Q

その他
回答しない

面接対策の質問集はどのように活用すれば良いですか?

就職活動の面接対策として、インターネットで質問集を見つけたのですが、これをどのように活用すれば良いか悩んでいます。

質問集をただ眺めるだけでは意味がない気がするのですが、実際に声に出して練習する以外に、効果的な使い方があるのでしょうか?

また、質問集に載っている質問をすべて完璧に答えられるようにする必要があるのかも気になります。効率的に面接対策を進めるための、質問集の活用方法を知りたいです。

面接対策で質問集を最大限に活かすための具体的な方法や、効果的な練習方法について、アドバイスをいただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

面接質問集は全部やらなくて大丈夫! 3ステップで戦略的に活用しよう

インターネットなどでみかける面接の質問集は、網羅性が高いものが多いため、すべてに完璧に答えようとするのではなく、戦略的に活用することが重要です。

まず、数ある質問のなかから、ご自身の志望業界や、現在の選考フェーズに応じて、出題される可能性が高いと思われる質問を30問くらいに絞り込みましょう。

次に、抽出した質問に対して、ご自身の経験をSTAR法(Situation: 状況、Task: 課題、Action: 行動、Result: 結果)に沿って整理し、回答の骨子を作成します。

これにより、誰が聞いてもわかりやすく、説得力のあるエピソードを語れるようになります。

練習を重ね、キーワードで記憶する 作成した回答は、文章で丸暗記するのではなく、スマホの録音機能などを使い、実際に声に出して3回ほど回答する練習をしましょう。

そして最終的には、「この質問には、このキーワードを使って話す」という形で、要点だけを頭に入れます。これにより、本番でも応用を利かせながら、自然な言葉で一貫した内容を話すことができます。

初見対応力を鍛え「完璧じゃなくても大丈夫」と心得る

予想外の質問に対応できるよう、あらかじめ「これは自己PRの応用で答えよう」「これは志望動機の応用でいこう」といった、汎用的なフレーズを準備しておくのも有効です。

また、友人とランダムに質問を出し合う質問シャッフル模擬をおこなうことで、初見の質問への対応力を鍛えることができます。

最後に、面接直前に見返すメモには、文章ではなくキーワードのみを残しておくと、要点をスムーズに確認できます。

前提として、すべての質問を完璧に準備することは不可能です。「完璧に答えなければ」と気負う必要はありません。

もし質問の意図がわからなければ素直に確認したり、少し考える時間をいただいたりする柔軟な対応力の方が、むしろ重要だということを忘れないでください。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

プロフィールを見る

質問集は自分の答えを考えるための材料

質問集は、書かれている模範解答を暗記するためのものではありません。

それは「こういう質問が来たら、自分ならどう答えるか」という思考を巡らせるための問いのリストとして活用するのが正しい使い方です。

質問集に載っているのは他人の答えであり、それをそのまま話しても自分の魅力は伝わりません。

学校のテスト勉強のように正解を覚えようとするのではなく、あくまで考えるきっかけとして使いましょう。

暗記はNG! 自分の言葉で話す練習をしよう

質問を見て、自分の経験や考えに基づいたオリジナルの答えを考え、書き出してみましょう。

そして、その書き出した言葉を、自分の言葉としてスムーズに話せるように声に出して練習することが効果的です。

書き言葉は硬くなりがちなので、何度も口に出して自分の話し言葉になじませる作業が大切です。

暗記ではなく、言い慣れることを目指してください。

面接で出題される可能性がある質問は以下の記事で紹介しています。また回答例や回答する際のポイントなども解説しているので、面接対策の際にぜひ役立ててください。

関連記事

面接の質問150選! 回答例から答え方まで質問対策を完全網羅

面接の質問に回答するためには、事前準備が重要です。面接でよく聞かれる質問と回答例に加えて、質問に答えられない時の対処法についてもキャリアコンサルタントが解説します。伝え方を意識して、面接の質問対策をしましょう。

記事を読む

面接の質問150選! 回答例から答え方まで質問対策を完全網羅

39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア