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一次面接の逆質問、いくつくらいが適切な数ですか?

就職活動の一次面接で、最後に「何か質問はありますか」と聞かれる逆質問について悩んでいます。

逆質問の数が少なすぎると意欲がないと思われそうですし、多すぎても面接官の時間を奪ってしまうのではないかと不安です。一次面接では、具体的にいくつくらい質問するのが適切なのでしょうか?

逆質問の適切な数と、質問内容の選び方、そして逆質問を通して面接官に良い印象を与えるためのポイントについて、アドバイスをいただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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一次面接の逆質問は 2~3 問! 量より質でアピールしよう

逆質問は、時間にもよりますが、目安として2〜3問準備しておくのが良いです。

1問目の回答から話が深掘りされる可能性も考慮し、どの質問を優先するか、あらかじめ順番を考えておくと当日の進行に臨機応変に対応できます。

注意点として、質問を5問以上も列挙するようにたずねると、「企業について十分に調べていないのでは?」という情報収集不足の印象を与えかねないため、避けるのが無難です。

質問の内容としては、1問は入社後の活躍に直結するもの、もう1問は組織文化や働きがいを問うものなど、異なる角度からの質問を組み合わせると、多角的な興味関心を示すことができ、バランスが取れるのでお勧めです。

時間切れも想定内! スマートな対応で最後までアピール

そもそも企業が逆質問の時間を設けるおもな目的は、学生が自社に対してどれだけ強い興味を持っているかを確認するためです。

したがって、Webサイトを調べただけではわからないことや、入社後の働く姿を具体的にイメージしていることが伝わるような質問が理想的です。

もし時間が足りなくなった場合は、以下の方法で対処できます。

事前策:最初にアジェンダを提示する

逆質問を始める際に、「本日は〇〇と△△について、計 2 点質問したいのですが、良いでしょうか?」と、質問の概要と数を最初に伝えます。

これにより、面接官が時間配分を意識しやすくなります。

事後策:後日メールで質問する許可を得る

時間切れになってしまった場合、面接の最後に「お時間の都合で伺えなかった質問がありますので、もしよろしければ、後ほどメールにてお伺いしても良いでしょうか」と、その場で許可を得ておくとスムーズです。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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逆質問は数ではない! アピールの場ととらえよう

企業側は、逆質問の数だけで応募者の意欲を判断することはありません。

数がゼロでも、それまでの面接での対話で疑問点が解消されていれば、「お聞きしたいことはすべて伺えましたので大丈夫です」と答えても問題ありません。

もし何か質問をしたいのであれば、一つできれば十分です。

数にこだわるあまり、的外れな質問や調べればわかるような質問をしてしまう方が、かえって印象を損なう可能性もあります。

質問がなければ感想を! 熱意を伝えるチャンスでもある

「何か質問はありますか」という問いは、「最後に何かアピールしたいことはありますか」という意味合いに近いです。

もし質問がなければ、感想を述べるという方法もあります。

たとえば、「本日の面接を通して、改めて御社で働きたいという気持ちが強くなりました」と伝えるだけでも、良いアピールになります。

質問という形式に固執せず、最後の自己アピールの機会として柔軟に活用することを考えてみてください。

「逆質問の際にどんなことを聞けば良いかわからない」と悩みを抱える人もいると思います。以下の記事では逆質問として効果的な質問を50個の質問例と併せて解説します。

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