言添えて、簡潔に最も伝えたいことをアピールする機会を自ら作るのも一つの手ですよ。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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面接10分でも慌てない! 企業側のさまざまな事情を汲み取ろう

面接時間が10分しかなかった、ということですね。

面接時間に関しては、企業側のさまざまな事情が考えられます。たとえば、応募者の数が非常に多く、初めから一人ひとりの面接時間が短く設定されている場合も結構あります。

また、ある程度形式的におこなわれる面接であるというケースも考えられ、その場合は選考の基準自体も比較的低く設定されていることもあります。あるいは、もうほとんど採用が決まっている人に対して、最終確認のような意味合いで短い面接がおこなわれる、といったこともあるのです。

いずれにしても、その10分間の面接における質問数などの重要度が、あまり高くなかったのではないかと推測できます。

評価によって面接時間などで差別的な対応をされる可能性は低い

ただ、ここで誤解しないでほしいのは、「不採用だから面接時間が短い」という可能性は基本的には考えられないということです。

面接官もそのあたりは非常に気を遣っているポイントなので、応募者の人に対して差別的な対応をするようなことは少ないといえます。

もし、その短い面接で採用された場合に、質問者さんがその点について不安に思うのであれば、後から採用担当者の人に連絡を取って、採用に至ったポイントなどを聞いてみても良いと思いますよ。

「面接時間が短い」と不合格のフラグだと考えてしまう人もいるかもしれません。以下では、面接時間が短いときの理由や具体的なアピールのポイントについて解説しています。

集団面接の場合は、1人あたりの回答時間が短くなりがちです。こちらの記事では、集団面接で勝ち抜く方法を解説しています。

こちらは反対に、面接時間が長かった場合の疑問の声に対してキャリアコンサルタントが解説しているため、ぜひ併せて確認してみましょう。

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