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ガクチカがないので詰んでます。
大学生活で特にこれといった成果や経験がなく、「ガクチカ」と呼べるものがないのですが、このままだと就職活動はやはり厳しいのでしょうか? 詰んだな……と思っています。
周りの友人は長期インターンや留学、学生団体での活動など、輝かしい経験を語っていて焦りを感じています。それに比べて自分はアルバイトと大学での勉強くらいしかしておらず、企業にアピールできることが何もないと絶望的な気持ちになります。
ガクチカがないと、有名企業や人気企業への就職は諦めるしかないのでしょうか?
ガクチカがない状況で、今からでもできることや、どのような視点で自己分析を進めれば良いかなど、具体的なアドバイスをいただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「ガクチカがない」と悩む前に日常の経験を深掘りしよう
「ガクチカがない」からといって、就職活動が詰むことはありません。
企業がガクチカで本当に見ているのは、留学や長期インターンのような派手な経験そのものではなく、その経験をとおして何を考え、どう行動し、どう成長したのかというプロセスと学びだからです。
企業は、入社後に活躍できる素養や成長意欲を見極めたいと考えています。
小さな経験でも思考・行動・学びに注目すれば十分にアピール材料になる
私の過去の支援では、当たり前と感じているアルバイトや大学での勉強、あるいは日常生活のなかにも、アピールできるガクチカは隠されていると案内してきました。
アルバイトの顧客対応での工夫、大学のグループワークでの役割、趣味を通じた学びなど、小さな成功体験や課題克服の経験を具体的に深掘りしてみましょう。
そうすることであなたの思考力、行動力、課題解決能力といった、企業が求めるスキルが見えてきます。
これらの経験を状況・課題・目標・行動・結果・学びなどで洗い出し、ストーリーとして語ることで、説得力のあるあなたの魅力が伝わるのです。
「ガクチカがない」という焦りは、自分の可能性にまだ気づいていないだけです。今からでも、自身の経験を棚卸しして、新たな強みを見つけ、自信を持って就職活動に臨んでください。
就職活動は、あなた自身を深く見つめ、未来を考える貴重な機会となります。
ガクチカは特別な経験があったかを聞く質問ではない!
ガクチカとは、特別な経験を語ることなのでしょうか。
たしかに、留学や学生団体、長期インターンといった経験は目を引きやすく、「すごい」と思われるかもしれません。しかし、それがなければ就職活動ができないというわけでは決してありません。
企業がガクチカをとおして知りたいのは、どんなに特別なことをしたかではなく、どんな状況でも自分なりに真剣に向き合い、工夫し、成長しようとしたかどうかという姿勢です。
他人と比べず自分なりに頑張ったことに目を向けよう
たとえば、アルバイトであなたなりにがんばったことはどんなことでしょうか。
シフトの調整で仲間をサポートしたこと、忙しい時間帯に効率を工夫したこと、失敗から学んだことはありませんか。
そんな日々のなかに、社会人として求められる姿勢や力がしっかりと詰まっています。
大学での勉強も同じです。課題にどのように取り組んだか、興味を持ったテーマをどう深めたか、自分なりに努力してきたことがあれば、それは立派なアピール材料になります。
大切なのは、他人と比べるのではなく、自分なりに頑張ったと言える経験に目を向けることです。
まずは、日々のなかで積み重ねてきたことを、自分の言葉で振り返ってみてください。ガクチカは、あなたらしさを伝えるためのものです。
「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。
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