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面接対策はエージェントに頼むべきですか?
転職活動中の20代です。書類選考は通過するものの、なかなか面接で内定がもらえず、悩んでいます。自己流で面接対策をしているのですが、うまくいかず、何か打開策はないかと考えています。
そこで、転職エージェントの利用を検討しているのですが、面接対策についてもサポートしてもらえると聞きました。
しかし、本当にエージェントに頼むべきなのか、どのようなサポートが受けられるのか、費用はかかるのかなど、具体的なメリットが分からず迷っています。
転職活動において、面接対策をエージェントに頼むのは有効な手段なのでしょうか? エージェントに頼むことで、どのような具体的なサポートが受けられるのか、また、利用するうえでの注意点があれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
客観的なフィードバックをもらい自信を持って本番に臨もう!
エージェントはその人の希望や強みをしっかり理解したうえで、企業ごとの面接の傾向や対策ポイントを的確に教えてくれます。そのため、アドバイスの質も高いです。
たとえば、模擬面接を通じて、話す内容だけでなく、話し方・受け答えの仕方・間の取り方といった細かな点までアドバイスしてくれます。
また、「面接官がどんな視点で見ているか」といったフィードバックももらえるため、経験を重ねることで自信もついてきます。そういった意味でも、エージェントのサポートを受ければ、安心して面接に臨める可能性が高いです。
基本的には、多くのエージェントサービスが無料で利用できます。これは企業側が成果報酬を支払うビジネスモデルになっているためです。
そのため、利用する際は、自分と相性の合うエージェントを見つけることが大切です。
企業の規模や知名度だけで選ぶのではなく、担当者との相性を重視するとよいでしょう。たとえ小さな会社でも、自分に合うエージェントであれば相談しやすく、安心して任せられます。
エージェントを利用する際は「相手との相性」と「自分軸」のチェックが必要
エージェントを利用する際の注意点としては、大きく2つあります。1つは「企業側のスタイル」、もう1つは「自分軸」の明確さです。
ビジネスモデル上、エージェントは就職が成立しないと報酬が得られません。そのため、なかには求職者の希望と異なる企業を強く勧めてくるケースもあります。
そうしたエージェントに振り回されないよう、「自分に寄り添ってくれるかどうか」という視点で見極めることが重要です。
そしてもう1つ、自分軸についてです。これはエージェントとのやりとりを通じて徐々に明確になっていく部分でもあります。
ただし、「どうなりたいか」「絶対に譲れないポイントは何か」といった基本的な考えは、ある程度整理しておく必要があります。
エージェントも「あなたのことを教えてください」というところから話を始めるため、自分自身の軸が少しでも見えていると、より良い提案につながります。
完璧に固まっていなくても構いません。自分の希望や考えを伝えられるよう準備しておくと良いと思います。
頼れるのはエージェントだけじゃない! 視野を広げよう
エージェントも選択肢の一つですが、頼るところはほかにもたくさんあります。身近な友人や家族に練習相手を頼むのも良いです。
面接中の自分を録画して客観的に振り返るのも有効だと言えます。自分では気づかなかった癖や表情の変化がわかるため、改善点が見つけやすくなります。
ハローワークで面接対策のセミナーに参加したり、相談窓口を利用したりするのも選択肢の一つです。公的な機関のサービスであるため、安心して利用できます。
エージェントの役割を知り賢く活用することがコツ
エージェントは面接対策というよりは、企業探しを手伝ってくれる要素が強いです。もしそこも含めて悩んでいるのであれば、活用するのも良いと考えます。
ただ、エージェントによっては、自分の実績のために希望と合わない求人を紹介されるケースもあるため、その点は留意しておくと良いでしょう。
紹介された求人をうのみにせず、ご自身の軸と照らし合わせて判断することが重要です。
以下の記事では新卒が就活をする際にエージェントを活用すべきかどうかについて解説しています。利用するメリットや活用方法などを解説しているので、エージェントの活用を検討している人はチェックしておきましょう。
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