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転職先が決まってから退職を伝えるのは一般的なのでしょうか?

現在、転職活動を進めています。もし無事に転職先が決まってから退職を伝えるのが良いと聞きますが、本当にそれが一般的なのか、またそうすることのメリット・デメリットは何なのか知りたいです。

今の会社に迷惑をかけたくないという気持ちと、転職先の内定が取り消しになるリスクを考えると、どのタイミングで退職の意思を伝えるべきか悩んでいます。もし内定後に現在の会社に伝えるのであれば、どのような点に注意して話を進めれば良いでしょうか?

転職先が決まってから退職を伝える際の具体的な流れや、会社への影響を最小限に抑えるための方法、また、円満退職のために心がけるべきことなど、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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一般論より自分の軸! 退職の進め方を考えよう

「一般論通りにすることが、どんな状況でも正解」というわけではないと思います。

大切なのは、一般論のメリットやデメリットを知ることではなく、「自分にとっての優先順位は何か」「どのような形で退職したいのか」を明確にすることです。

「在籍中に転職活動を進めて、退職後すぐに次の会社へ入社したい」のか、あるいは「後任人事や引き継ぎも考慮して、早めに退職の意思を伝えたい」のかを考えてみてください。

自分がどう行動したいのかを、あらかじめはっきりさせておくと良いでしょう。

円満退職は準備が9割! 計画的に進めることがコツ

実際に退職の計画を立てる際は、まず就業規則で退職の申し出時期を確認することが必要です。

有給休暇の残日数から最終出勤日を把握し、引き継ぎにかかる時間を見積もる準備をしましょう。特に次の入社日が決まっている場合は、準備をきちんとおこなってから報告することが、円満な退職につながります。

最終的に会社側と折り合いがつかなくなったときは、「自分が何を一番大切にしたいのか」という原点に立ち返り、結論を出すようにしましょう。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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内定後が基本! メリットとデメリットも知っておこう

転職先が決まってから退職を伝えるのが最も安全で、一般的な方法です。

内定が出るまで勤務を続けられるため、収入面のリスクを減らせるのが大きなメリットです。収入が安定していることで、安心して納得いくまで転職活動を進められる点も魅力と言えます。

一方でデメリットとしては、退職の意思を事前に伝えられないため、引き継ぎ期間が短くなってしまうことが考えられます。「なぜ早く言ってくれなかったのか」といったことで人間関係に影響が出る可能性も否定できません。

正式なフローに沿って上司や同僚に退職の意を伝えることが必要

退職のタイミングについては、内定が出てからが基本です。最近はオファー面談や条件通知があるため、それに納得して承諾書を会社に送ったタイミングで、上司に退職の意思を伝えると良いでしょう。

企業によっては1ヶ月前・2週間前など、就業規則で退職の申し出時期が定められている場合があります。その規定に従い、しっかりと挨拶をするのが望ましいです。

転職に至った理由にネガティブな背景があったとしても、それを社内で話し回らないことが円満退職の秘訣です。また、残る同僚に迷惑がかからないように、引き継ぎ資料をしっかりと準備しておくことも重要だと覚えておきましょう。

以下の記事では転職先が決まってから退職するための手順を解説しています。円満かつ低リスクで退職するためにもチェックしておきましょう。

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