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ガクチカがない場合、どうすれば作れますか?

私は最近就職活動を始めた大学生です。ただ、就活では学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を聞かれますが、今の私にはこれといった特別な経験がなく、どうしたら作れるのかもわかりません。

周りの友人は、留学経験や大規模なボランティア活動、起業経験など華々しいガクチカを持っていて焦りを感じています。

自分にはそういった目立つ経験がなく、アルバイトやサークル活動もごく一般的なことしかしていません。

ガクチカがない場合、どのようにエピソードを作成し、アピールすれば良いのでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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派手さより本気度! 身近な経験をガクチカにしよう

まず、企業側はガクチカの派手さや優劣を見ているわけではないということを理解してください。大切なのは、まず目の前のことに本気で取り組む姿勢です。

たとえば、大学の授業に一度も休まず出席し、すべての単位をきちんと取得するといった基本的なことでもかまいません。

それでも何か見つけたいのであれば、「苦手なことにチャレンジする」「得意なことをさらに深めてみる」といった視点を持ってみましょう。「簿記3級を持っているため、次は2級に挑戦してみる」などの考え方です。

結果よりプロセス! 考えと行動を数字を交えて具体的に語ろう

エピソードとして話す際は、「なぜそれに取り組もうと考え、どのように行動し、その結果どうなったのか」という流れを意識して、具体的に説明することが重要です。このプロセスを語ることで、あなたの思考性や行動特性が伝わります。

地道なことだとしても、「毎日20分間走り続けた」などの継続した事実は、具体的な数字を交えて話すことで十分にアピールできるのです。

毎日続けることの難しさと、それをどう乗り越えたのかを伝えられれば、立派なガクチカになります。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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ガクチカは高校時代でもOK! 学びを話せるなら趣味でも問題ない

ガクチカのネタ探しに苦労している人は多いです。学生からは、あなたと同じように特別な経験がないからガクチカが作れないと相談を受けることも多々あります。

そもそもガクチカは学生時代に力を入れたことです。直近の大学時代にこだわらず、範囲を広げて高校時代や中学時代でもかまいません。

それでも思いつかないという人は、趣味の領域でも大丈夫です。ガクチカは内容が重要で、努力して頑張っていたことや集中して取り組んだことであれば問題はないでしょう。

ただし「頑張った」「努力した」だけでは不十分で、結果が重要です。自分にどれだけの影響があったのか、どう活かされているかを伝えるような内容にしましょう。

差別化にはオリジナルのエピソードがカギ! 自分だけの経験で話そう

ガクチカの内容については、ほとんどの人がバイトネタ、サークルネタ、ボランティアネタです。内容もよく似ています。ある種、パターン化されている様にも感じます。

このように、同じ内容も多いため、逆に変わったエピソードのガクチカはとても印象に残るのです。

自分しか経験していないようなエピソードなどがあるならガクチカにしても良いと思います。印象に残るエピソードでアピールしてみてください。

「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。

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時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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