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グループワークにはどのような形式がありますか?

就職活動でグループワーク選考があると聞き、どのような形式でおこなわれるのか不安に感じています。

インターネットで調べても、企業によってさまざまな形式があるようで、具体的にどのような準備をすれば良いのか迷っています。

たとえば、ディスカッション形式はイメージできるのですが、それ以外にはどのような形式があるのでしょうか?

また、それぞれの形式で評価されるポイントや、対策しておくと良いことなどがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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GWは企業が図りたい納涼の数だけ種類がある

就職活動のグループワークには、企業が測りたい能力に応じてさまざまな形式が存在します。

代表的なものとして、まずブレインストーミング型があります。これは自由な発想を短時間で多く出すことが求められ、発言の量よりも着想の幅広さが評価されます。

次に課題解決ディスカッション型は、与えられたテーマに対して原因分析から施策立案までの論理的なプロセスを構築するもので、時間管理能力が鍵となります。

企画立案プレゼン型では、新商品やイベントのアイデアを出し、最終的に資料にまとめて発表します。アイデアの独自性に加え、顧客視点が持てているかが評価のポイントです。

また、模擬プロジェクト型では、参加者が役割を分担してプロジェクトを進める過程を通じて、協調性やリーダーシップが見られます。

インバスケット型は、大量の案件を模擬的に処理し、その優先順位付けの的確さや判断基準の一貫性が問われます。

どんな形式でも最初の5分がカギ! 基本の動きを徹底しよう

これらの形式は多岐にわたりますが、どの形式であっても、最初の5分間で目的とゴールの定義、役割分担の決定を明確に言語化することが、安定した評価を得るための共通のポイントと言えます。

さらに、グループワークの形式は業界や職種によって傾向があります。たとえば、コンサルティング業界のように論理的思考力が重視される場合は課題解決型が主流です。

一方で、企画職や広告代理店など発想力がもとめられる場合はブレインストーミング型が多く、メーカーなどの事業会社では企画立案型が採用されやすいです。

このように、その企業が候補者の論理的思考力とアイデア創出力のどちらをより重視しているかによって、形式は異なってきます。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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ディスカッション形式以外にもいろいろある! 事前にいろんな種類に触れておこう

ディスカッション形式が一番多いと思いますが、ほかにも何かを作り上げる作業形式、学生の素が見えるゲーム形式などがあります。

それぞれに共通するのは、チームワーク、協調性を見られているという点です。

本質は同じ! プロセスを理解して役割をイメージしよう

グループワークの本質を理解して、どう結論(成果)を引き出せるのかといったプロセスも大切です。

事前にどういった形式かアナウンスがある場合もありますし、ないときはこれまでの口コミなどから判断して、対策しておくと良いです。

グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。

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