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二次面接が役員面接のようです……。どう対策すれば良いでしょうか?
現在、就職活動中の大学生です。次回の二次面接が役員面接と知り、非常に緊張しています。
一次面接とは異なり、役員の方はどのような点に注目して質問してくるのでしょうか? 役員面接ならではの質問傾向や、対策として具体的に準備すべきことがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
長期的な視点での志望動機が問われる! ビジョンを整理しておこう
まず、安心してください。役員面接といっても、基本的なマナーやこれまでの受け答えができていれば大丈夫です。
ただ、一次面接とは少し視点が違うこともあるので、そこだけちょっと意識してみましょう。
たとえば、役員の人は「この人、本当にうちの会社に合いそうかな?」「長く活躍してくれそうかな?」という最終チェックをしているような感覚です。
だからこそ、「なぜこの会社なのか?」「どんな仕事をしたいのか?」という部分を、熱意をもって少し長期的な目線で伝えられるようにしておくと良いですね。
「5年後こうなっていたい」とか、「私はこんなふうに貢献できると思っています」みたいなビジョンを語れたら、説得力がグッと増しますよ。
これまでの選考より少し深掘り! 自分の言葉で語れる準備を
あとは、企業ホームページ(HP)やニュースを見返して、「自分がこの会社のどこに共感しているか」を再確認しておくと安心です。
このように、特別な対策は必要ありません。
これまでの自分を、ちょっとだけ深掘りして挑んでくださいね! 応援しています!
役員面接は会社の中長期戦略と自分をつなげて話すことが大切!
役員面接の対策では、一次面接などとは異なる視点が求められます。これまでの面接で評価された志望動機や自己PRを、会社の「中長期的な戦略」と結びつけて語れるように準備しておくことが最優先です。
新卒採用の役員面接でおもに見られるのは、経験そのものよりも、その経験から推測できる「ポテンシャル」や、会社の「カルチャー・ミッション」との親和性でしょう。
役員は会社の未来を見据えて採用活動をおこなっているため、候補者が将来どのように成長し、会社に貢献していきたいかというビジョンを伝えることが、高く評価されます。
逆質問も有効活用! 相手の人柄に触れる質問で印象を残そう
そのポテンシャルを効果的に示すために、自身の強みや専門性を、会社のミッションやバリューと絡めて60秒程度で語れるように整理しておきましょう。
また、過去の成果を語る際は、具体的な「数字(KPI)」を用いて、その成果を別の環境でも再現できる「プロセス」とセットで提示すると、説得力が格段に増します。
最後に、面接の締めくくりとなる逆質問では、「〇〇様(役員)がこの会社への入社を決められた理由は何ですか?」といった、相手の人柄や価値観に触れる質問をすると、単なる情報収集に留まらず、信頼関係の構築にもつながり、良い印象を残すことができるでしょう。
役員面接で出題される可能性が高い質問や対策方法などは以下の記事で解説しています。役員面接を控えている人は、事前にチェックしておきましょう。
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役員面接まで進めばほぼ内定と思う学生もいるかもしれませんが、そんなことはありません。役員面接でも落ちることは十分にあるため対策は不可欠です。この記事ではキャリアコンサルタントとともに、役員面接でよく聞かれる質問と回答例、対策法を解説します。
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