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グループワークが盛り上がるにはどうすれば良いでしょうか?
就職活動の選考でグループワークがあるのですが、盛り上がるにはどのようにすれば良いでしょうか?
大人数で意見を出し合って何かをまとめるのが苦手で、議論が滞ったり、一部の人ばかりが発言してしまったりする場面によく遭遇してきました。
一方で議論が活発でグループワークが盛り上がっているチームもいて、そういうチームは発表内容も良く、一人ひとりの良さが出ているように見えます。
限られた時間のなかで、グループワークを盛り上がるものにし、良い雰囲気で進めるにはどうすれば良いのでしょうか?
議論を活発にするための具体的な声かけや、発言が苦手な人も巻き込む工夫など、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
議論を活性化! ファシリテーターとして場を動かそう
グループワークで議論を盛り上げる方法、特にファシリテーターとしての立ち振る舞いは、評価を大きく左右するポイントですね。いくつか具体的なコツを話します。
まず、もし自身に余力があれば、ぜひ議論を円滑に進めるファシリテーター役を買って出てみてください。初対面のメンバー同士では遠慮して意見が出にくいものですが、そんなときこそ腕の見せ所です。
議論を活性化させるには、雰囲気作り(アイスブレイク)が非常に効果的です。
もし時間に余裕があれば、本格的な議論に入る前に、自己紹介に加えて「最近嬉しかったこと」などを一言ずつ共有する時間を設けてみましょう。参加者同士の心理的な壁が低くなり、格段に発言しやすくなります。
また、いきなり議論を始めるのではなく、意見を出しやすくする工夫も有効です。
最初に「まずは1分間、自分の考えを付箋やメモに書き出してみましょう」と個人で考える時間を設けましょう。そのうえで発表に移ることで、誰もが意見をまとめた状態で話せるため、議論が停滞するのを防げます。
周りを見ることが大切! 話さない人への配慮があなたの評価を上げる
ファシリテーターとして、特に発言が少ないメンバーへどう働きかけるかも重要です。
シンプルに「〇〇さんは、この点についてどう思いますか?」と話を振るのも良いですが、さらに配慮を見せるなら、ワンクッション置いた声かけがおすすめです。
たとえば、先ほどのアイスブレイクの内容に触れて、「先ほど〇〇がお好きだとおっしゃっていましたが、その視点から見ると、このテーマはいかがですか?」というように、その人が話しやすいきっかけを作ってあげると、自然に議論に参加しやすくなりますよ。
こうした少しの工夫と配慮で、グループ全体のパフォーマンスは大きく向上します。チームへの貢献意識を忘れずに、頑張ってくださいね。
全員参加の場を作ろう! アイスブレイクと声かけが重要
グループワークを成功させるには、議論の内容そのものだけでなく、「場の雰囲気作り」や「円滑な進行」が非常に重要になります。そのための具体的なアクションをいくつか紹介していくので、確認してみてくださいね。
まず、議論の冒頭で簡単な自己紹介の時間を設けることを提案してみましょう。これだけでお互いの緊張がほぐれ、その後の議論が活発になります。
さらに、自己紹介はほかの参加者の個性や傾向を把握する良い機会にもなるのです。
「この人はたくさん意見を出してくれそうだな」「この人は少し話が長くなるかもしれないから、時間管理を意識しよう」といったように、その後の議論で自分がどう立ち回るべきかのヒントが得られます。
場を回す意識を持とう! 積極的な姿勢で議論をリード
議論が始まったら、自分から積極的に発言し、ほかの人の意見には「なるほど」「良いですね」といったポジティブなリアクションを心掛けましょう。こうした姿勢が良い雰囲気を作り、全員が発言しやすくなります。
もし発言が少ない人がいれば、「〇〇さんはどう思いますか?」と優しく話を振ってあげることで、チーム全体で議論に参加する意識を高めることができるでしょう。
さらに上のレベルを目指すなら、議論全体をうまくコントロールする「場回し」の意識も持ってみてください。
もし話が脱線してしまったり、一人の意見が長くなったりした際には、「ありがとうございます。その重要な論点は、後ほど改めて議論しましょう」「ほかの方のご意見も伺ってみませんか?」といった形で、うまく軌道修正できると、議論の質が格段に上がり、あなたの評価も高まるでしょう。
グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できなくて悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
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