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自己分析で年表を作るのは効果的なのでしょうか?

現在就職活動中で、自己分析に取り組んでいます。いろいろな自己分析の方法を調べていたところ、年表を作成するという方法を見つけました。

正直、これまでの人生を振り返って年表にまとめることで、本当に自己分析が深まるのか疑問に感じています。ただ過去を羅列するだけになってしまうと思います。

自己分析において年表を作成することには、どのようなメリットがあるのか教えていただきたいです。また、効果的に年表を活用するための具体的な方法や、年表を作成するうえでのポイントがあればアドバイスをお願いします。

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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年表作りで人生の浮き沈みを見てみよう

自己分析の手法としては、ライフラインチャートと呼ばれる、自分の人生を振り返る年表を作成することが非常に効果的だと言えます。

これは、横軸に時間(年齢)、縦軸に感情の浮き沈み(充実度)をとり、これまでの人生を一本の曲線で可視化するものです。

この手法の最大の利点は、自分がどのようなときに喜びを感じ、どのようなときに落ち込むのか、その傾向が一目でわかることです。

たとえば、グラフが大きく上がっている時期には、何かに挑戦して成功した経験や、良い仲間に恵まれた経験があることがわかります。

逆に、グラフが下がっている時期には挫折や別れなど、つらい経験があったことが見えてくるのです。

グラフの上下に自分の信念や行動の原動力が隠れている

その上がり下がりのきっかけとなった出来事と、そのときの感情を具体的に書き出すことで、あなたの価値観やモチベーションの源泉が明確になります。

人によっては、小学生のときの経験が、現在の自分の人格形成に大きな影響を与えていることもあります。

まずは、人生で最も充実していたときと、最もつらかったときの出来事を起点に、現在までの曲線を書いてみることをおすすめします。

これは、自己分析の第一歩として、誰でも取り組みやすい非常に有効な方法です。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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年表作りで面接回答の原体験を見つけよう!

年表は、自己分析を進めるうえで非常に有効な手段と言えます。過去の出来事を振り返ると、自己PRや志望動機につながる原体験を発見できる可能性があるのです。

また、出来事を時系列で整理することで、自分の成長や変化の過程を視覚的に理解しやすくなります。

特に、衝撃的な体験や、今の自分につながっている経験を確認するためには、年表作成が最も適していると言えます。こうした経験の連続が、自分の価値観や行動の根底にある動機を明らかにしてくれます。

出来事+感情で自分を深く客観視できる!

年表を作る際は、単なる出来事の羅列に留めないようにしましょう。

そのモチベーションや身に付けた能力・スキル、影響を受けた人やものなどを合わせて書き込んでいくのがおすすめです。

これにより、自分がどのようなときにやりがいを感じるのかなどを客観的に判断することができ、今後の方向性を決めるうえで役立ちます。

また、感情や思考も一緒に書き込むことで、出来事の意味や背景を深く理解できるため、より具体的な自己分析が可能になると覚えておきましょう。

自己分析はさまざまな方法で取り組むことができます。以下の記事では自己分析の方法を具体的に解説しているので、自分が合いそうなものを選んで取り組んでみましょう。

マインドマップ
マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説

自己分析シート
簡単15分! 自己分析シートのフォーマット6選

モチベーショングラフ
テンプレ付き|モチベーショングラフを駆使して自己分析を深めるコツ

自分史
自分史のテンプレ3選! 例文付きで当てはめるだけで自己理解が深まる

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

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