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OB訪問したほうが良い業界はありますか?
OB訪問を検討していますが、数ある業界のなかで、特にOB訪問をしておくと良い業界があれば知りたいです。
たとえば、OB訪問を通じて得られる情報の価値が高い業界や、OB訪問をしたほうが選考に有利になる可能性が高い業界はOB訪問が重要だと感じています。
具体的には、どのような業界があるでしょうか? また、なぜその業界でOB訪問が重要になるのか、キャリアコンサルタントの方の視点からアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
OB訪問が特に効果的な業界は金融・広告・商社の3つ!
結論からいうと、どの業界でも有効ではあるのですが、特に力を入れておきたいのは金融、広告・マスコミ、商社です。
たとえば、銀行・証券・保険などの金融業界は、信頼関係や人間性が重視されるため、「業界理解や社風をどれだけ知っているか」を見られることがあります。
リクルーター制度がある会社も多く、OB訪問が本気度のアピールにもなるでしょう。
広告やマスコミ業界は、コミュニケーション力や行動力が評価される世界です。なかには「何人OB訪問した?」と聞かれる会社もあるといわれています。
そして商社は、人とのつながりや熱意を特に重視する業界です。行動力が一つの評価基準になるので、訪問しておいて損はありません。
業界ごとの価値観を知るにはリアルな声に触れるのが近道
とはいえ、どんな業界でも先輩からリアルな話を聞けるのは貴重な経験です。社風との相性を見極めたり、入社後のイメージをつかむうえでも効果的だと思います。
チャンスがあればどんどん訪問してみましょう。応援しています!
商社・メーカー・金融など働き方が多様な業界こそOB訪問が有効!
OB訪問は、ネットだけでは得られない「現場のリアルな情報」に触れられる貴重な機会ですが、特にその価値が高い業界が存在します。
総合商社・広告・コンサルティング業界は、部署や担当案件によって仕事内容が大きく異なるため、OB訪問では「配属される部署や案件によって、得られるスキルや働き方はどう変わるのか」といった、内部の具体的な違いを質問すると良いでしょう。
OB訪問は情報収集だけが目的ではない! アピールの機会ととらえよう
自動車や重工業などのメーカーでは、職種や拠点によるカルチャー差が大きい傾向にあります。
特に、入社後数年間は地方拠点への異動をともなうジョブローテーションが多いため、「具体的なジョブローテーションの制度はどのようになっているか」を確認することが、入社後の働き方を理解するうえで非常に重要です。
外資系や金融系の企業では、OB訪問の有無や内容が「リファラル情報」として人事に共有され、選考で有利に働く場合があります。
そのため、単なる質問の場ととらえず、自己アピールの機会として活用することが鍵となるでしょう。
たとえば、「私は〇〇という価値観を大切にしており、貴社のカルチャーに合っていると感じるのですが、実際に同じような価値観を持つ社員の方は多いですか?」というように、自身の強みや価値観を質問に織り交ぜながら、企業との相性の良さをアピールすると効果的です。
OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。
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