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ガクチカって気持ち悪いと思いませんか?

就職活動のガクチカを作成しているのですが、どうしても文章が自己中心的で誇張されたように感じてしまい、気持ち悪いと思っています。自分のことを自分でほめているみたいな感覚で、嫌な気持ちがします。

自分の経験をアピールしようとすればするほど、嘘っぽく聞こえるのではないかと不安になります。自分のガクチカにそんな自信もないですし、他の人のを聞いていても自画自賛に聞こえて気持ち悪いです。

ガクチカを気持ち悪いと感じたときはどのように乗り越えたら良いのでしょうか? ほかの就活生も自分のことを褒めるようなガクチカを話しているのですか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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ガクチカに誇張は不要! 他人と比較して作るのもNG

ガクチカは、必要以上に誇張した内容を書いたり、大げさに良い内容を書いたりする必要はありません。

誇張した内容で書いて、あなた自身が気持ち悪さや嫌悪感を持つのであれば、面接官に話しても適切に伝わらない内容になってしまいます。

また、ほかの人のガクチカに引っ張られて、良く書こうとするのも避けましょう。

そもそも、ガクチカを書くときに他人のガクチカと比べてしまう状態が良くありません。他人のガクチカを聞くと過剰に自画自賛しているようにも聞こえて、気持ち悪く聞こえると感じる可能性もあります。

また、内容によっては自信を失ってしまうかもしれません。とはいえほかの学生も、自分を褒めるようなガクチカを意図的に書こうとしているわけではないと思います。

経験そのものが重要なのではない! 誇張せず自分の成長語ろう

他人のガクチカを意識するとさまざまな感情を抱いてしまうのであれば、意識するのをまずはやめましょう。自分がやってきたことを純粋に自分の言葉で表現できるのがベストです。

大切なのは、経験した内容そのものよりも、その経験からあなたが何を学び、何を身に付けたのかを示すことです。

経験内容を誇張するのではなく、自分が学び、身に付けたこと、成長につながったことなどを明確に言葉にできるようにしましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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誇張せず、経験からの学びを語ればガクチカは気持ち悪くならない!

まず、ガクチカは決して誇張したり、自画自賛したりするべきものではないことは理解してください。

学生時代に夢中になったこと、エネルギーを注いだことについてが、必ずしも成功体験につながっている必要はありません。

たとえあなたが過去に力を入れた物事において、失敗して惨めな気持ちになったことがあったとしても、そこから何を学んでどのように成長できたのかを企業側は知りたいのです。

ありのまま伝えたいという姿勢は好印象! 自信を持ってアピールしよう

一部の採用担当者や就職支援者はガクチカは、取り組んだ物事に成功した自分を称賛するものと思っているのかもしれませんが、私はそのスタンスは取りません。

むしろ、質問者さんは非常に謙虚な姿勢を持っているなと好感を持ちました。

ぜひ、ありのままの自分をありのまま伝えたガクチカを語ってみてください。自分を飾らないことが魅力である、あなた自身を表現できると思います。

ほかの就活生はどのようにガクチカを語っているかについては、人によって千差万別です。

結果として自分を褒めているように聞こえることもあると思いますが、それが誇張された自分を自画自賛しているだけなのか、ありのままの自分を客観的な事実に基づいて語っているだけなのかは、採用担当者側は見分けられるものです。

ぜひ自信を持って、あなたの飾らないガクチカを語ってください。

以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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